今回の社員インタビューは、サステナブル・ラボの経営の要、COO(Chief Operating Officer)であり、BizDevチームのリーダーとして組織を先導する高橋さんです。グローバルな経験を経た今、なぜサスラボにジョインしたのか?サスラボをどこに導いていくのか、高橋さんの想いを聞いてみました。
ー 自己紹介をお願いできますか?
新卒で損保ジャパン(当時は日本興亜損保)に入社し、営業の基礎を代理店や先輩方に教わりました。その後、米国留学を経て、2013年にUZABASEにジョイン。当時、事業会社の間ではほとんど無名だった「SPEEDA」のグロースや人事採用チームの立ち上げ等、色々経験しました。また、2016年からはシンガポール法人に移籍し、APAC地域のセールスヘッドを担当し、現地の販売戦略の策定実行、チームの採用や育成などを経験しました。退職後、ロンドンのHult International Business SchoolでMBAを取得して帰国、そのままサスラボにジョインしました。また、同時期に国際コーチングの資格を取得し、現職の傍ら、ライフワークとして、個人の成長をサポートするコーチングを世界中のクライアントに行っています。
― サスラボとの出会いを教えていただけますか?
2020年夏に前職を退社後、今後の生き方を探すために、1年ほどロンドンでMBA留学をしていました。ロンドンの国際的な雰囲気が凄く好きで、卒業後も残って働きたいと最初は思っていましたが、MBA内でのビジネスコンテストがきっかけで考え方が大きく変わったんです。コンテストのテーマが「イギリスの社会問題を解決するサービスを考える」だったんですが、仲間と一緒に本気で取り組むうちに、「これからの自分の時間を、社会問題を解決するために使いたい」と猛烈に思うようになりました。
特に、環境問題に関わる事業を立ち上げたくて、自分なりに事業プランを考えながら色々な方と接点を増やしていたところ、ご縁があって、サスラボの代表である平瀬さんに出会いました。話していくうちに、二人のやりたいことが非常に近いことがわかり、一緒にやりましょう!とお誘いいただきましたのがきっかけです。一刻も早くジョインしたかったので、MBAの卒業式も待たずに日本に帰国し、隔離先のホテルから、時差ボケのまま、サスラボでの初日を迎えました。笑。
― すごく運命的な出会いだったんですね!現在はCOOとしてビジネスサイドを幅広くカバーされていますが、日々の仕事内容を教えてください。
大きく3つの領域をカバーしています。1つ目は、SaaSプロダクトである非財務データバンク「TERRAST β」事業全般の業務。自社開発プロダクトになるのですが、その構築を初期ユーザーやユーザー候補の方々と共に行っています。2021年末に有償提供できるようになり、ようやく、ユーザーの皆さんに喜んでいただける一定程度のレベルまで形が出来上がってきたので、徐々に営業・カスタマーサクセス部門の体制づくりを強化しているところです。
2つ目は、COOとして代表の平瀬さんと二人三脚で経営戦略を立て、会社の舵取りを行うこと。2021年下半期から準備してきた資金調達も2022年3月に無事完了し、経営メンバーも少しずつ増えてきたので、最近、ようやく組織らしくなってきたところです。
3つ目は、採用活動です。業務委託の方々も含め、現在30名弱ですが、2022年中に50名体制にする予定のため、毎日複数の方々と会いながら、一緒に成長できるような仲間づくりに奔走しています。サスラボは、既に6か国以上の出身者が集うインターナショナルなチームになってきており、今後も各国の仲間を探し、事業の海外展開も加速させていく予定です。
ー サスラボは、どんな職場ですか?
ミッションである「あらゆるサステナビリティを認め合える世界に」に心から共感しているメンバーが集まっていて、チームの一体感を生んでいますね。また、サスラボは「強く優しい」世界を創ることを目指していますが、その精神が社内にも浸透しているなと思います。特に「優しい」会社の解釈は人それぞれですが、サスラボの場合、困った時にはお互いに手を差し伸べられる優しさを持った会社でありたい、という空気感が常に流れているのが良いですね。スピード感やプロフェッショナリズムを持ちながら働くなかで、そういった心の余裕、ゆとり、許容力を持ったメンバーが多いと思います。
― 仕事のやりがいは何ですか?
いくつかあるのですが、まずはコミュニケーション。入社当初から月1で全メンバーと1 on 1を行っています。その結果、良好な人間関係を築くことができ、続けていて良かったなと思います。自分の強みであるコーチングスキルが仕事にも活かされることは純粋に嬉しいですね。他のメンバーもそれぞれのバリューを出していってほしいですし、多様な個性を大切にする会社なので、自分からどんどんチャレンジしたい方には、働きやすい土壌があると思います。
もう一つはやっぱり、ゼロイチで何かを作り上げられる醍醐味や楽しさ。私がジョインした当時は、「TERRAST β」の基礎となるデータベース自体はある程度できていましたが、顧客に届けるために、ユーザーリサーチから始める必要がありました。エンジニアやデータサイエンスチームと協力し開発を続け、2021年末に有償版として完成させ、ようやく顧客に価値を届けられるフェーズに来ました。今後はプロダクトのグローバル展開を進めるので、新しいメンバーも同じような経験ができますし、どんな人と一緒に作っていけるのか、非常に楽しみですね。
ー 現在の目標は何ですか?
2つあります。まずは、できるだけ早くサスラボを世界で通用する企業にすること。具体的には「TERRAST β」を世界中の顧客が使うサービスへ育てていきたいですね。今は機関投資家向けをメインに開発していますが、今後、事業会社や個人単位で使われるサービスも投入、アップデートしていきます。そうすれば、「強く優しい」社会へと一気に駒を進めることができます。また、組織としても、より多様な人材を迎え、場所や時間を問わずにハッピーに働ける組織に育てたいですし、そのための取り組みをCOOとしてリードしたいです。
もう一つは、ライフワークにしているコーチングで、より多くの一人一人のサステナブルな成長を支援して、たくさんの人生に伴走できたら嬉しいです。
ー 最後に、サスラボへ応募を考えている方にメッセージを!
サスラボが事業として取り組んでいる非財務情報の見える化については、今、国際的に活発に議論されているイシューです。これからどんどん成長していくエキサイティングな領域で、サスラボはそのど真ん中で戦っています。グローバルなフィールドも含めて、新しい価値創造に挑戦できるチャンスがあります。ゼロイチの経験をしたい方やビジョンに共感していただける方に、是非ジョインしていただきたいです!
― ありがとうございました!事業を大胆に引っ張っていきながら、安定、安心、一緒に働いていて楽しい、と社内メンバーから評される高橋さん。チーム一同、これからも頼りにしています!