こんにちは!医療AI推進機構、通称MAPIです。
MAPIでは、「医療AIが溢れる世界を創る」というミッションを掲げ、医療データの利活用を促進し、患者さん一人ひとりに最良のケアが行き渡る未来に向けて様々な分野で取り組みを行っています!
そんなMAPIの中では、どのようなメンバーが、どのような思いで働いているのか。
少しでもイメージを持っていただくために、メンバーにインタビューをしていきます!
【プロフィール】
井手 武/Director
大阪大学医学部卒(医師)
大阪大学大学院医学系研究科卒(医学博士)
米国(Bascom Palmer Eye Institute, University of Miami)留学、南青山アイクリニック副院長を経て、事業構想大学院大学事業構想研究科(事業構想修士)を卒業後、東京ビジョンアイクリニック阿佐ケ谷を開設。
クリニック院長と並行して株式会社NYAUWを設立し開業医の視点からのクリニックの課題解決に向けた活動も行う。
将来を見据えた大きな決断
社外取締役として参画されている酒井先生に、同じように社外取締役としてご推薦いただいたことが、MAPIとの出会いです。
酒井先生は、私が事業構想大学院に在籍していた際の教授でもあり、クリニックのDX推進を目指す株式会社NYAUWを共同で立ち上げるなど、医療業界を変えたいという共通の思いを持ってきました。
株式会社NYAUWでは主に私がクリニックにいる中で感じる課題への解決策を、具現化していくことに取り組んでいます。
例えば薬局の疑義照会(薬剤師が医師に対して処方箋の確認を行うこと)を電話ではなくアプリでできるようにしたサービスは現在3000以上の薬局に導入していただいています。
そのように課題を解決するアプローチのひとつとしてAIに触れてはいましたが、私はあくまでAIの専門家ではありません。
また、通常のクリニック業務もあるため、時間的な側面でも私がMAPIの力になれることはあるのだろうか、と感じることもありました。
ただ、島原さんと意見交換を進めていくうちに、現在医師として活動されている方々をはじめその後継者となる方たちに何か発信できるようになっていきたいという私の思いも汲み取っていただいた上で、本格的にメンバーとして動いてみるのはどうかとお声がけいただいたため、現在は取締役として参画しております。
特に、どうしてもブルーワーカー的な働き方になりがちな医療業界の中で、MAPIでは一人ひとりがスピード感を持って活動をしているということは非常に大きな決め手でした。
未来のための「つながり」を作る
MAPI全体としての取り組みは、医療データの利活用推進が中心です。
その中で私が取り組んでいることは主に医療従事者同士、および医療従事者と医療業界に関わりたいと考えている企業や人材とのタッチポイントを作ること。
なぜなら、企業同士・個人同士がつながる機会がなければ、アイデアが具現化するような技術を掛け合わせることや、チーム・企業としての動きを加速させていくことはできないからです。
そのようなタッチポイントを作る機会のひとつとして、月に一度「MAPI CONNECT」というオフラインイベントを企画・開催しております。
実は、様々なつながりがあってこそMAPIの目指す未来が実現できる、という思いをロゴにも込めています。
まずは47都道府県につながりを展開していくということを目標としていますが、それにとどまらず輪を広げていきたいと考えています。
フラットな環境だからこそ叶うスピード感
医師が多いということは他でも触れられているかと思いますが、その医師たちはいい意味で「外れ値」であるメンバーが多いように感じています。
医局に入り臨床医となることが医師としての王道のキャリア、という風潮があるなか、MAPIには臨床医でありつつAI研究も行っているメンバーや、医学的知識とビジネス面の知識を併せ持ったメンバーがいるなど、既存の働き方に縛られていない人が多いです。
「自立と自律」という言葉がしっくりくるイメージかもしれません。
お互いへの信頼があるため、リーダー会と呼ばれる定期的なミーティングでも全員が意見を言いやすい環境になっています。
そのような風潮は、先程お話ししたような、スピード感のある動きに繋がっているのではないでしょうか。
枠にとらわれないキャリア
医療を軸としたつながりを作っていくことを通じて、AIへの理解が業界全体に広がる未来を目指しています。
日本の医療機関の内訳を見た時、クリニックに分類される医療機関(病床数19床以下)が大半を占めているのが現状です。
つまり大きい病院ではなく、クリニックが患者さんのフロンティアとなっているのです。
しかし個々のクリニックの取り組みだけでは、どうしても新しいシステムや技術の導入が遅れてしまうことや、社会的な仕組みをキャッチアップできない状況に陥ってしまいがちという課題があります。
そのような課題を解決していくためにも、AIを活用するという考え自体を浸透させていくことが非常に重要だと考えています。
また、個人としては、医療分野以外に取り組む存在としてひとつの医師のロールモデルのようになれたら、という思いで活動しています。
私は毎週水曜日がクリニックの休診日なのですが、その日には必ずビックサイトなど大きな会場で開催されているイベントに参加し、幅広い業界の方々と交流を深めるようにしています。
このように、医療業界かそうでないかの垣根を越えたつながりを作っていくことや、医師だからといって医療分野に捉われずに活動していくことも、MAPIの掲げる「患者一人ひとりに最良のケアを提供する未来」の実現につながるのではないかと考えています。
いかがでしょうか?
少しでも組織やメンバーについて、イメージを持っていただけたら嬉しいです。
興味を持っていただけた方は、ぜひお気軽に「話を聞きにいきたい」ボタンからご連絡ください!