はじめまして。株式会社MOT 代表取締役CEOの津持大和です。
MOTは、漫画家やアニメーターのマネジメントと、現役の漫画家・編集者が直接教えるオンラインマンガスクール「カキコミ」を運営している会社です。
2023年11月、『彼女、お借りします』の作者である漫画家・宮島礼吏と共同で創業し、2026年10月には、DBJキャピタルと松竹ベンチャーズから資金調達を実施しました。
いま、事業を大きくしていくための仲間を募集しています。
この記事では、MOTのミッション「マンガ家の一生に寄り添い“やりたいこと”を実現する」に込めた想いと、創業の理由、そしてこれからの挑戦についてお話しします。
「こういうサービスがあったら、漫画家はもっと助かるのに」
MOTの原点は、現役の漫画家である宮島が感じていたこの思いです。
日々の執筆のなかで生まれる「これがあったらいいのに」を、形にしてくれる会社がない。だったら、自分たちでつくればいいじゃん。それが創業のきっかけでした。
とくにマネジメントの必要性は、年々高まっています。連載作家の仕事は、ここ数年で大きく変わりました。アニメ化やゲーム化、海外イベント、SNSでの発信。作品が広がるほど、描くこと以外の仕事が増えていきます。それなのに、その仕事を作家に代わって引き受ける人は、ほとんどいませんでした。
そうして宮島と私の問題意識が重なり、2023年11月10日、MOTが生まれました。
↑台湾でのライブペインティング&サイン会の様子(youtubeにてvlog公開中)
↑ドイツでのトークショー&サイン会の様子(youtubeにてvlog公開中)
作家の仕事全体を回す、もう一人のパートナー
編集者や制作会社が作品づくりのパートナーだとすれば、私たちは作家の仕事全体を回す側のパートナーです。スケジュール管理、問い合わせ対応、打ち合わせへの同席、SNS運用、企業案件の折衝、国内外のイベント出演の調整まで。作家が描くことに集中できるよう、それ以外の仕事を引き受けています。
また、今ある仕事を楽にするだけでなく、作家がやりたいことを0から企画し、実施まで行うこともあります。
例えば、昨年行った『【彼女、お借りします】更科瑠夏の個展を作者自ら開催して誕生日を盛大に祝いたい!』は、作者宮島の"瑠夏の生誕祭をやりたい"という気持ちから始まったプロジェクトです。
こちらはCAMPFIREの2025年下半期ベストプロジェクトにも選ばれるなど、とても大きな反響をいただきました。
作家さんの希望を叶えつつ、作品のためにもなるイベントをプロデュースするのはとてもやりがいのある仕事です。
デビュー前から、作家の一生に寄り添う
ただ、マネジメントだけでは「一生」には寄り添えません。日本の漫画は世界的なコンテンツ産業になった一方で、新しい漫画家が育つ道筋はまだ十分に整っていないからです。作品の描き方だけでなく、編集者との出会い方、仕事の進め方、デビュー後のキャリアの描き方まで体系的に学べる場所は、ほとんどありません。
そこで2026年4月に始めたのが、オンラインマンガスクール「カキコミ」です。
宮島をはじめ、ヒロユキ先生(『アホガール』)、丸山恭右先生(『TSUYOSHI 誰も勝てない、アイツには』)、肉丸先生(『ばっどがーる』)、内藤マーシー先生(『甘神さんちの縁結び』)、四葉夕卜先生(『パリピ孔明』)など、第一線で活躍する現役の漫画家が講師を務めています。
ネーム、作画、キャラクター設計の動画講座に加え、少人数で作品を見てもらえる「ゼミ」もあります。ゼミ生の作品を出版社の編集者に見てもらう交流会では、その場で担当編集が決まった受講生もいます。
リリースから約半年で、無料会員は1,200名を突破しました。ゼミ生が出版社の新人賞に入賞したり、大手出版社の担当編集がついたりといった成果も生まれています。
2026年11月には週刊少年サンデー編集部との出張編集部を実施するなど、さまざまな出版社とも一緒に企画を進めています。
カキコミで「発掘・育成・デビュー」を、マネジメントで「デビュー後の活躍」を支える。作家起点で、作家の一生を一貫して支える。これが、MOTが2つの事業をやっている理由です。
資金調達を経て、次のステージへ
2026年10月、DBJキャピタルをリード投資家、松竹ベンチャーズを引受先とする資金調達を実施しました。松竹グループとは映像や演劇の分野での連携を、DBJグループとは全国の企業や自治体と漫画を使った仕事づくりを見据えています。
調達した資金は、カキコミの教育コンテンツ・プロダクトの強化、作家マネジメント体制の強化、海外展開の準備、そして仲間の採用に充てます。12月には新オフィスへ移転し、チームとしても次の段階に入ります。
小さなチームだから、仕事そのものをつくれる
今のMOTは少人数のチームです。営業・マネジメントを担う望月、カキコミの教材をつくる市川をはじめ、業務委託のメンバーやインターン生と一緒に、毎日たくさんの「初めて」に向き合っています。
正直に言えば、仕組みがまだ整っていないこともたくさんあります。そのぶん、入ってくれた人の手で、ルールや仕事のやり方そのものをつくっていけます。宮島の言葉を借りれば、できることを「一つずつ増やしていく」フェーズです。
これから目指すこと
漫画家やアニメーターが、もっと長く、もっと広く活躍できるように。
デビュー前の一歩から、連載、アニメ化、海外、そしてその先のキャリアまで。作家ひとりひとりの“やりたいこと”を一緒に形にできる会社にしていきます。
募集しているポジション
- 作家マネージャー:スケジュール管理、出版社・企業との折衝、案件対応
- カキコミ 講座運営・編集:カリキュラム企画、講師・受講生対応
- 海外事業推進:海外の出版社・イベント・受講生への対応
- マーケティング:カキコミの集客、作品プロモーション、SNS・広告運用
こんな人と働きたい
- 漫画やエンタメが好きで、「つくる人」を支える側で力を発揮したい人
- 決まった仕事をこなすより、仕事そのものをつくるほうが楽しい人
- 作家・編集者・企業など、立場の違う人の間に立って物事を前に進められる人
- 日本の漫画を、もっと長く、もっと広く届けたい人
漫画業界での経験は問いません。「ちょっと話を聞いてみたい」くらいの気持ちで大丈夫です。まずはカジュアルにお話ししましょう。