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最近取り組んでいるシーケンス制御という世界

Photo by Ibrahim Boran on Unsplash

最近新たなこととしてシーケンス制御に取り組んでいる。

これまでは業務アプリが中心で、いわゆるメジャーな言語にて構築されたITシステムに長く携わってきた。

逆に制御系と呼ばれる機械制御を行うものには触れる機会が無く、同じITでありながら遠い存在に感じていた。

そんな私から見ると更に遠くに見えるPLCのシーケンス制御という領域がITには存在している。

細かいことは専門的なことが記載されているサイト等で確認いただくとして、簡単に言うと製造業の各製造設備を制御するための仕組みでPLC(Programmable Logic Controller)と呼ばれるものがあり、これに様々な作業手順を設定し装置をコントロールしていくシーケンス制御と呼ばれるものがあります。

このシーケンス制御を定義する代表的な方法として、ラダー言語と呼ばれるものがあります。

これまで身近にあったいわゆる言語系のプログラム言語とはかなり、言語と名前がついているがメンテナンスツールではリレー回路図を書いていくような方法でこのシーケンスを定義していきます。

これまでの経験値がほとんど通用しない領域ですが、これもITであり、この領域のエンジニアも同様に不足していて何らかの助けが必要となっている企業が多く存在します。

単に目の前の課題対応を行うことは必要ですが、それだけやってもこの根本課題は何も解決できず、延命治療を行っただけのような部分は、我々がよく知っているIT業界と全く同じ構造です。

またこの領域はあまりモダナイズされず、古き良きしきたりに準じて行われているケースが多く、職人肌のエンジニアがリタイヤするとそこで途切れる、と言ったレガシーの世界でよく聞く話がここにもあります。

まだこの領域ではヒヨッコに過ぎない我々が何をどこまでできるかわからないが、ヒヨッコだから気付けることも少なくなく、変革をしなければ何も改善できないと信じ、新たな選択肢をここでも提供できることを目指し、取り組んでいこうと思う。

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