SES面談で苦手意識を変えるテクニックとは?
こんにちは。
Systum Communications株式会社の野本です。
本日のテーマは「SES面談対策で活かせる極意!苦手意識を劇的に変えるテクニックとは」です。
エンジニアの現場アサインする上で欠かせないのがSES面談。未経験からスタートする段階ではどのように受け答えするかがわからず対策に苦戦する方が多いかと思います。
今回はそんな悩みを解決できる面談の極意についてお話していきます。
エンジニアを目指していく上で必要な工程ですので、これからエンジニアを目指していきたい、あるいは既にエンジニアとして活躍していて面談に不安を感じている、という方はぜひご一読ください。
そもそもSES面談とは
プロジェクトの参画前の顔合わせ紹介
SESでは現場のお助け戦力としてプロジェクトに入るパターンが多いため、事前に面談で案件内容を説明してもらったり、自分の経歴やスキルセットを紹介しておくことで、プロジェクト完遂に向けたすり合わせを行うのが目的です。
流動性の高い特徴があるSESの案件では、技能的に高度なものが多いことからいきなり面談なしでアサインしてしまうと、提案された内容と違っていたとなってしまったり、スキルシートと本人のスキル見合いが違うとなってしまう可能性もありえます。
そのためSESの面談は、現場に参画する前にお互いのことを知っておくために重要な工程なのです。
SES面談の質問対策はズバリ3つ!
1:コミュニケーション能力
SESの面談においては、これが1番重要な確認事項です。
小手先の技術や知識よりも、最も重視されるのは現場連携です。ここが実際にできないと業務連携が取れず進行に大きな弊害を生んでしまいます。
今、読んでいるあなたを面談している人は、一般的には現場監督(PMやリーダーなど)です。
彼らはあなたをチームメンバーとして仮定して見て、合う合わないを無意識に見ています。
仮に仕事ができても周囲に悪い影響を与える人がいるとすると全体の生産性や開発の能率が下がるわけです。
そのため、スキルがあっても誇張せずに謙虚に話しましょう。
そもそもスキルは、書類選考(スキルシート)の段階で顧客の判断を済ませています。
拍子抜けする人もいるかもしれませんが、SESの面談では本当にコミュニケーション力が何よりも重要なのです。
2:技術的なスキル
SESの面談で技術的なスキルマッチも、当然重視しています。
しかしながら前述で述べましたが、スキル面は書類選考(スキルシート)の段階でだいたいは把握しています。
SESの面談では、深掘りして確認するというフェーズです。
そのため、SESの面談でスキルシートに書かれていることをただ暗記して丸読みしているのはナンセンスです。
技術的なスキルマッチをしていても、コミュニケーション力でNGなことは大いにあります。
とはいえ求められているスキルと完全にマッチしてなくても、大丈夫なケースも実は結構あります。
例えば募集要項に
- TypeScriptとReactでWEBアプリケーションの開発経験
とあっても、実際はTypeScriptとJavaScript系フレームワークでの開発経験さえあればOK、ということも全然あります。
ここは募集側の状況によって、応募要件のハードルが変動します。
ここで言うハードルとは、参画予定のプロジェクトの進捗状況です。
逆に募集側で進行に余裕がなければReact経験者で開発経験〇〇年必須となりますが、ハードルが低い場合はVueの経験あるならReactもすぐに覚えられたら良い。というとなる案件もあります。
そのため、SES案件は厳密に技術的なスキルマッチが毎回必要ではなく、多少要件が足りてなくてもチャレンジ応募自体はできると思って良いのです。
3:責任感
SESの面談では、実はこういうところも重視しています。
定常的に聞かれる要素である前述2項目に対して最後のふるいにかける部分です。
例えばコミュニケーション能力があって、尚且つ技術的なスキルも案件にマッチしても、勤怠面に問題があったり、早期退場してしまうことがクライアントにとっては特に懸念している部分です。
スキルシートにおいて過去の参画案件の期間が短いものが立て続けに記載されていると、SESの場合は面談段階で疑ってかかってくる場合があります。
1ヶ月以内での退場が続いていたりすると、
- 毎回トラブルがあって1ヶ月で切られているんじゃないか
- スキルや業務遂行に問題があるのではないか
こういった疑念を根掘り葉掘り聞かれてしまい、経験の有無に問わず自分の首を絞めてしまいがちで自ら参画のチャンスを手放してしまいます。
しかしながら、現実的に面談担当者はこういった部分を注視してくるのです。
逆を言えば、遂行能力がきちんとアピールできれば疑念も生まれることはありません。
未経験者でも合格を勝ち取れる面談の3つの極意
1:口角を上げて参加者全員の目を見て話す
SESの面談では、形から入るのも大事です。
就職活動でもこの部分は印象として非常に重視されていますね。SES面談でも同様です。
これだけでも約5割増しで面談評価が変わります。これをメラビアンの法則と言います。
メラビアンの法則とは、人と人とのコミュニケーションにおいて、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%のウェイトで影響を与えるという心理学上の法則の1つです。
参照:カオナビ
特にSESの面談では最近ではWEB面談が増えているので、担当者の視覚情報が画面上に限定されます。
人間は他人の話を聞いてる時は相手の顔面の動きだけに集中する生き物です。
その中でも人の感情は口角に表れやすく、角度によってどういう心理状態かも推し量れてしまいます。
そのため、口角が下がっていると印象も悪く見えてしまい、コミュニケーション能力やヒューマンスキル、責任感などでマイナス点になってしまいます。
要するに、笑顔を絶やさないことです。口角を上げることで視覚的にネガティブな状況が除外されていき雰囲気や印象も良くなります。これだけで先方との温度感も調整しやすく、会話の内容もハンドリングしやすくなるのです。
SES面談の場合、高確率で複数人を相手にすることもあります。
面談相手が複数いたら、それぞれに目を向けながら話をしてください。
目安として2~3秒ごとに参加している他の人に移ると自然ですね。
なんとか気に入られようと1人の人に集中してしまっても実際ほとんど評価は上がりません。
面談後には同席したメンバーに今の人どうでしたか?と確認しているので、そこで眼中を外した人からマイナス点を受けてしまうこともあります。
複数人で実施しているのに、仲間はずれにしているような振る舞いをされたら、それはもう現場にいれたら不協和音になると思われますね。
そのため、必ず全員に自然な感じに目を向けながら話してください。
ただし質問をされたことに回答するのであれば、質問をしてきた人だけを見て回答しましょう。
2: 案件内容に関連性のある経歴をピックアップする
基本は案件に関連のある業務経歴を話すようにしましょう。
毎回スキルシートにある業務経歴を上から順番に説明していませんか?
単純に上からダラダラと説明してもあまり意味はないです。
何度も述べますが、案件の受け入れ側も書類選考の段階で見ています。
例えばReact経験のエンジニアを募集しているのに、
「私は直近の案件ではHTMLとCSSを扱った案件に参画しており…」
などと話をされても的外れでマイナス点です。
案件自体が展開された段階でどのような要件を求めているかはある程度認識している上での面談ですので、それらに関連するスキルがどれくらいあるかを話すことが重要なのです。
テクニックとして、経歴には書ききれなかったエピソードなどを加えて話すと、プラス点になったりします。
例えば、スキルシートにはReactを使ったフロントエンド開発と記載があるとして、
「実はこの案件に入った段階では基本操作ぐらいしか体得してませんでしたが、業務外で学習していたのとコミュニティで成果物を設計フェーズから体験したことで、約1ヶ月ほどでチーム内でも一人で業務をこなす量が〇倍も増えました。」
と言えると、学習意欲の高さや主体性、成長曲線の将来性などを評価されて逆オファーをもらえたりします。
そのためSES面談では案件に対して業務実績を話す際は何かしらの関連性を持たせるようにしましょう。
3:学習意欲のアピールは慎重に
注意点として、スキルを学びたがるだけというアピールはあまり好まれません。
向上心があるのは良いことなのですが、それが度を越してしまうとトラブルの温床になります。
例えば、JavascriptとReactを身につけたいんです!と過度に主張すると案件先で使っている技術を一通り覚えたら辞めてしまわないか?と懸念されます。
SES面談では、スキルを学びたいだけのアピールは極力控えた方が良いです。
あくまで私のスキルを活かしてプロジェクト成功に貢献しますというスタンスを伝えるべきです。
4:2種類の逆質問をする
SES面談で逆質問をする際は、印象操作が大事です。
可能な限り相手のためになる質問をすると印象が良くなります。
対して印象操作が難しい逆質問は自分のためになる質問です。
逆質問は面談に対する準備力の有無の表れですので、しっかりと準備しましょう。
未経験で案件面談に臨む際や対策をしていく段階でありがちなのが回答の可否に問わず「特にありません、わかりません」の一言です。
せっかく相手が時間を提供してくれているのに、チャンスを無碍にすることは愚問です。
以下は一例ですが、
相手のためになる逆質問
- PMが業務を振る際、タスクの粒度ってどの程度ですか?
- 入場確定してから参画前の段階でドキュメントは見られますでしょうか
- 課題やタスク管理には何のツールを使用していますか?
自分のためになる逆質問
- 残業発生時は平均としてどれくらいの時間になりますか?
- チームの規模感ってどれくらいでしょうか?
- メンバーのスキル感はどれくらいでしょうか?
こういった逆質問の対象が誰のための質問になるのかを意識しましょう。
この場で聞けないような質問は後で自身の担当営業に聞けばいいです。
爪痕を残すことにもなりますので、逆質問を上手に駆使して印象は強く残しておきましょう。
適切な自己開示を心がけよう
SES面談は準備力と会話の引き出しがあれば向かう所敵なし!
いかがでしたでしょうか。
SES面談はこれから先開発業務において上手に付き合っていう上でお互いを知る場ですので、自然体を心がけて状況に応じた自己開示をすることが必勝法です。
重要なのは準備力と引き出しです。その場しのぎの会話や人の顔色を伺うようなやり取りは誰が見ても良い人材にはなりませんね。見栄を張ったりすることも同様です。
エンジニアと言っても相手も人間ですので、変に緊張や萎縮をせず、互いに話を包括的に組み交わせるようにしましょう。
オータムでは未経験からでも現場デビューできるように本番を想定した面談対策やナレッジ共有、他にはない社内勉強会などを開催してエンジニア支援環境を整えています。本記事を読んでエンジニアとして活躍できる能力や会話力を身につけたい人はぜひ一度お話しましょう。とは」です。
エンジニアの現場アサインする上で欠かせないのがSES面談。未経験からスタートする段階ではどのように受け答えするかがわからず対策に苦戦する方が多いかと思います。
今回はそんな悩みを解決できる面談の極意についてお話していきます。
エンジニアを目指していく上で必要な工程ですので、これからエンジニアを目指していきたい、あるいは既にエンジニアとして活躍していて面談に不安を感じている、という方はぜひご一読ください。
そもそもSES面談とは
プロジェクトの参画前の顔合わせ紹介
SESでは現場のお助け戦力としてプロジェクトに入るパターンが多いため、事前に面談で案件内容を説明してもらったり、自分の経歴やスキルセットを紹介しておくことで、プロジェクト完遂に向けたすり合わせを行うのが目的です。
流動性の高い特徴があるSESの案件では、技能的に高度なものが多いことからいきなり面談なしでアサインしてしまうと、提案された内容と違っていたとなってしまったり、スキルシートと本人のスキル見合いが違うとなってしまう可能性もありえます。
そのためSESの面談は、現場に参画する前にお互いのことを知っておくために重要な工程なのです。
SES面談の質問対策はズバリ3つ!
1:コミュニケーション能力
SESの面談においては、これが1番重要な確認事項です。
小手先の技術や知識よりも、最も重視されるのは現場連携です。ここが実際にできないと業務連携が取れず進行に大きな弊害を生んでしまいます。
今、読んでいるあなたを面談している人は、一般的には現場監督(PMやリーダーなど)です。
彼らはあなたをチームメンバーとして仮定して見て、合う合わないを無意識に見ています。
仮に仕事ができても周囲に悪い影響を与える人がいるとすると全体の生産性や開発の能率が下がるわけです。
そのため、スキルがあっても誇張せずに謙虚に話しましょう。
そもそもスキルは、書類選考(スキルシート)の段階で顧客の判断を済ませています。
拍子抜けする人もいるかもしれませんが、SESの面談では本当にコミュニケーション力が何よりも重要なのです。
2:技術的なスキル
SESの面談で技術的なスキルマッチも、当然重視しています。
しかしながら前述で述べましたが、スキル面は書類選考(スキルシート)の段階でだいたいは把握しています。
SESの面談では、深掘りして確認するというフェーズです。
そのため、SESの面談でスキルシートに書かれていることをただ暗記して丸読みしているのはナンセンスです。
技術的なスキルマッチをしていても、コミュニケーション力でNGなことは大いにあります。
とはいえ求められているスキルと完全にマッチしてなくても、大丈夫なケースも実は結構あります。
例えば募集要項に
- TypeScriptとReactでWEBアプリケーションの開発経験
とあっても、実際はTypeScriptとJavaScript系フレームワークでの開発経験さえあればOK、ということも全然あります。
ここは募集側の状況によって、応募要件のハードルが変動します。
ここで言うハードルとは、参画予定のプロジェクトの進捗状況です。
逆に募集側で進行に余裕がなければReact経験者で開発経験〇〇年必須となりますが、ハードルが低い場合はVueの経験あるならReactもすぐに覚えられたら良い。というとなる案件もあります。
そのため、SES案件は厳密に技術的なスキルマッチが毎回必要ではなく、多少要件が足りてなくてもチャレンジ応募自体はできると思って良いのです。
3:責任感
SESの面談では、実はこういうところも重視しています。
定常的に聞かれる要素である前述2項目に対して最後のふるいにかける部分です。
例えばコミュニケーション能力があって、尚且つ技術的なスキルも案件にマッチしても、勤怠面に問題があったり、早期退場してしまうことがクライアントにとっては特に懸念している部分です。
スキルシートにおいて過去の参画案件の期間が短いものが立て続けに記載されていると、SESの場合は面談段階で疑ってかかってくる場合があります。
1ヶ月以内での退場が続いていたりすると、
- 毎回トラブルがあって1ヶ月で切られているんじゃないか
- スキルや業務遂行に問題があるのではないか
こういった疑念を根掘り葉掘り聞かれてしまい、経験の有無に問わず自分の首を絞めてしまいがちで自ら参画のチャンスを手放してしまいます。
しかしながら、現実的に面談担当者はこういった部分を注視してくるのです。
逆を言えば、遂行能力がきちんとアピールできれば疑念も生まれることはありません。
未経験者でも合格を勝ち取れる面談の3つの極意
1:口角を上げて参加者全員の目を見て話す
SESの面談では、形から入るのも大事です。
就職活動でもこの部分は印象として非常に重視されていますね。SES面談でも同様です。
これだけでも約5割増しで面談評価が変わります。これをメラビアンの法則と言います。
メラビアンの法則とは、人と人とのコミュニケーションにおいて、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%のウェイトで影響を与えるという心理学上の法則の1つです。
参照:カオナビ
特にSESの面談では最近ではWEB面談が増えているので、担当者の視覚情報が画面上に限定されます。
人間は他人の話を聞いてる時は相手の顔面の動きだけに集中する生き物です。
その中でも人の感情は口角に表れやすく、角度によってどういう心理状態かも推し量れてしまいます。
そのため、口角が下がっていると印象も悪く見えてしまい、コミュニケーション能力やヒューマンスキル、責任感などでマイナス点になってしまいます。
要するに、笑顔を絶やさないことです。口角を上げることで視覚的にネガティブな状況が除外されていき雰囲気や印象も良くなります。これだけで先方との温度感も調整しやすく、会話の内容もハンドリングしやすくなるのです。
SES面談の場合、高確率で複数人を相手にすることもあります。
面談相手が複数いたら、それぞれに目を向けながら話をしてください。
目安として2~3秒ごとに参加している他の人に移ると自然ですね。
なんとか気に入られようと1人の人に集中してしまっても実際ほとんど評価は上がりません。
面談後には同席したメンバーに今の人どうでしたか?と確認しているので、そこで眼中を外した人からマイナス点を受けてしまうこともあります。
複数人で実施しているのに、仲間はずれにしているような振る舞いをされたら、それはもう現場にいれたら不協和音になると思われますね。
そのため、必ず全員に自然な感じに目を向けながら話してください。
ただし質問をされたことに回答するのであれば、質問をしてきた人だけを見て回答しましょう。
2: 案件内容に関連性のある経歴をピックアップする
基本は案件に関連のある業務経歴を話すようにしましょう。
毎回スキルシートにある業務経歴を上から順番に説明していませんか?
単純に上からダラダラと説明してもあまり意味はないです。
何度も述べますが、案件の受け入れ側も書類選考の段階で見ています。
例えばReact経験のエンジニアを募集しているのに、
「私は直近の案件ではHTMLとCSSを扱った案件に参画しており…」
などと話をされても的外れでマイナス点です。
案件自体が展開された段階でどのような要件を求めているかはある程度認識している上での面談ですので、それらに関連するスキルがどれくらいあるかを話すことが重要なのです。
テクニックとして、経歴には書ききれなかったエピソードなどを加えて話すと、プラス点になったりします。
例えば、スキルシートにはReactを使ったフロントエンド開発と記載があるとして、
「実はこの案件に入った段階では基本操作ぐらいしか体得してませんでしたが、業務外で学習していたのとコミュニティで成果物を設計フェーズから体験したことで、約1ヶ月ほどでチーム内でも一人で業務をこなす量が〇倍も増えました。」
と言えると、学習意欲の高さや主体性、成長曲線の将来性などを評価されて逆オファーをもらえたりします。
そのためSES面談では案件に対して業務実績を話す際は何かしらの関連性を持たせるようにしましょう。
3:学習意欲のアピールは慎重に
注意点として、スキルを学びたがるだけというアピールはあまり好まれません。
向上心があるのは良いことなのですが、それが度を越してしまうとトラブルの温床になります。
例えば、JavascriptとReactを身につけたいんです!と過度に主張すると案件先で使っている技術を一通り覚えたら辞めてしまわないか?と懸念されます。
SES面談では、スキルを学びたいだけのアピールは極力控えた方が良いです。
あくまで私のスキルを活かしてプロジェクト成功に貢献しますというスタンスを伝えるべきです。
4:2種類の逆質問をする
SES面談で逆質問をする際は、印象操作が大事です。
可能な限り相手のためになる質問をすると印象が良くなります。
対して印象操作が難しい逆質問は自分のためになる質問です。
逆質問は面談に対する準備力の有無の表れですので、しっかりと準備しましょう。
未経験で案件面談に臨む際や対策をしていく段階でありがちなのが回答の可否に問わず「特にありません、わかりません」の一言です。
せっかく相手が時間を提供してくれているのに、チャンスを無碍にすることは愚問です。
以下は一例ですが、
相手のためになる逆質問
- PMが業務を振る際、タスクの粒度ってどの程度ですか?
- 入場確定してから参画前の段階でドキュメントは見られますでしょうか
- 課題やタスク管理には何のツールを使用していますか?
自分のためになる逆質問
- 残業発生時は平均としてどれくらいの時間になりますか?
- チームの規模感ってどれくらいでしょうか?
- メンバーのスキル感はどれくらいでしょうか?
こういった逆質問の対象が誰のための質問になるのかを意識しましょう。
この場で聞けないような質問は後で自身の担当営業に聞けばいいです。
爪痕を残すことにもなりますので、逆質問を上手に駆使して印象は強く残しておきましょう。
適切な自己開示を心がけよう
SES面談は準備力と会話の引き出しがあれば向かう所敵なし!
いかがでしたでしょうか。
SES面談はこれから先開発業務において上手に付き合っていう上でお互いを知る場ですので、自然体を心がけて状況に応じた自己開示をすることが必勝法です。
重要なのは準備力と引き出しです。その場しのぎの会話や人の顔色を伺うようなやり取りは誰が見ても良い人材にはなりませんね。見栄を張ったりすることも同様です。
エンジニアと言っても相手も人間ですので、変に緊張や萎縮をせず、互いに話を包括的に組み交わせるようにしましょう。
Systum Communications株式会社では未経験からでも現場デビューできるように本番を想定した面談対策やナレッジ共有、他にはない社内勉強会などを開催してエンジニア支援環境を整えています。本記事を読んでエンジニアとして活躍できる能力や会話力を身につけたい人はぜひ一度お話しましょう。