1
/
5

【地域おこし協力隊活動報告】地域おこし協力隊2年目 カキの養殖を行う坂田さん


福井県の南西部に位置し、古くから朝廷や天皇に海の幸や塩を献上する「御食国(みけつくに)」として栄えてきた、小浜市。後に京の都に魚介類を運ぶ「鯖街道」の出発点となり、各地の食が交流することで「へしこ」や「なれずし」に代表されるような、質の高い郷土の食が形成されてきた歴史があります。

そんな福井県小浜市では、これまで紡いできた歴史や文化を未来に繋いでいくため、積極的に地域おこし協力隊の受け入れを行っています。​

地域おこし協力隊の活動をもっと多くの方に知っていただくべく、今回はカキの養殖を行う坂田 凱斗(さかた かいと)さんにお話を聞きました!「小浜市の地域おこし協力隊って、実際どんな活動をしているの?」と気になった方は、ぜひ最後までご覧ください。



皆さん、こんにちは。地域おこし協力隊2年目の坂田です。 幼いころから漁業、特にカキの養殖に携わることが夢だった私は、小浜市が漁業分野の地域おこし協力隊員を募集していることを知り、応募しました。

現在は、小浜湾でカキを養殖している人の養殖筏の一部を借り、カキの稚貝を網の籠に入れて養殖する「シングルシード養殖」に取り組んでいます。



この写真は、カキの餌である植物性プランクトンが、フジツボなどの付着物に食べられて、カキの成長が妨げられるのを防ぐため、カキの表面を掃除する作業を行っている様子です。活動1年目の昨年と2年目の今年とでは、付着物の量に違いがあるので、海の環境は毎年異なるのだと実感しています。

また、小浜市や市漁業協同組合、県立大学、地元のカキ養殖業者と連携・協力し、一年中食べることができるマガキや、純粋小浜湾産のマガキを養殖しているほか、今年の6月に県がブランド化した「ふくい岩がき」の養殖・出荷も手伝っています。

私が養殖しているカキは、現在市内の飲食店や京都の飲食店へ出荷を行っているので、ぜひ召し上がってください。




小浜市では現在、農業・水産業・観光事業の3分野で、地域おこし協力隊を募集中です。

2泊3日〜7泊8日で希望する分野の事業者を回ることができる「お試し地域おこし協力隊」や、市内の担い手の元で1ヶ月間事業を体験いただくインターン制度もあります。
ちょっと小浜市が気になる、地域おこし協力隊の活動をもっと知りたいという方は、お気軽にエントリーください!

Invitation from 小浜市食の人材育成センター
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
小浜市食の人材育成センター's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like 江波 鈴's Story
Let 江波 鈴's company know you're interested in their content