クリエイティブディレクター、映像プロデューサー、デザイナー。制作職の募集にはポートフォリオの提出をお願いしています。
そのせいで、応募をためらわせているのではないかと思っています。今回はそこの話です。
■ 話を聞きに来る段階では、要りません
まず、これを書きます。
「話を聞いてみたい」で来ていただく段階で、ポートフォリオは必要ありません。まとまっていなくても、リンクがなくても、面談は組みます。
十五分お話しして、お互い進めたいとなってから、あらためて拝見させてください。その順番で困ったことはありません。
■ 何を見ているか
拝見するとき、私たちが見ているのは完成度ではありません。
見ているのは、どこまでご自身が決めたか、です。
企画から入ったのか、指示された要件を形にしたのか。演出はどこまで自分の判断だったのか。予算と納期の中で、何を諦めて何を守ったのか。
面談で必ず伺うのも、そこです。「一番手をかけたものを一つ挙げてください。どこからどこまでを自分で決めましたか」と聞きます。
きれいなものが並んでいるかどうかは、正直あまり見ていません。作品数の多い方より、一つの案件について深く語れる方のほうが、当社では機能します。
■ 学生の方、経験の浅い方へ
出せるものが少ないから応募できない、と思っている方がいると思います。
課題で作ったものでも構いません。個人で作ったものでも構いません。友人に頼まれて作ったバナー一枚でも、そこに判断があれば話は成立します。
逆に、実務経験が長くても「言われた通りに作りました」しか出てこない場合は、こちらの求めるポジションとは合いません。それは経験年数の問題ではないので、先に書いておきます。
■ 提出の形式は問いません
ファイルでも、ポートフォリオサイトでも、共有ドライブのリンクでも構いません。パスワードがかかっていても、面談のときに教えていただければ大丈夫です。
動画の場合、長尺のものは全部は見られません。「ここを見てください」という指定があると助かります。
■ 面談のあとに出していただいても構いません
繰り返しになりますが、順番は自由です。
先に見せたい方は先に。話してから決めたい方はあとで。どちらでも選考の進み方は変わりません。
まずは十五分、話しに来ていただければと思います。