今回はアイクリスタルのエンジニアとして活躍されている、長田さん、霜田さん、澤田さんとともに座談会を行いました。(以下敬称略) 先日、尽力されていたプロジェクトが完了したため、その内容を振り返りながら日々の業務の様子をお伝えしていきます!
目次
1.メンバー紹介
2.大変だったこと、フォローしてもらったこと
3.学生インターン生が多い中でのマネジメント
4.アイクリスタルで働く意味
5.お互いへの印象
6.プロジェクトを経て学べたこと
7.最後に
1.メンバー紹介
左から順に、
- 長田さん:データサイエンティスト(今回は、マネジメント業務およびコーディングなどの各種開発作業担当)
- 霜田さん:名古屋大学院の学生アルバイト(今回は、コーディングなど機械学習をするための機能作成を担当)
- 澤田さん:名古屋大学の学生アルバイト(今回は、データベースの設計や仕様決定、仕様書作成までの作業を担当)
- (山田:インタビュアー)
※今回のプロジェクトは、約5ヶ月をかけてのアプリケーション開発でした。
2.大変だったことと、フォローしてもらったこと
山田:大変だったことや苦労をした話はありますか?ここが助かった!などもお聞きしたいです。
澤田:個人的な話なのですが、院試の期間とちょうどプロジェクトの開発期間が被っていたので、それを考慮してスケジュールを組みなおしてもらえたことはすごく助かりました。そのおかげで精神的にも時間的にもゆとりを持って取り組めたかなと思います。
霜田:時間的なゆとりに関しては逆なんですけど(笑) 使ったことのないものを使う機会が多かったので想定以上に時間がかかりました。大学の研究で「使ってみれば?」と言われたツールもあったのですが、実は今まで使ったことがなくて。でも上手く長田さんに助けていただきながら、できたかなと思っています。
山田:分からないことがあったら適宜聞く、みたいな感じですか?
長田:そうですね。
澤田:ですね。特に長田さんのレスポンスの速さはすごく助かっていました。聞いたときに、「これはちょっと明日対応します」とかの一言でも、すぐ返ってくるとありがたかったですね。チャットを読んでくれてることが分かるのは、精神的に割と大きかったかなって。
霜田:あと似た作業をしている同期に相談できる環境だったことも助かりました。
3.学生インターン生が多い中でのマネジメント
山田:長田さんは以前働いていた企業でもマネジメント業務をされていたと思うのですが、今回は学生インターンが多数を占める中でのマネジメントだったと思います。そんなアイクリスタルならではの特徴はありますか?
長田:計画するときから思っていたんですけど、社員と学生との作業時間の違いが難しいなと感じていて。社員は平日ならずっと作業ができるのでつめて予定を立てられるんですけど、学生だとそうではないので。一週間にどれくらい働ける、くらいのふわっとした情報を元にちゃんとした計画を立てなきゃいけないのがとても難しかったです。
山田:確かに時間って面は難しいですね…
長田:あとは、この期間内にやってほしいって言っても、結構遅めだったりとか(笑) 自分のレビューとかの業務もあるので、早めにやってねと伝えることを意識していました。
山田:みなさん早めにやれた方ですか?
霜田:ぼくは全然できてない(笑)
澤田:割と頑張ってどうにか終わらせるようにはしました。
4.アイクリスタルで働く意味
山田:アイクリスタルで働く中で、楽しいことだったり、働き続ける理由、みたいなのはありますか?
澤田:やっぱり学ぶことがたくさんある、経験できることがたくさんあるという、修行の場みたいな(笑) 自分はそう捉えているところがあって、新しいことをして、自分の知見がどんどん広がっていく、貯まっていく、しかもそれが実務を通して学べるというのは、大きな魅力の一つなのかなって思います。広くいろんなところの知識を持っていた方が絶対にできることは増えると思うので。
霜田:働き続ける意味…、なんですかね。今回作成したアプリって、完成したら結構色々な人に使ってもらえるものじゃないですか。そういうものに関われるからっていうのはありますね。
山田:自分だけだったら作って終わりな感じがしますけど、それを実際に使ってもらえるってなると、そこにやってる意義みたいなのが見い出せたりしそうですね。
霜田:そうですね。大学院での研究成果が社会実装されていくように、一つのプロジェクトに留まらず、広く使ってもらえたらいいなって思います。この部分はやりがいがあると感じますね。
長田:そういうことを聞くと、いろんなところで使ってもらえるようなアプリにしていかないといけないなって思います。
5.お互いへの印象
山田:お互いに対する印象は何かありますか?
長田:霜田くんは、物事とか手順とかを言語化する能力が高く、細かくドキュメント化してくれるっていうところは非常に良いなって思ってます。あとはもうちょっとスケジュール感持ってやれるといい(笑)
霜田:見積り甘いってよく言われます(笑)
長田:澤田くんは、意欲を持って「こうした方がいいんじゃないですか」とか色々と提案してくれるところはいいなと思っています。プラスアルファでやっていけるといいかなと思うのは、提案するにあたって、提案を受ける相手が何をメリットに感じ何をデメリットに感じるのかです。それも踏まえて提案できるといいと思います。
澤田:直観ベースのところは結構あるよなって…
長田:個人のこだわりになってもいけないし、チームに対しての提案ならチームにとって一番プラスになる提案をした方がいいと思います。チームだったら、全員とは言わなくてもそこにいる人の大多数がどうなのかっていうのを意識して提案できるとよりいいんじゃないかなと思います。
澤田:今後の参考に生かしたいです。
山田:すごいですね。レベルの高いフィードバックをお聞きできました…!
6.プロジェクトを経て学べたこと
山田:このプロジェクトを経て、成長できたことや学べたと思うことはありますか?
澤田:一つのプロジェクトに最初から参加するのが初めてで、ソフトウェアを作るために必要な書類の作り方、実際にプログラムをかく、それを成果物として納品するという一連のプロセスを自分の身で経験できたというのは勉強になったなと思います。
山田:ただやるだけじゃなくて、仕事として、プロジェクトの形式を成り立たせなきゃいけないってことですよね。
澤田:そうですね。
霜田:ぼくはチーム開発を今まで全くやったことがなくて、研究でも一人でコードを書いて一人で回してました。なので十数人が集まって一個のアプリを作るっていうのは、良い経験だったと思っています。プロジェクトが大きいので、自分が分からない場所とかでも開発が進んでいて、全体を理解しながら自分の立ち位置を探すのが難しかったです。
澤田:自分が思ったのはその逆です。他のところを意識しなくても自分が担当すべきところがちゃんと明確になっていたので、自分の担当範囲をしっかりみていればそれで全体が回るように長田さんが進めてくれていたなと感じています。
長田:そうなるようには計画していました。
山田:各々のやるところを、そこで完結できるように割り振っていったという感じですかね。
長田:はい。
7.最後に
学生だからこその成長意欲と吸収力、社員だからこその全体把握力と仕事環境の構築。
お互いの相乗効果で今回のプロジェクトは進んでいったのだなと感じました。
アイクリスタルには、どんな相手とも良いところを伸ばし合いながら仕事ができる環境があります。その温かさを感じていただけたら幸いです。
ここまでお読みくださりありがとうございました!
長田さんのインタビュー記事もぜひご覧ください。プロセスを極めることの魅力が詰まっています!
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