※この記事は、KAEN公式noteで公開された内容の再掲です。
こんにちは、株式会社KAEN 公式note編集部です。
わたしたちは、あらゆる素晴らしいサービスを世界に届けるための「新しい流通基盤」を創っている会社です。これから生まれる産業の火付け役となり、その”火”を”炎”に育てる役目——そんな想いを持って日々挑戦し続けています。
今回のインタビューでは、KAENの事業の一つ「TAAAN」のグロースパートナーとして自らの領域を広げながら活躍する佐々木にインタビュー。取締役の梅木から”切り込み隊長”とも呼ばれる佐々木の原動力や大切にしている価値観について話を聞きました。
佐々木 栄介
プロフィール
大手外資系人材会社経験後、スタートアップ企業にてエンタープライズセールスをメインにIS〜CSまでを担当、その後フリーランスを経験し2024年4月にKAENへ入社。
聞き手:梅木(取締役)
キャリアの節目で選んだ「人」を軸にした働き方
梅木:はじめに、あらためて栄介さんのこれまでのキャリアとKAENへの入社の決め手を教えてください。
佐々木:はい、2018年末に前職で川田さん(現KAEN代表)と出会い、一年ほど一緒にセールスに取り組んでいました。その後、代理店ビジネスを展開する企業への転職や、営業支援のフリーランスを経験し、2023年にKAENのパートナー事業部門「DX BURN」の立ち上げに業務委託として関わるようになりました。(現在は事業クローズ)
1ヶ月ほど経った頃に私生活では第三子を授かり、家族とのこれからや自分のキャリアを改めて見つめ直すタイミングがありまして。そのときに、川田さんや同じビズサイドの畠中さんに今後のことを相談したところ「KAENに来たら?」と声をかけてもらったんです。そこからは、「自分がKAENに入るなら、どのような価値提供ができるか」を真剣に考え、メンバー全員に向けてプレゼンしました。 KAENに関わっていく中で、KAENのメンバーたちの事も本当に大好きになり、最終的には「誰と働くか」を軸に入社を決意しました!
梅木:恵比寿のオフィスでしたね!
佐々木:2DKのアパートのオフィスだったので、とにかくスペースが無くて(笑)。キッチンのシンクのところにPCを置いて、テレアポしてました。
梅木:印象的な出来ごとはありますか。
佐々木: 当時はインターン採用を強化していたタイミングで、畠中さん・浦川さんと一緒に、 複数企業が参加するオンラインイベントに登壇しました。セミナーを実施しようとなって、僕はビジネスマナー、畠中さんはキャリア、浦川さんは自己分析とそれぞれ異なるテーマを担当。準備は大変でしたけど、めちゃくちゃ楽しかった思い出です。また、当時同じくインターン生だったくらっち(現社員メンバー)には、事業だけでなくインターン生の育成の面でもすごく助けてもらいました!
“信頼をベースにした関係性”が、ビジネスを動かす
梅木:今のKAENでの担当事業と役割を教えてください。
佐々木:現在はTAAANのグロースパートナーとして、セールスとカスタマーサクセスを一気通貫で担当しています。具体的には、新規クライアントの商談から契約後のフォロー、予算管理、チャーン防止策など幅広く対応しています。事業としてまだ成長段階ですが、新領域への展開を見据えつつ、商談の質とフォローの体制を強化していくことに注力しています。
梅木:お客様の課題のキャッチアップや提案はどのように行っているのでしょうか。
佐々木:様々な業種のお客様がいらっしゃいますが、TAAANを活用する上での悩みには共通する部分も多くあります。新規の顧客であれば「現在の施策ではターゲット外顧客との商談が多い」、既存の顧客であれば「欲しい商談の量を増やしたい」「量を増やすとなった時にパートナーがいいかわからない」といった顧客側の疑問に対して、直接パートナー企業にヒアリングを行い、状況を確認しています。また最近、新しくパートナーチームが立ち上がったため、役割分担や連携を現在進行形で調整しています。
梅木:栄介さんは、パートナー企業側の経験もあるからこそ、その辺りの解像度がとても高そうですね!
佐々木:そうですね。実際にやっていたからこそパートナー企業側の気持ちはめちゃくちゃ分かりますし、グロースパートナーはメーカー向けのCSという役割上メーカーに偏りがちですが、経験があるからこそフラットな目線を持つ事を心がけています!
梅木:普段はどんなことを大切にしながら仕事をしていますか。
佐々木:個人的には「因果応報」という言葉が好きです。「良くも悪くも自分の行い次第」という意味ですが、その根底には人付き合いはちゃんとした方が良いよねという気持ちがあって。お客様とのやりとりで聞きにくいこともありますが、信頼関係ができていればそういった話もしやすくなる。だからこそまずは関係性を築くこと、「仲良くなる」ことを意識しています。
梅木:関係構築をかなり大事にしているんですね。
佐々木:日頃から信頼関係の構築は意識していますが、一方で、近しい関係になりすぎることでビジネス上のやりとりが曖昧になってしまうこともあると感じています。適切な距離感と節度を保ちながら、率直な対話ができる関係性を築くことを大切にしています!
梅木:新しいお客様との会話にも臆せずどんどん切り込んでいく姿が印象的です!KAENが展示会に出展した際に、来場者にどう話しかければいいのかをみんなが少し戸惑っていた中で、栄介さんが次々とアポイントを取っていく姿を見て「切り込み隊長…!」と思ったのを覚えています。他の出展社のブースにも訪問していましたよね?
佐々木:そうですね。あの時は、会場の立地の影響でブースへの訪問者数もあまり多くなかったので、リード獲得目標達成に向けて、積極的に他のブースを訪問して顧客になり得る企業との接点を広げていきました。
「やってみたい」に火をつけるカルチャーがある
梅木:今後挑戦してみたいことはありますか?
佐々木:会社としても事業としてもまだ始まったばかりの段階ですが、特に楽しみにしているのはTAAANの新しい領域への展開です。現在はSaaS系企業のお客様が中心ですが、今後の広がり次第では一気に可能性が拡大すると感じています。すでに少しずつ新領域への取り組みも始まっており、いずれ本格的に挑戦したいと考えています! 少し先の話にはなりますが、領域ごとに専門チームを持つ体制も面白いと思っています。マーケティングからカスタマーサクセスまでを一貫して担当できるような事業単位のチームや、業界ごとの課題に特化して、分社化に近い形まで発展できたら面白いと思いますし、そんな未来を考えるととてもワクワクします。過去に関わったパートナー部門では思うように成果が出せず悔しさもありましたが、だからこそもう一度挑戦してみたいという気持ちもありますし、やりたいことは本当にたくさんあります!
梅木:毎月「1 on UK *1」でもいろいろ想いを聞かせてもらってますよね。
*1 1 on UK :KAENでは月に一度、メンバーと川田・梅木が集まり、お互いの状況を確認し合う対話の場があります。
佐々木:1 on UKの場で、二人が「自分がやりたくて、輝けるところでやったほうがいい」と言ってくれるのが本当にありがたいです。KAENでは担当領域が変わることも多いですが、自分のやりたいことと会社から期待されていることの間にギャップがあっても、ちゃんとすり合わせができる環境があると思っています。実際、TAAANを担当するようになったときも、当初は「自分にできるのか?」という不安も多少ありましたが、そういった気持ちも含めて対話できることがとても心強いです。
梅木:栄介さんの表情が曇っているときは、しっかり話すように意識しています。1 on UKの時間では、メンバーの感情面の対話と、最も成果を発揮できるポジションはどこかを一緒にすり合わせていくことを大切にしています。
佐々木:自分の役割については、仮に少し迷いを感じることがあっても、実際にやってみなければ分からないと思っています。だからこそ、いただける機会はすべて前向きに挑戦したいと考えていますし、その経験を通して自分の可能性を広げていけたら嬉しいです!
コミュニケーションを惜しまないから、チームで超えていける
梅木:栄介さんから見て、KAENってどんな会社ですか?
佐々木:今のKAENのメンバーを見ていると、誠実でユーモアがあり、自分で言ったことをしっかりやりきれる人が多いと感じますね!あとは、あだ名をつけるのがうまい人とか、煽るのがうまい人とかもいる(笑)
梅木:(笑)
佐々木:それから、ライフスタイルや多様な背景を自然に受け入れてくれる空気がKAENにはありますよね。プライベートで一緒に遊ぶこともあるし、かといって特定の人達だけが仲良しというわけでもなく、みんな大人でフラットな関係という感じです。
梅木:KAENのメンバーはみんなコミュニケーションの質が大事だって分かってますよね!
佐々木:KAENで過ごしている時間には無駄が無いんですよね。「CLA *2」にもあるようにメンバー同士で仕事の話はもちろん、趣味や家族の話とか雑談もかなりしていますし。
*2 Communication Level Agreement:KAENでの働き方に関わらず会社としてのコミュニケーションの水準を超えることを求める最上位の約束事です。
梅木:”人”に興味があるメンバーが多いかもしれません。
佐々木:僕は結構、Colla(ピアボーナス制度)でcandyを送ったりしているのですが、送ることでバリューを意識できるし、自分ももらえると嬉しいからバリューをもっと体現したいと思うし、今後はバリューが浸透する仕組み作りもやってみたいです。
梅木:栄介さんは、本当にバリューを体現している。バリューベースで振り返りを書いたりしていますよね。
佐々木:スタートアップは環境が目まぐるしく変化するので、自分の思考やプロセスを柔軟に変えていかなきゃいけない場面が多くあると思っていて。そんなときに、自分にとっての指針となっているのがKAENのバリューです。自由度が高く、変化が激しい環境の中で道しるべとして「”Best Route ?”しきれてるかな」「”Non stop!”だよな」とか自然と考えるようになっている。多分、KAENのメンバーはみんなはバリューの大切さを分かっていると思うんです。
梅木:実際、バリューの浸透施策みたいなところは、会社としてそこまで追いついていないのですが、みんな言われるもでなく体現してくれています。
佐々木:Slackでも、Valueの一つである“Beyond Territory”を体現しているように、関係のないチャンネルも自然と見に行ったり、チームを越えて「こうしたらいいんじゃない?」と意見が飛び交うような雰囲気です。仕事の自分の担当領域についても「TAAANに関連する事だけやります」と線引をするよりは、色々と自然に越えることができるとKAENで働くことは楽しいかもしれません!
梅木:今日はありがとうございました!
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