先日の8期総会で、入社1年目にして表彰を受けた藤田さん。
未経験で広告業界に飛び込み、いきなり大きなプロジェクトを任された1年だったといいます。
そんな藤田さんに、この1年でどんなことがあったのか、何が原動力だったのかをたっぷり聞いてみました。
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▮ 受賞の一報を聞いた瞬間、何を考えていたか
──まず、受賞の一報を聞いた瞬間は何を考えていましたか?
「全く予想していなかったので、驚きました。賞がほしいと思って働いていたわけではなかったので。ただ、日々の業務を評価していただけたことは率直に嬉しかったです」
──まさかの一報だったんですね。"賞がほしくて働いていたわけじゃない"というスタンス、すごく藤田さんらしいなと感じます。自分が選ばれた理由は、自分なりにどう分析していますか?
「業務量だと思います。経験者や上司と同じ量で仕事をしていても、経験差は埋まらない。だから業務量を増やしてカバーしました。
量を増やせばPDCAを回す回数も増える。回数が増えれば成長スピードも上がる、という感覚です」
──なるほど、量で経験差を埋めにいったと。たしかに同じ量だと差は縮まらないですもんね。
聞くところによると、入社してすぐの頃は、誰よりも早く出社して、誰よりも遅くまで残っているような時期があったとか?
「『やる気』を見せたかった、というのが大きいですね。誰かに言われたわけではなくて、自分でそうしたかっただけです。
朝は誰よりも早く出社して、夜は誰よりも遅くまで残って、とにかく目の前の業務量を増やしていました。賢いやり方じゃないかもしれませんが、最初の1年はこれでよかったと思っています」
──最初の1年で自分から振り切ったやり方を選んだことが、その後の自走につながっていそうですね。
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▮ 任された案件は、想像よりずっと大きかった
──この1年で、転機になった案件はありますか?
「入社してすぐに任せていただいた、士業領域の案件です。事業部のメインプロジェクトのひとつで、未経験の自分にこれだけ大きなプロジェクトが回ってきたことが、最初の驚きでした」
──いきなりそのサイズはたしかに驚きですね。実際にやってみて、何が一番きつかったですか?
「仮説検証の量です。プロジェクトが大きい分、検証する数が多くて。最初は脳みそが追いつかなかったです。
まわりの先輩のやり方を見たり、相談したりしていくうちに、だんだん慣れていきました。今振り返ると、当時仮説検証をたくさんしたことで大きく成長できたと思います」
──"脳みそが追いつかなかった"は1年目あるあるですよね(笑)。それを先輩のやり方を見ながら自分のものにしていったというのは、伸び方としても理想的に思えます。
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▮ しんどさは、大きな目標から逆算して越える
──しんどい瞬間は、どう越えてきましたか?
「『なんでこの業界に入ったのか』『なんでこの会社に入ったのか』、自分の中の大きな目標がブレなかったから乗り越えられたと思います」
──"原点に立ち戻る"みたいな感覚ですね。それぞれ聞かせてください。まず、業界を選んだ理由は?
「元々SNSに興味があって、人の心を動かして何かを売りたいと思ったときに、広告という選択肢が出てきました」
──"人の心を動かして売る"が出発点なんですね。それは会社を選ぶときのワクワクにもつながりそうです。会社を選んだ理由は?
「社員の方々と話して、一番ワクワクしたからです。自分も大きな会社を作る一員になりたいと思いました。
入社前は『個々がもくもく仕事するのかな』と想像していたんですが、実際は横のつながりで助け合う環境で、それがすごく良いなと感じています」
──"もくもく仕事"の想像と、入ってからのギャップはよく聞きます。横のつながりの話は、あとでもう少し深掘りさせてください。先にキャリアの目標も伺っていいですか?
「一広告運用者→TM→GM、最終的には広告領域に囚われず、一サービスを作れる人材になりたいです」
──TMはチームマネージャー、GMはグループマネージャーの略ですよね。現場の運用者として立った後、チームを束ね、グループを率いて、最後はそもそもの領域を越えていく。
"広告に囚われない"までイメージできているのは強いですね。そこから逆算するから、目の前のしんどさも意味づけできるんだなと納得しました。
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▮ 横で支えてくれる人がいた
──先ほどの"横のつながりで助け合う"、もう少し具体的に教えてください。
「近くに座っていた先輩が、効率的な業務の進め方を教えてくれました。ROAS150%くらいで回っていたCRにアドバイスをいただいたら、200%まで伸びたこともあります。直接自分の利益にならないアドバイスをもらうことも多くて、チームとして動いている感じが、自分にとっては大きかったです」
──ROAS150→200は、同じ広告費で返ってくる売上がざっくり3割以上伸びたイメージで、運用者にとってはかなり大きな改善幅です。
それを"先輩からのアドバイス1本"で取りにいける空気は、たしかに大きいですよね。"自分の利益にならないアドバイス"が出てくるところは、社員と話してワクワクしたという入社理由ともまっすぐつながっている気がします。
一方でSARUCREWだからこそ任せてもらえた、SARUらしい仕事の振られ方だな、と思う部分はありますか?
「『未経験だからまず小さい案件から』みたいなことがなく、やる気とポテンシャルを見て、裁量のある業務を振ってくれます。
業務を振って終わりじゃなくて、思うような結果が出ないときは上司が相談に乗ってくれる。そこはSARUらしいなと思います」
──"振って終わりじゃない"、これは1年目には大きいですよね。安心して挑戦できるかどうかを決めるポイントだと思います。
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▮ 次に挑むこと
──次に挑戦したいことは?
「年内にTMまで役職を上げたいです。今、一番の課題は『台本力』。
運用力はある程度ついてきた感覚があるので、台本力が同じレベルまでつけば、完全に1人で自走できる状態になります。そこを目先の目標にしています」
──"台本"はSARUCREWで言うと、広告クリエイティブの軸になる構成・訴求の設計図のようなものですね。数字を整える"運用力"と、そもそもどう売るかを描く"台本力"。この2つが揃ってはじめて、1案件を最初から最後まで一人で回せる状態になります。
課題と次のステップが具体的にセットになっているのが、いかにも藤田さんらしいですね。これまでのキャリアで、一番手応えがあった瞬間ってありますか?
「正直、まだないんです。受賞させていただいた今も、自分の中ではここがゴールだとはまったく思っていなくて。仮説が当たって利益につながったとか、未経験で大きな案件を任せてもらえたとか、嬉しい瞬間はもちろんありました。
ただ、『これは本気でやりきったぞ、手応えがあったぞ』と心から思える瞬間は、まだ来ていない感覚があります。
逆に言うと、その瞬間が来るくらいまで自分を引き上げたい、というのが今のモチベーションでもあって。
だから『まだない』と言い切れる状態のまま、これからも走り続けたいなと思っています」
──"まだない"と言い切れるのは、目線が上がっている証拠だと思います。受賞して、未経験で大きなプロジェクトを任されて結果を出してもなお、自分の中の手応えハードルを下げないんですね。このハードルの高さが、次の1年でTMに上がっていくスピードを作るんだろうなと感じました。最後に、自分の仕事を一言で表すなら?
「『仕事が仕事という感覚がない』、というのが一番近いです。
正解がない広告の世界で、自分なりに仮説を立てて、それが当たって利益につながった瞬間は、やっぱり素直にめちゃくちゃ嬉しいですし、もっとやりたい、もっと検証したい、という気持ちになります。
気づいたら朝になっていた、みたいなこともあるんですが、それを"つらい"とは思わない自分がいる。仕事として割り切るというより、ゲームを攻略している感覚に近いのかもしれません」
──最高の答えですね。1年目でこの言葉が出てくるのが、藤田さんの強さなんだなと思いました!
貴重なお話伺えました!今日はありがとうございました!
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▮ インタビューを終えて
取材を通して感じたのは、藤田さんの言葉に派手な表現はないのに、一つひとつの言葉にしっかり熱が乗っている、ということでした。
未経験で大きなプロジェクトを任され、業務量で経験差を埋め、横のつながりで仕上げていく。1年目という言葉から想像する以上に、地に足のついた1年を重ねてきた人だなというのが率直な印象です。
そしてもう一つ印象に残ったのが、藤田さんの口から何度も出てきた「先輩」「上司」「チーム」という言葉。
"自分の利益にならないアドバイスを返してくれる"空気は、一人が頑張るだけでは作れません。1年目が安心して大きなプロジェクトに挑めるのは、その後ろに、振って終わりにしないチームがあるからだと改めて感じました。
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未経験から大きく挑戦したい方も、すでに広告運用の経験があって領域を広げていきたい方も、ぜひ一度カジュアルにお話しさせてください。藤田さんと一緒に走る次のメンバーが、これを読んでいるあなたかもしれません。
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