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元バーテンダーのホテルづくりへの挑戦

岡﨑 重人

1983生まれ、東京出身。新卒でフージャースに入社するも、リーマンショックでやむを得ず退職し、以前より興味のあった飲食業界に転職。その後バーテンダーとして経験を積み、今年フージャースが新しく秋葉原にオープンする“THE TOURIST HOTEL&Cafe AKIHABARA”にて、飲食部門のマネージャとして再入社。現在はホテル立ち上げのため、料飲部門だけなく、ホテル開業に携わるあらゆる業務を担当する。

様々なバックグラウンドを持つスタッフが働くフージャースアコモデーションサービスは、仙台でビジネスホテル2つを運営し、2019年からは、千葉県葛西にて新規ブランドとして“ツーリストホテル”の運営を開始する。

それぞれのスタッフは何を考え、普段どういうふうに行動するのか、

今回はあまり表に出ることにない、各スタッフの内面に迫ってみたいと思う。

今回ご紹介するのは岡﨑さん。これまでずっとバーで働いていた岡﨑さんはなぜ今回ホテルつくりに挑戦を行うのかについて話を聞いた。

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岡﨑さん、こんにちは。お時間をいただきありがとうございます!さて、フージャースアコモデーションサービスに入って、2ヶ月が経ちましたね。今はホテル業界にいますが、岡﨑さんは一度フージャースに入り転職し、またフージャースに戻ってきたというおもしろい経歴がありますね。

最初のころ不動産デベロッパーに入りましたが、それはどういった理由で?

就職活動時は不動産を軸に考えるということは特になくて、勢いのある会社で働きたいと考えていました。そしてめちゃくちゃ大きい会社より、同僚の顔が見えるところ、また人数の少ない会社で働きたいという思いがありました。

リーマンショックでフージャースを一度退職し、その後飲食業界に入りましたが、飲食業界に入ったきっかけは何だったのですか?

フージャースを辞めてからもう一社くらいで働きましたが、自分が何をしたいのかよく見えない時期もありました。いろいろ考えた中、「あ、そういえば学生時代接客業を楽しくやっていたな」と思い出しました。学生時代に自分がアルバイトした飲食店のことをいろいろ思い出し、楽しかったからもう一回やってみようかなと思うようになりました。飲食業で働く友達が多かったのもきっかけもしれません。正社員としては初めての接客業でしたが、楽しいなと思ったことを覚えています。そのときから接客やレストランに興味をもつようになったのかもしれません。

フージャースに再入社したのもすごい偶然と聞きましたが、それについて話していただけますか?

去年のゴールデンウイーク、以前フージャースにいた際にお世話になった方にたまたまお会いし、フージャースがホテルを始めたという話を聞きました。ちょうど葛西のホテル開業直前でした。その時は自分の仕事もありましたので、「一応頭の中にいれておきますね」みたいな感じで終わりました。

同じ月の末、なんと今度は偶然現在の社長の伊久間さんに銀行で会うことに。

「こないだ岡﨑君の話を聞いたんだけど、うちのホテルにこない?」

ものすごい偶然、、、笑

ですよね笑

そこからの決断は早かったです。そんな偶然が続くことってなかなかないよな、これってもしかして必然なのかなって。 6月には葛西に面接に行って、そこから一か月で入社を決定しました。

不安は無かったですか?

もちろんありました。接客自体は現場で長年やってきましたので安心感がありましたが、オフィスでの業務は久々で、なによりメンバーの一員としてみんなに認めてもらえるか不安でしたね。

ただ、新卒の時は何もわからずチャレンジできずに後悔していたことが多かったので、せっかくフージャースでもう一度そのチャンスが巡ってきたことだし、やれるところまでやってみようという気持ちでした。直観的に決めた部分が正直多いですが、今となっては良い選択をしたなあと本当に思いますね。

たしかに直感で決めるのも大事ですよね。

では今度は今の仕事内容について聞きたいのですが、岡﨑さんが思う、フージャースに入って一番よかった点と、一番やりがいを感じているところはどこですか?

最近感じているのが、自分で道筋やステップを考えて進めていくというところがやりがいの一つだなと。 本当に未知との闘いの連続で、何もない中でやらないといけないです。例えば、前の仕事で「ワインリストを作れ」と言われたら、ワインの中から選べばよいですが、今だと「飲み物どうしますか?」という幅広い範囲から飲み物自体を選ばないといけないです。オレンジジュースに決めたとしても、では次はどんなオレンジジュースがホテルにマッチするのかとか。本当にゼロからのスタートなので、そういう未知との闘いの中で成長していきます。

未知との闘い、、なかなか良い言葉ですね笑 

では今のやられていることの中で、何が一番楽しいですか?

やっぱり料飲について考えることが一番好きですね。今チーム内では朝食のメニュー考案が課題になっているんですよね。理想の朝食はたくさんある中で、ホテルのコンセプトとマッチするか、その中でオペレーションとどうバランスをとるか。

きちんとできる」と「こんなのが出てきたら嬉しい」との調整っていうんですかね。

勿論ホテルの根幹ともなる部分なので考えるのは大変ですけど、やっぱりやりがいはあります。こんなことを入社早々考えさせてもらえる会社ってなかなか無いですしね。

朝食ってお客様にとってもすごく大事な要素ですもんね。そのほかにどういう仕事されていますか?

ホテルの立ち上げに必要な許認可関係のちょっと堅めの仕事もあれば、従業員の控室のロッカーを選ぶ仕事もあれば、一緒に働いてくれる人を見つける採用の仕事もあれば。

直接的にお客様と関わらないこともたくさんありますが、すべてがお客様の笑顔につながってくるので、こんな仕事はあまりやりたくないとか向いてないと言ってる暇はないですね。

全部やるっていうイメージですね笑

今ホテルの立ち上げっていうフェーズにいますが、こういう仕事にどんな人に向いていると思いますか?

そうですね、やはり決まっていないところの中で動ける人が楽しくできると思います。例えば、バックパックが好きな人とか笑

バッグパック好きな人 笑 面白いですね。そういえば今のメンバーは旅行好きな人が多いですよね。

では最後の質問ですが、今後岡﨑さん自身がやりたいこと、また秋葉原のホテルをこうしていきたい!みたいなものがあれば教えてください。

はい、秋葉原やフージャースのホテルに来る人に「最幸」の体験してほしいです

自分自身が飲食店で接客していて思ったことですが、お客様から「このお店さいこうだったよ」と言われることがあります。

普通は「最高」を思い浮かべると思うのですが、実はゲストは「最幸」って思ったから言ってくれたセリフなんじゃないかなと思って。

じゃあゲストはどうしたら幸せになってくれるのか。

接客しているとゲストのニーズは人それぞれ違うと感じます。ワインに詳しい人にワインの説明をすると喜んでくれますが、ワインのことよく知らない人に説明してもあまり喜ばれません。ゲストの表情や雰囲気からを見ながら、どんなお客様が来ても「このホテルに泊まってよかった!最幸!!」と言ってもらえたらうれしいです。

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