株式会社SARUCREWは、2019年の創業からわずか3年で、売上100億円を達成しました。
8期目に入った今では社員も150名程になり、売上は過去最高を更新し続けています。
新たな目標に向けて挑戦し続けるSARUCREWは、今後どんな目標を掲げどこを目指していくのか。 代表取締役CEOである石井 尚貴さんにインタビューをしてみました。
SARUCREWの原点
― 石井さんのキャリアについて教えてください。
当時、新卒で入社した広告代理店ではEコマースで広告を展開できておらず、私はそこに商機を感じていました。
入社3年目でEコマース事業を成長させ年間MVPを受賞した際、前職の社長に「自分で会社をやってみたほうがいい」と背中を押されました。「社長をやってみたい」という漠然とした思いもあり、独立を決めました。
創業時は5人でのスタートでしたが、多くの心強いメンバーとの出会いもあり、掲げていた「3年で売上100億」を達成することができました。
石井さんの仕事とは
― 普段は具体的にどのような仕事をしているか教えてください。
経営者として会社の財務や売上を確認した上で、各事業部からの報告に適宜フィードバックをし、経営・戦略会議を行います。ご紹介いただいたお客さまや大企業のお客さまとの打ち合わせなどは、自ら営業に足を運ぶことも多く、1年から3年先を見据えて売上や事業を拡大できるように動いています。
なにより仕事をする上で大事にしていることは、最後の判断は自分でするということです。
ある巨大企業の経営者がペン1本の発注も最後は自分がハンコを押すという話をされていたのを聞いて、とても感銘を受けました。経営者とは、企業の意思決定において全ての責任を負う立場であるという事を、再認識しました。全ての事を他責にしない為にも、全ての最終意思決定は自分で下すと決めています。
会社を経営するというのは、社員だけじゃなくその家族の人生まで背負うということです。たくさんの人に支えてもらっているからこそ、それを守って、大きくしていくのが自分の役目だと思っています。
もちろん幹部の意見は尊重しますが、最後の判断は自分で下します。
たった一つのミスで、会社が傾くこともある。その重さを背負っているからこそ、ここは絶対に間違えられない、という覚悟でやっています。
だから、大胆に見える意思決定も、ぜんぶ「守るため」の計算なんです。
感情で決めることは、まずありません。かなりロジカルな人間だと自負しています(笑)
SARUCREWの目指す未来とは
― ありがとうございます。
それでは、そろそろ本題に入らせていただきます。
8期目を迎えたSARUCREWですが、これからのビジョンを教えてください。
私たちが「強い」と胸を張れる成果報酬型の領域で、トップを、天下を取ることです。
成果報酬型広告(アドアフィリエイト)はもっとクライアントに価値を提供できるものだと自負しています。単なる「ブログに貼り付けておくやつ」ではなく、そのポテンシャルと価値を体感していただくために日々模索を続けてまいりました。
実際に大手・上場企業さまとのお取組みの中で、目標件数へのコミット、目標CPAの範囲内での件数最大化、過去最高売上の達成などに貢献できるようになって、感謝の声をいただくことも増えてきました。
得意な領域で、クライアントの業績を最大化できている。この実績には、素直に誇りを持っています。いまは自信を持って「これが最適解です」と言える、うちならではの広告手法を作れたと思っています。
― 今は広告事業に専念するという事でしょうか?
私は創業期からずっと「売上500億」を目標に掲げてきました。
ただ、そこまでの道筋が全部見えているかというと正直まだ見えていません。一方で、その手前の三カ年計画は、はっきり見えるようになりました。
成果報酬型広告に集中し、天下を取ることが今一番やるべきことだと確信を持っています。
だからこそ、今は新しい領域にあれこれ手を広げる時期ではなく、得意な領域を深く掘る時期だと考えています。
例えるなら、領土を広げるより、いま立っている土地で石油が出るまで深く深く掘っていく…そんなイメージですね。
私たちが得意とするECの領域やリード(来店)の領域など、各ジャンルごとに頂点を取る。それができて初めて、トップを名乗れると思っています。
そのためには、人も、子会社も、もっと増やしていかないといけない。3年後には、任せられる事業が3つ、4つは増えているはずです。
― そのためにも採用を強化していると聞きました。
私たちは、飛び抜けたサービスやプロダクトで勝ってきた会社ではありません。
広告という商材そのものでは優位性を出すことは難しい。それでも勝ててきたのは、結局、人の良さなんです。
会社の「器」は経営陣が決めるものですが、その器に何が入るかを決めるのは現場の一人ひとりだと思っています。
人柄や人格がそのまま会社の色になり、成長に繋がる。
ここまで会社を大きく、強くしてくれた社員には、本当に感謝しています。
組織をより強固にするためにも、優秀な人材をもっと採用したい。
他社で経験を積んだリーダー層をどんどん迎えたいと思っています。
実際に入社したメンバーの中には、前職でリーダー職を任されながら、日々同じ事の繰り返しだったのでもっと成長したいと飛び込んできた人、もっと進行感のある組織で活躍したいと思った人、人想いの文化に惹かれて入社してきた人…など、様々な想いや熱意を抱いて入社してくれた人たちがいます。
広告運用でも営業職でも、経験を積んで実力をつけたリーダー格の人たちが世の中にはたくさんいる。
そういう人たちに事業部を任せたり、子会社の社長を担ってもらったりする前提で、ステップアップ・スキルアップのためのチャレンジをしてほしいなと思います。そういう採用を「スター採用」と呼んでいます。
実際、いまある事業のいくつかは、入って1〜2年で事業部長や子会社の社長に抜擢された人たちが率いています。
普通、入社していきなり子会社の社長なんて、まずない話だと思うんですよね。
もちろん、チャレンジにはリスクが伴う。でも、リスクを取らなければ、成功もない。
ここでは、年次や社歴に関係なく、自分から動き続ける人が、正当に評価されて、抜擢されていきます。
多くの人を見てきたからこそ、人を見る目にはそれなりに自信があります。
20代なら、所作や言葉の端々ににじむ余裕のなさ。あの余裕のなさが必死に成長している証拠なので、私には輝いて見えます。30代になると、顔つきに出ますね。その人の目に、今までに積んできた苦労や信念が反映されているんです。逃げてこなかった人は、そういう顔になる。
最終的に自分が判断した上で、この人になら任せてみたいと思った時には迷わずチャレンジしてもらおうと決めていますね。
石井さんが目指す組織の姿とは
― 石井さんが思い描く理想の組織の姿を教えてください。
SARUCREWの「CREW」は、仲間という意味です。
仲間を大切にする気持ちは、創業のときから変わっていません。
様々な変革を行ってきましたが、幹部を含めて、社員同士はびっくりするくらい仲がいいし、深く信頼し合っている。なんとなく会社に来て、なんとなくデータを打ち込んで、なんとなく給料をもらう。そういう「仕事をこなすだけ」の場所には、したくないんです。
仮に1,000名を超えても、組織のためにちゃんと議論し合って、休日にはたまに一緒に遊んだり、飲みに行ったり。そういう会社で、ずっとありたい。
「家族」だなんて簡単には言いたくないんですけど、この血の濃さだけは、大事にしていきたいですね。
― 最後に、未来のSARUCREWで活躍していく人たちへ一言。
このマーケットで活躍する人たちを尊敬しています。同時にもっと正当な評価をされるべきだとも思っています。
給与、環境、やりがい、楽しさ、苦しさ、全てが揃っている組織だと自信を持って言えます。
今いる場所で結果は出せているけれども、どこかで天井を感じていたり、もっと大きな舞台で、もっと裁量を持ってチャレンジしてみたいと思っていたり…
もしその気持ちが少しでもあるなら、SARUCREWはその舞台になれると思います。
私は創業のときから、「自分の人生を大きく変えたい」という意思を持った人を仲間として迎えてきました。リスクを取らなければ、成功もない。
そういう人と一緒に、これからのSARUCREWを築いていきたいです。