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《社員Interview vol.9》ゲシピ初の新卒採用社員!インターナショナルスクールでの困難を乗り越え、人見知りの彼が社内のムードメーカーになるまでの道のりとは

本日は、昨年9月より新卒正社員として活躍するRenコーチをインタビュー!ゲシピでは一般コーチ、ヘッドコーチ、そして学生インターンを2年ほど経験されているRenコーチですが、2023年9月に岡山大学からご卒業後、正式にゲシピへの入社が決定。持ち前の明るさとフレンドリーさでオフィスを笑顔に包むRenコーチに、入社の経緯やバックグラウンドなど、根掘り葉掘り聞いてきました!


Renコーチ:右


Lorentz Gaku Eriksson(Renコーチ)

日本人とスウェーデン人のハーフ。日本で生まれたが、1歳にも満たない頃にスウェーデンへ移住。幼少期をスウェーデンで過ごした後、4歳で日本に帰国しインターナショナルスクール(以下インター)へ入学。幼稚園から高校卒業まで同じインターへ通いながら、様々なクラブに挑戦。中でも友人と一緒に楽しめるオンラインゲームに惹かれ、岡山大学の卒業論文ではゲーミングコミュニティについて研究するほど夢中に。インターならではの人間関係に悩まされつつも、それを乗り越え、現在はゲシピの新卒採用第一号として大活躍中!

突然の環境の変化について行けず泣いていた日々を乗り越え、今では英語ネイティブに!全世界でおよそ0.03%の学生しか持っていない「IB資格」を取得後、ゲシピで新卒正社員として活躍するRenコーチの経歴を聞いてみた!

スウェーデンでハンバーガーを頬張るRenコーチ

-Renコーチは幼い頃に日本とスウェーデンでの暮らしを両方経験しているとお聞きしましたが、幼少期はどんな生活だったのでしょうか?

はい、生まれは福岡ですが、1歳にもならない頃に家族でスウェーデンに引っ越しました。4歳までしか住んでいなかったので、スウェーデンでの生活はあまり覚えていないです。唯一思い出せるのは、弟が生まれたのがシスタ(Kista)という都市だったことですね。それ以外は幼稚園に行っていたことなどをうっすら覚えている感じです。

-なるほど!そこから日本でインターに通い始めたとのことですが、スウェーデンにいた頃から英語には触れていたのですか?

いえ、それがスウェーデンで英語は全く使っていませんでした。幼稚園ではスウェーデン語を使い、家では日本人の母に日本語を教わっていた記憶があります。4歳から日本のインターに入学し、英語を習うまで、「英語って何?」っていう感じでしたね。笑

Aoba-Japan International Schoolというスクールに通っていたのですが、日本語の授業以外は全て英語で行われたので、突然の環境の変化について行けず、入学当初は毎日泣いていました。でもやはり子どもなので学習スピードはかなり早く、小学1年生になる頃には英語も難なく使えるようになりました。

-毎日泣いてしまうほど大変な日々だったとは驚きました。支えてくれるようなお友達はいらっしゃったのでしょうか?

友達はたくさんいたのですが、インターに通う子どもたちはほとんど転勤家族だったので、新学期を迎えるたびに友達はみんな引っ越してしまいました。小学校から高校卒業までの12年間、ずっと同じ学校に残っていたのは僕の他にたった一人しかいませんでした。毎年一から新しい友達を作らないといけなかったので、それも初めのうちはストレスでしたね。

僕、実はかなり人見知りなんです。仲良くなってしまえば明るい性格なのですが、友情の初期段階が苦手だと感じることが多いです。今でも友達には「どうやって仲良くなったか覚えてない」とよく言われます。いつの間にかみんなの輪に溶け込むことの方が得意みたいですね。

でもその影響もあって、学年を問わず学校のみんなと交流を持てたのはありがたかったです。学年にはひとクラスしかなく、クラスも15人ほどの小さい学校だったので、先輩後輩関係なく仲良くできたのは、上下関係が苦手な僕にはぴったりな環境だったと思います。

インターナショナルスクールならではの悩みを抱えていたRenコーチ。上下関係が苦手な彼の学生時代の様子と、高校卒業後に選んだ道について迫る!

-確かに、英語を主に使う環境で、先輩や後輩と上下関係を築くのは難しそうですね。高校や大学でも周りとのフラットな関係は続いたのでしょうか?

そうですね。インター卒業後は岡山大学に進学したのですが、岡山大学もインターナショナルな環境でしたのであまり上下関係は気にしていませんでした。そもそも岡山大学に進学を決意した理由が、高校でInternational Baccalaureate Diplomaというものを取得したことがきっかけでした。

-International Baccalaureate Diplomaですか?初めて聞きました。詳しく説明していただいてもよろしいでしょうか?

もちろんです!日本語では「国際バカロレア」という名前で、頭文字をとってIBプログラムと呼ばれているのですが、世界で5000校しか取り入れていない特殊なプログラムです。僕が通っていたインターでもIBプログラムを提供していました。僕が取得したのはInternational Baccalaureate Diplomaというもので、所定のカリキュラムを2年間履修し、最終試験に合格すると、国際的に認められる大学入学資格、「国際バカロレア資格(以下IB資格)」が取得できるものなんです。

岡山大学では、英語を共通言語として、海外留学生と国内生が一緒にに学ぶ「Global Discovery Program」が有名で、IB資格を活用した大学入試選抜を行っていたこともあり、岡山大学に進学を決意しました。

高校2年から3年にかけてこのIB資格を取得したのですが、プログラムがあまりにも難しくて... その2年間が人生で一番辛かったです。毎日が勉強漬けで本当に大変でした。元々勉強は得意だったのですが、このプログラムに入ってからは成績も落ちてしまい、自信も失っていました。でも努力が報われ、全世界で約240万人(人口の0.03%)しか取得していないIB資格も取り、大学も卒業することができたので、大変でしたが後悔はしていません!

高校卒業式での一枚

-人口の0.03%しか持っていない資格をお持ちとは!Renコーチの継続力と頑張りの成果ですね。学生時代、部活などはやられていたのでしょうか?

小中ではサッカー、バンド、ハンドベルなど、様々なクラブに挑戦しました。部活というよりはアフタースクールクラブの様なもので、そこでもはっきりとした上下関係はなく、「上手な人に教えてもらう」といった雰囲気でした。はじめに言った通り、僕以外の生徒は途中から転校してきた子が多かったので、結果的にクラブに一番長くいた僕がみんなに教えてましたね。笑

インター時代、クラブでの様子

-なるほど!小学生の頃から人に何かを教える習慣がついていたんですね。ゲームも幼少期からやっていたんですか?

いえ、オンラインゲームに出会ったのは中学生の時で、友達に勧められてLeague of Legendsを始めたのがきっかけです。高校に入ってからFortniteと出会い、IB資格を取るのに必死だった高校生活の唯一の息抜きが、放課後に友達とFortniteをすることでした。

ゲーム自体ももちろん楽しいんですけど、僕はそれ以上にゲームのコミュニティに惹かれました。高校を卒業してからは友達も忙しくなってしまって、結局Fortniteはやめてしまったんですけど、代わりにApex Legendsっていう別のゲームでオンラインコミュニティを探してプレイしていました。

そこから「ゲームコミュニティ」というものに興味を持ち始め、岡山大学の卒業論文もゲームコミュニティについて研究したものを書きました。ゲームのコミュニティの中で、どういうモラルや文化が存在するのか、そのようなシステムで運営されているのかなど、ゲームコミュニティにしかない発見もありました。

従姉妹とゲームを楽しむRenコーチ

-卒論もゲームについてだったんですね。では卒業後の職業もゲーム関連が良いと決めていたのですか?

それがずっとそうだったわけではなく、元々大学では英語の教師になるためのプログラムに入っていました。でも、2年間の教員プログラムを受け、自分は英語の教師にはなりたくないと確信したんです。幼少期から英語に触れていると、まるで息をするように英語を話すことができるので、それを文法や論理で説明してと言われても難しいことに気づきました。英語はロジックではなくほぼフィーリングで使っているので、「英語」より「英会話」を教える方が圧倒的に自分に向いていました。

大学2年生の時に専攻を教育からソーシャルサイエンスに変更し、フリーで英会話レッスンのバイトも始めました。そのあたりから卒業後はゲーム会社か、何かしら英会話を取り入れた仕事につきたいというイメージはありましたね。

高校時代に必死で取得したIB資格を生かし、大学ではゲーム×英会話の世界に興味を持ち始めたRenコーチ。ゲシピのeスポーツ英会話との出会いを聞いてみた!

-ゲームと英語を取り入れた職業といったら、まさにゲシピですね。初めてゲシピと出会ったのはいつですか?

大学2年生の時です。コロナの影響で岡山から東京に帰省してたので、フリーでやっていた英会話レッスンの他にバイトを増やそうと思った時に、Fortniteの英会話コーチの募集を見つけました。元々やっていたFortniteに、得意な英会話レッスンを掛け合わせた仕事はまさに自分にぴったりだと感じました。見つけた瞬間「これだー!」みたいな。笑

2021年の12月にコーチデビューをし、2022年の10月にサブヘッドコーチ、2023年の6月にはヘッドコーチへ昇格しました。

-なるほど!ゲシピにコーチとしてジョインしてから2年間、コーチを続けながら学生インターンも経験されているとお聞きします。それはどういった経緯でなられたのでしょうか?

そうですね、インターンは2022年の5月に僕から代表の真鍋さんに持ちかけました。就活の時期でもあり、コーチの業務だけでなく、社会人になる前に運営側の仕事も経験してみたい、といった経緯です。同年の8月から正式にインターンシップを開始し、ゲシピの運営メンバーと出会いました。正直、他のゲーム会社への就職も考えていたのですが、ゲシピのインターンをやっているうちにどんどんメンバーに惹かれていき、最終的にはゲシピへの就職を決意しました!

-運営メンバーに魅力を感じたとの事ですが、具体的にどんなところがRenコーチの就職の決め手となったんですか?

一般的な日本の企業って、上下関係が激しくて、新入社員は意見も聞いてもらえない、みたいなイメージあるじゃないですか。ゲシピはそれの正反対で、先輩後輩とかあまり関係なく、みんなフラットに接してくれる所が一番の魅力でした。それでいて、社員の皆さんは社会人経験が豊富なので、学生にも業務を丁寧に教えてくれます。僕は敬語が少し苦手なので、カジュアルな環境でありながら、苦手な敬語も周りからしっかり学べる、といった所もすごくありがたいです。

代表の真鍋さんでさえ、いい意味で社長らしくないというか、CEOだと言われるまで気が付かないくらいフレンドリーな方です。僕の個人的な相談なども聞いてくださったりします。やっぱり社長がそうだと、社内の雰囲気も自然と暖かくなるんだと思います。

コーチや学生インターンを経て、晴れて正社員となったRenコーチ。新卒社員1号目としての想いや業務内容とは?

-会社の雰囲気が良い、というのはやはり重要ですよね。では、昨年の9月から正社員になったRenコーチの現在の業務はどんなものでしょうか?

今は主に事業推進という部署で、「ゲシピの基礎」を学んでいます。クラスの構成過程や、お客さまへの対応など、これからゲシピで働いていく上で必要な知識を身につけている段階です。覚えることがたくさんあって大変ですが、来月からは事業戦略という違う部署での業務が始まるので楽しみです。

-ゲシピでは初の新卒採用のRenコーチですが、新卒であることにプレッシャーを感じたりしますか?

プレッシャーめちゃくちゃあります!他の皆さんは社会人経験が比較的長いので、ゲシピに入った時点でレベル50なイメージで、僕はレベル1、みたいな。笑

追いつかないといけないプレッシャーもありつつ、何かしら自分の価値を見つける努力をしています。

自分の価値で言うと、僕はコーチ、ヘッドコーチ、学生インターン、正社員、全ての段階を経験しているので、様々な視点から物事を見れる自信があります。それこそインターン時代は事業戦略、事業推進、クオリティチームなど、色んなところでお手伝いをしていたので、多岐にわたったフィードバックなどは自分にしかできないことだなと思います。

-なるほど、インターンでの経験が正社員として役立っているということですね。先ほども少し触れましたが、インターンでは具体的にどのような業務をされていたのでしょうか?

そうですね、インターン中は特に企画関係のお手伝いをしていました。レッスンのテキストや生徒用のマニュアルなどを作成しましたね。他にもクラスの組成や移動など、事務的な物にも挑戦しましたが、自分にはもっとクリエイティブな業務の方が向いていたと思います。でも苦手なことにも挑戦できたので、良い機会でした!

-ゲシピでインターンをするメリットなどあれば教えてください!

入社を決める前に、会社にいる人が分かることが一番のメリットですね。やっぱり社内の雰囲気がいいことが一番重要なので、それが事前に知れたのは嬉しいです。

インターン当時は事業戦略のMaxさんに色々お世話になっていて、今ではMaxさんと同じ部署になれたのでその点もよかったですね。

事業戦略チーム(右:Maxさん)

(Maxさんのインタビューはこちらから)

入社してからも顔見知りばかりだったので、緊張せずスムーズに業務に取り組めました。インターンで学んだことは、社員になってからも絶対に役に立つので、挑戦して損はないと思います。

-ゲシピにはこんな人が向いているor向いていない、などありますか?

向いているといったら、個性的で、クリエイティブな人ですかね。自分ならではのビジョンを持ってこれる人が一番向いていると思います。今のゲシピにはマニュアルがほとんどないので、それをいい意味で捉えて、自分で道を切り開く事ができる人なら楽しいと感じるのではないでしょうか。

向いてない人だと、それこそマニュアル通りに物事を進める方が得意な方ですかね。

指示を待っていたり、自分で動く事ができない人は向いてない気がします。

-最後に、ゲシピにジョインを考えている人へメッセージをお願いします!

僕はとにかく面白い人と働きたいです。個性的で、その人しか持っていない意見や経験を共有してくれたら楽しいですし、今のゲシピの環境がまさにそうなので、面白い人がもっと増えていけばいいなと思っています。

ゲシピは、ものすごく早いスピードで成長していく会社です。

何かに挑戦したい、作りたい、という気持ちがある方でしたら、チャンスはたくさん転がっていると思います!ぜひ一緒に働きましょう!

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弊社では現在急成長中の、eスポーツ英会話事業をさらに沢山の子どもたちに届けられるように、またより良いコンテンツを開発していこうと奮闘中です!

その為のオペレーション構築やグロース戦略、実行を担う《事業推進》《スクール企画》などを募集しております。

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【カジュアル面談について】

・オンライン開催、私服OKです。

・弊社代表の真鍋and/or採用担当にて担当させて頂きます。

「ぜひ話を聞きに行きたい!」ボタンからエントリーお待ちしております!

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