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はじめまして、株式会社micadoのCEOをしております田代と申します。
なぜ僕はマーケティングを続けていて、今も楽しいと感じてしまうのかについて、考えようと思ったのでそれを記事にしてみます。
そんなに長い話にはならないかなと思いますので、ぜひ最後までお読みいただけたら嬉しいです。
マーケティングとはそもそも何か?
今でも本を読んだり、論文を読んだりしているのですが、9年間もずっと勉強し続けているのに衝撃的な発見や考え方に出会うので、今日ここに書くことは1年後にはもう古い情報になっているかもしれないのですが、そもそもマーケティングとは何かということについて僕の考えを述べさせていただきます。
「認知を広げることや売ることだけがマーケティングではない」
クライアントとお話ししていても、結構多くの方々が勘違い?というより知らないのが、マーケティングが認知拡大や売ることがゴールの仕事であると考えていることです。
マーケティングのゴールは、一つの事業が継続的かつ安定的にビジネスとして成り立つ状態を作り出すことだと僕は考えています。
企業のマーケターが陥りがちなのは、自分の仕事を広告を最適化することや、メディアに掲載すること、お客さんを増やすことにあると考えてしまうことなのですが、実はそれだけではないのです。
もしマーケターの仕事がその内容なのであれば僕は楽しいと思えていないでしょう。
我々が地方での公演やオンラインセミナーで常々お話ししていることではありますが、マーケティングはもっとビジネスにおいて広く、もっと長い未来に影響を与えるような仕事であるということです。
「どこからどこまでがマーケティング?」
では、何から始まり何で終わるのがマーケティングなのか?
という問いに対しては、僕はこう答えるようにしています。
市場を理解し、顧客を理解し、自社の提供できる価値を理解し、それらがもっとも強く絡み合う条件を見つけ出すことから始まり。
これらの計画に則り、お金、時間、トレンド、社会情勢などあらゆる事象を加味した集客戦略を設計する。
そして、その戦略に基づいて日々アクションを実行し、振り返り、改善する。そのチューニングをあらゆるデータを駆使し、時にAIの力を借りながら最短で最高のクオリティで行い続ける。
結論、始まりはあるが終わりはないということです。
大学の授業だと、経営や経済、マーケティングなどバラバラに学んでしまっていたり、そもそもの企業の募集枠に包括して携われる仕事がないので誤った解釈をしている人は多いのですが、マーケティングとは、今や経営者よりもビジネスの全体像をコントロールできる情報とアクションを管理するポジションになっているのです。
それも当然、自社のビジネスが位置する市場を数字で理解していて、どんな人に、何を、どのように届ければいいのか知っているのですから。
極論ですが、経営者は事業を成功させるためには、マーケターから計画を聞いてお金を出すかどうか判断するだけでいいということです。
マーケティングって難しい?
マーケティングって聞くと、なんだか色んな知識や経験が必要で大変そう。難しそう。と感じる方もいらっしゃるかと思いますが。
はい、難しいです。
でも大変かどうかでいくと楽しいです。
僕自身大学在学中の19歳からマーケティングの仕事に関わっていますが、最初に本を手に取った時から、面白すぎて、土日で6~8冊ほどの本を読む生活を続けていました。
マーケティングの何が面白い?
マーケティングって言葉が大変そうな雰囲気を出しているのかもしれないのですが、とっても身近な事象をビジネスにしているというのが面白いポイントだと思います。
今日あなたが買ったもの、またはこれから買うもの、その商品やサービスとあなたを結びつけたのが、その企業のマーケターによる計画だったとしたら?
有名な脳科学者の話していたことですが、我々の購買行動というものは、勝手に自分の意思決定に基づいて行ったことだと勘違いしているが、そうではなく、購買行動のほとんどが企業の描いたシナリオによって、導かれているということです。
正直この話をするたびにマーケティングってやっぱり面白いなと思ってしまうのですが、簡単に言うと我々がマックを食べたくなるのも、iPhoneを使うのも、最後に決断したのは紛れもなく本人ですが、そこまでの道のりは企業が作り出していると言うことです。
マーケティングの何が難しいの?
先ほどの話で、また難しそうに感じてしまった人がいるかもしれませんが、
要するにマーケティングとは、自分たちの商品やサービスがある場所まで本人に気づかれないように誘導してくるのが主な内容です。
では、何が難しいのか?
一つの商品の売り上げを短期的に向上させることは、正直数ヶ月本を読むだけで誰でもできると思います。
分かりやすい例でいくとInstagramやTikTokでのマーケティングなどです。広く知ってもらうことで、その商品やサービスに魅力を感じる人に見つけてもらうのは、プラットフォームの力が強いので、そこまでハードルは高くありません。
難しいのは、商品、資金、顧客、市場、トレンド、これらが綺麗にリンクして持続し続ける状態を作り出すことです。
そのためには、すべての情報を深く理解する必要がありますし、どれかで誤った情報や解釈をしてしまうと事業全体に影響が出てしまうと言う点です。
かといって、その全てを1人が行う必要もないですし、責任を全て背負わないといけないと言うわけでもないですし、何よりその勉強の過程も面白いので是非ポジティブに捉えていただければと思います。
思いつきで書いてしまったので、読みにくい文章でしたらすみません。。
結論、マーケティングができるようになると、ビジネスをする上で怖いものがほとんどなくなると言うことです!
どんな商品やサービス(詐欺や信念のないものは除く)でも、1人のマーケターによりグロースさせることができるくらい貴重な人材であると言うことでございました。
次は何について書こうかな?
今回のお話で我々の仕事に興味を持っていただけましたら、是非会社情報なども覗きに来てくださいね!