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【社員インタビュー vol.1】「私心を離れ、壁を突破する」新卒6年目を迎えた齊藤が語るフィロソフィ

みなさん、こんにちは!たむらホールディングスの人材開発部で採用担当をしている山下です。

今年の2月に不動産事業部から異動したばかりでてんやわんやしていますが、毎日楽しく仕事をしています。

私の方からは、みなさまに社員の紹介を中心にさせていただきます。

栄えある第一号は、20代の若さにして一支店の店長に抜擢されたエース、齊藤さんへのインタビュー記事です!簡単に齊藤さんの紹介を。


齊藤 丈治(サイトウ タケハル)

山口県下関市出身。久留米大学卒業後、当社へ入社。不動産事業部の売買仲介業を中心とした業務に従事し、社内外から広く信頼されている。現在は不動産事業部の新下関店で店長として、営業とマネジメントを兼任。サッカーと社員をこよなく愛する。


安心感がありました。

なぜ田村ビルズに入社したのですか?

福岡の大学に通っていましたが、就職は山口に戻ろうと考えていました。とある就職サイトに掲載されていた会社紹介のなかに当社の若手社員の集合写真があったのですが、それが妙に印象に残っていまして。ふと説明会に参加したのがキッカケでした。

その後のインターンシップや面接での対応が丁寧で、「ちゃんと見て選んでもらった」という印象で、安心感がありました。


社員寮(シェアハウス)の存在に助けられました。

入社してからはどうでしたか?

入社と同時に社員寮に入りましたが、私にとって寮の存在は大きかったですね。入社してすぐ、新人研修の一環で2泊3日お寺で研修するプログラムがあるのですが、それがとても不安だったんですよ。でも、寮の先輩方が励ましてくれたおかげもあり、何とか乗り切ることができました。

当時、2つ上の先輩が寮長でしたが、寮長をはじめとする寮メンバーには色々助けていただきました。なんというか、「他の寮の人たちより目立ってやろう」という寮単位でのライバル心みたいなものがありましたね。

仕事はというと、入社直後の2ヶ月ぐらいは仕事についてほとんど分かっていなかったので、正直ギモンに思うことがたくさんありました。とにかくワケが分からなくて、朝礼前はよく倉庫の掃除をすることに逃げていましたね。

そんな中で社員寮の存在に助けられました。私が落ち込んでいるときは、寮長がご飯に連れて行ってくれたり、時には栄養ドリンクをそっとテーブルの上に置いてくれていたりと、そういう温かさがとても嬉しかったです。おかげさまで、夏が来るまでにはなんとか仕事にも慣れてきました。


2年目でスイッチが入りました。

ー 2年目までのお話を聞かせてください!

毎年秋に、加盟フランチャイズの全国大会があるのですが、そのなかで「ポスティングチラシの反響数」を競う種目がありまして。実は全国1位を狙っていました。ですが、あと1件で1位に及ばず。この種目は私のためにあると思っていただけに、とても悔しかったです。

毎年12月、当社の中間決算報告会があるのですが、ある上司から「同じ努力では神様は振り向いてくれない」と言われました。その言葉を聞いて、全国大会での苦い記憶がよみがえってきました。当社ではフィロソフィ(企業哲学)を指針とし、全社員が日々勉強しているのですが、フィロソフィにある項目の一つ「壁を突破する」が、まさに当てはまりますね。

はじめてこのフィロソフィを読んだときは何も響かなかったのですが、全国大会が終わって、改めて朝礼で「壁を突破する」を読み返したとき、めちゃくちゃ胸に刺さりました。成功者と成功しなかった人の差は紙一重で、不成功者もいい加減にしているのではなく足りないのは粘りだと。1年目はその言葉が大きく響きました。

2年目でスイッチが入りました。当時、私個人の月の数字目標は100万円でした。98万円の月があったのですが、ほぼ達成しているから、と満足していたんです。ただ、その時の事業部会議で事業部全体の売上が悪かったこともあり、当時の事業部長が皆に向けて「新たに新人が入ってきた中でこんな売上で、新人を路頭に迷わす気か!」と、喝を入れられたんです。この言葉は自分に言われていると思い、はじめて2万円足りなかったことを悔やみました。その時から後輩には常にその行動、数字も見られているという意識を忘れてはいけない、と思いました。

「この会社に入ってよかった」と思ってもらえるように。

ー 3年目、4年目はどうでしたか? 2年目でスイッチが入ったとはいえ、まだ自分の数字のことや今月の数字のことしか考えていませんでした。来月の数字を考える前に今月の数字に入れ込んでしまえ、という考えでした。

4年目になる前に周りの人を見るようになりました。「この会社、この店舗、そして私の下、に入ってよかったな」と思ってもらえるように仕事をしなければいけない、と思いました。そしてそれがモチベーションにもなっていました。毎月1回、若手社員と社長で行なうルーキーMTというものがあるのですが、そこでも色んな人(後輩)に声をかけようと思いました。もともと先輩方がよくご飯に連れて行ってくださったので、私もそうしたいと思いました。


背負い投げ=経営

齊藤さんは現在、新下関店の支店長ですが、着任当時の思いを教えて下さい。

社長から「新下関店へ行ってくれ」と言われたとき、悩みはしませんでした。俺しかいないな、と思って行きました。また、新店舗立ち上げの準備は人から言われる前に自ら燃えて準備をしようと思いました。副社長からはもうこれ以上できない、というところまでやって来い、と言われました。「壁を突破する」「お客様に喜んで頂く」こと。この2つのフィロソフィを常に意識していました。あとは「私心を離れる」ことも常に意識していました。

聞いたところ、社内で「俺がやる」が私の代名詞のようになっているそうですが、もともとこれは後輩によく言っていた言葉だったんです。何回も言っているうちに自分自身にその言葉が返ってきました。新店舗を立ち上げる時に、勝てるところは勝たないといけない、と決めました。ただ、立ち上げの準備で頭が整理されない状態が続き、まだ強烈な決心をするまでには至っていませんでした。そんな時、各店から立ち上げに向けてたくさんの人が手伝いに来てくれました。

ある時、他店から一年目のメンバーが来てくれました。「ポスティングの反響目標を達成為たいので、それを下関でやらせてほしい」と言われました。こちらの準備の都合上、一旦断ったのですが、3人とも絶対やりたい、と食い下がる姿を見て、何か頭の中がスーッとリセットできました。3人の熱意を目の当たりにしてやっと覚悟させてもらえました。


またある日、社長から、背負い投げだけでオリンピックの金メダルをとった選手の話を聞きました。

「背負い投げというのは相手に密着して、相手より重心を下に持っていきさえすればどんな大きな相手でも背負えるのだ」と、その選手は言われていたそうです。相手と距離をとってしまうと小さい相手でも重く感じてしまい、投げられるものも投げられなくなってしまう。勇気を持って踏み込むからこそ背負えるのだと。

社長はこれを経営と一緒だと言われていました。中途半端に人と距離をとってしまうと、人を背負うことが重く感じて、いつしか背負うことを止めてしまう。それならば、その人の人生をも背負うと覚悟を決めたら、案外大人数を背負えるもんなんだ、ということでした。私は理屈で考えるので、「どうやって背負うんですか?」と社長に尋ねたら、「背負うと決めるんよ!」と。分からなかったです(笑)

最近ようやく、周りの人のために命を懸けられるというのが背負うということかな、と思うようになりました。


全国1位になること、それがいろんな人を幸せにすることに繋がる

今後の目標を教えて下さい!

会社のビジョンとして掲げている「2026年に売上100億」に向けて思うのは、自分の店舗が全国1位になることです。そのためにはまず、お客様には即対応、今までできていなかったのですが、克己心で即時処理をやらないといけないなと。

勝ちたい人が社内にたくさんいまして、実は今勝負しているんですよ(笑)。憧れるのは、社長とか、副社長とか、事業部長ですね。色んな人を幸せにしているからです。全国大会で1位がとれたら、それが色んな人を幸せにすることにつながると思っています。そのために自分を抑えて私心を抑えて。それが私の今後のテーマです。


~インタビューを終えて~ 齊藤さんの印象を周りに聞くと「数字に厳しい」、「自分に厳しい」、「努力家」、「責任感が強い」、「面倒見がいい」、「負けず嫌い」、「内に秘めたるものがある」、「後輩思い」などでした。それだけでなく、お茶目なところもあり、後輩からは大変慕われています。

チームメンバーのために一生懸命の齊藤さん。その姿に私たちはいつも勇気と力をもらっています。齊藤さん、ありがとうございました!

株式会社田村ビルズ コーポレートサイト: http://tamura-builds.co.jp/

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