こんにちは。株式会社ESP 髙原です。
経営者で現役エンジニアでもある私が、今最も力を入れている社員のクラウド教育について少し紹介させていただきます。
■なぜクラウド教育?
当社の市場価値をもっと高めるためには何をすべきか、常々考えていました。
以前から着目していたのがクラウドで、グローバルでは毎年30%超えで市場が増加しており、コロナすら追い風になっています。
なので、底上げとして全員がクラウドを使いこなせるようになってほしいと思いました。
当社のエンジニアはバックボーンが様々ですが、どのエンジニアでも今のスキルを補完するサブスキルとして使えることに加え、将来的に可能性を広げることができる投資効果が高い魅力的な分野と考えました。
■どのクラウド?
欲張ってTop2のAmazon社AWSとMicrosoft社AZUREの両方にしました。
セットで学ぶことで重複部分を割愛でき、効率的なためです。
また、比較することで違いがクリアになり、より理解が深まります。
私自身も今年、
AWS Certified Solutions Architect-Associate
Azure Fundamentals[AZ-900]
2つのクラウド系の資格を取得しました。
■何をするのか?
まずは0からスタートした人が基礎を身につけることを目標に、年間ロードマップを作成しました。
もちろんやる気のある方はどんどん前倒しできますし、動画ベースなのでいつからでも途中参加可能です。
流れとしては、まず知識を学び、考え方や用語に馴染んでいただきます。
そして、実際にクラウド上で手を動かしてシステム環境を作ってもらいます。
Step By Stepで少しずつ難易度が上がっていきますが、詳細に解説しながらですので心配無用です。
■どのように?
最小の労力で、目標スキルを身につけられることをコンセプトにしています。
まずYoutube(非公開)で受講できるようにし、実環境もクラウドなので、時間・場所の制約無く受講できるようにしました。
質問等はSLACKでチャット形式でやりとりし、共通的な内容はFAQにまとめています。
また、教材は事前にクラウド初心者に一通り実施してもらい、わかりづらい点や改善点を洗い出すプロセスを行っているので、皆さんが躓きやすい要素をあらかじめ取り除いています。
また、意欲ある方には有資格者による資格サポートも個別に行います。
更に、当社は福利厚生として電子書籍含めた書籍購入補助と、資格合格報奨金の制度を用意しており、社員の金銭負担が少なくなるようにしています。
■これからの展開
今年はこの学び→実践→教育の流れを習慣化し、社員のクラウドスキルを底上げします。
来年以降はクラウドをさらに深めると同時に、これから普及してくるだろうローコードやコンテナ等を取り入れたいと考えており、今からワクワクします。