夏がそろそろ終わりを告げようとしています。
畑で育てている夏野菜もそろそろ収穫の区切りを迎えます。
あんなに毎日収穫していたキュウリも、毎日楽しみにしていたミニトマトも、実をつけることはなくなり、今畑にはナスとオクラが少し実をつけているだけとなりました。
昼間はまだ暑さが残るものの、明け方の涼しい風が秋の気配を感じさせます。家にこもって作業をしていると忘れがちな季節感も、少し外に出てみると自然と感じることができます。
8月に株式会社スイシャへ入社し、新しい挑戦が始まりました。
まったくの異業種。思い切ったなと自分でも思います。知識のなさ、慣れない作業、思い通りに進まない日々です。ずっと集中してパソコンの前で過ごしていると、周りが見えなくなってしまいがちです。
ただ、少し外に出てみる、畑に目を向けてみる、子供たちと過ごしてみる。そんな些細な時間がちょうどいい切り替えになっています。不思議と心が整い、気持ちにゆとりが持てるようになります。
前職は調理師。
その中で学んだ「陰陽調和」。酸味・苦味・甘味・辛味・塩味というバランスや、煮込む・さっと湯がくといった調理のバランス。料理は常にバランスをとって出来上がっていきました。
毎日時間を取ってハドルしてくれる社長。今日は「システムを俯瞰してみること」の大切さを教えてくれました。コードばかりを追いかけて解決しなかった問題も、データを追加してすぐに確認が取れました。
・コードだけでなくデータ、HTML、構造を確認すること。
・詳細を突き詰めてみていくこと、でも常に「広い視点」を忘れないこと。
もしかしたら、この世界でも「陰陽調和」という感覚が活かせるかもしれない。と感じた一日でした。
とはいえ、まだまだまだまだ駆け出し。まずは集中して、一つ一つの技術や考え方を突き詰め身に着けていくこと。その積み重ねが、全体を見渡せる力になると信じて取り組んでいきます。