杖田 美穂 | Miho Tsueda
SOIL Nagatoyumoto フロントスタッフ
生まれも育ちも山口県。長門市内の病院で10年強理学療法士として勤務。以前よりStapleの宿泊施設に興味があり、心機一転新しい分野で働きたいが迷っていた所に長門湯本にSOILが出来る事を知り、運命を感じる。共通の友人を介しGMの黒木と知り合ったのをきっかけに入社。10年以上住みもはや第二の故郷の長門市、そんな長門の良さをみなさんに知ってもらうため日々奮闘中!
24の客室・サウナ・レストラン・アクティビティセンターを備えた、温泉街とつながるホテルphoto by Hayate Tanaka
最上階の絶景のサウナ。オープン作業でこの窓を開ける作業は1日の中でも好きな作業。音信側の絶景だけではなく、犬の散歩やランニングをしてる人等々、まちの人の生活も垣間見ることができる特別な場所です。photo by Hayate Tanaka
こんな1日を過ごしています
現在は、フロントスタッフとして、フロント業務全般を担当しています。チェックイン・チェックアウトはもちろん、ゲストとの会話や滞在中の相談対応など、日々の業務は幅広いです。
SOIL Nagatoyumotoは全24室。県内から利用される方も多く、年齢層もさまざまです。お孫さんと一緒に訪れるご年配の方や、昔ながらのホテルを思い描いて来られる方もいれば、SNSをきっかけにSOILを知り、雰囲気や過ごし方に惹かれて来てくれる若い方もいらっしゃいます。そうしたそれぞれの期待に向き合いながら、SOILらしい時間のつくり方を探っていくことも、日々の大切な仕事のひとつです。
フロント前にあるアクティビティスペースの一角。エリアマップの前で立ち止まるゲストも多く、旅程の相談等ゲストとの会話が生まれます。photo by Ayato Ozawa
誰も取り残さない場所をつくる
私が働く上で大切にしているのは、ここが「誰も取り残されない場になったらいいなということ」。 地元の方も、宿泊ゲストも、ふらっといらっしゃった外来ゲストも、来てくださった理由に関係なく、足を踏み入れたこの場を居心地を良く感じてくださっていたらいいなと思っています。
長門湯本は、もともと地元の人たちの暮らしの中にあった場所です。まちの整備が進む中で、以前とは少し雰囲気が変わったと感じる方もいるかもしれません。だからこそ、SOIL Nagatoyumotoは、誰にとっても気負わずに立ち寄れる場所でありたいと思っています。
近隣の宿泊施設のヘビーユーザーの方。当館の自転車レンタルきっかけでSOILにも立ち寄ってくださり、カフェの利用も。photo by Hayate Tanaka
薪窯で焼き上げるピザを中心としたイタリアンレストラン「TARU」。地域の生産者と連携し、少量多品目の野菜や、日本海の豊かな漁場で水揚げされた魚介など、四季折々の旬の食材を味わうことができます。
ホテルというと、「旅先で寝るためだけの場所」という印象を持つ方も多いかもしれません。でもSOILでは、寝泊まりするだけではない時間が、自然と生まれているように感じます。客室にテレビを置いていないのも、部屋の中だけで完結せず、少し外に目を向けてもらえるような余白をつくるためです。
一歩外へ出てみると、すぐ近くには恩湯という温泉があり、ビール屋さんがあり、少し足を伸ばせば、山や川、海もあります。まちの中には、いくつもの居場所が点在しており、SOIL Nagatoyumotoは、そんな長門湯本の環境の中に、そっと開かれた場所でもあります。
その中で、ゲストとの何気ない会話が自然と生まれ、一瞬の出会いが、また次の縁につながっていく。そうした関係性が少しずつ重なっていくところに、SOIL Nagatoyumotoらしさがあるのかなと感じています。
photo by Hayate Tanaka
秋吉台 photo by Hayate Tanaka
描きたい未来について
新しい業界に足を踏み入れて、まだ1年目。慣れないことも多く、不安を感じる日もあります。それでも、SOIL Nagatoyumotoには、それぞれの強みを持った仲間たちが近くにいて、その背中を見ながら、少しずつ前に進んでいます。
もともと、場や人が集まるきっかけをつくることに関心があり、最近はイベントづくりにも興味を持つようになりました。ワークショップに参加したり、実際に会場へ足を運んだりしながら、少しずつ行動しています。
SOIL Nagatoyumotoのスタッフには、行動派が多く、その行動力にいつも刺激を受けています。私自身は元々心配性。なかなか行動できないタイプなのですが周りの動きを見ているうちに、「やりながら考える」という選択肢も徐々に受け取れるようになってきました。
イベントに関わる中で新しい現場に立ったり、物販を通してつながってきた人と違う場で再会したり。そうした経験を重ねる中で、「自分は何をやりたいのか」「どんな関わり方が心地いいのか」が、少しずつ言葉になってきました。
来年は、SOILでイベントをひとつ実現したいと思っています。そのイベントをきっかけに、この場所を知ってもらい、足を運び、泊まりに来てくれる人が少しずつ増えていく。そんな巡感を、自分なりのペースでつくっていきたいです。
こんな人、仲間になりましょう
SOIL Nagatoyumotoに入って感じたのは、「やってみたい」という気持ちを、ちゃんと受け取ってくれる人、環境があるということです。最初から何かができなくてもいいし、うまく言葉にできなくてもいい。「まずはやってみよう」と、自然に背中を押してくれる空気感がここにはあります。
自分の中の小さな「気になる」を大事にしたい人。
正解が分からなくても、感度が向くほうへ一歩踏み出してみたい人。
人や場に触れながら、少しずつ揉まれて、自分と向き合っていきたい人。
SOIL Nagatoyumotoには、そうした挑戦を肯定してくれる人たちがいます。まずやってみる。失敗も含めて面白がってみる。
そんな姿勢に刺激を受けながら、一緒に働けたら嬉しいです。
開業準備の風景。毎日がお祭りのような日々でした。photo by Akira Sakuma
SOIL Nagatoyumoto 開業日に撮影した写真 photo by Akira Sakuma