【合宿レポート②】AI駆動型カンパニーへのシフトを体現!DX開発事業部「AI Agent Hero Program」成果発表会レポート
こんにちは!DX開発事業部の臼井です!【合宿レポート①】の続きです!
アイレット株式会社DX開発事業部では、AI駆動型カンパニーへのシフトと、社会への AI Agent 提供を目指し、「 AI Agent Hero Program 」を合宿研修の一環として実施しました 。このプログラムでは、全参加者(各セクションごと)がコーポレート統括本部の各部門とタッグを組み、プロジェクトメンバーやプレゼンターは若手や新卒を中心に、実際の社内課題を解決する AIエージェントを開発し、その成果を競いました。
各チームの取り組みと、その成果をレポートします!
各チームが開発した AIエージェント
各チームは、人事・総務・法務・経理といったバックオフィス部門の課題を解決するため、Google の Agent Development Kit(ADK)と Google Cloud の各種サービスを駆使して、実用的なAIエージェントを構築しました。各チームごとの個性豊かなチーム名も注目ポイントです。
①筋肉までもフルスタックチーム(FSセクション × 法務セクション)
- ソリューション:契約書審査を自動化する Slackチャットボットの開発
- 解決した課題:契約書レビュー時に、過去の関連課題や取引経緯を探すのが困難で時間がかかること、類似トラブルの解決案を参照したいという要望
- 機能:Backlog の課題情報や添付ファイル( docx/doc 形式も対応)を基に、契約書の背景分析や、類似トラブルを参考に解決案を提示するSlackチャットボット
- 成果:契約経緯の分析やレビューの一次対応を AI が自動化することで、業務スピードの向上と、過去のナレッジ活用によるレビュー品質の均一化、属人化の解消、法的リスクの低減
②Mission A.A.(XIセクション × 経理・経営管理セクション)
- ソリューション:会計エージェント導入による、勘定科目判断とシステム登録作業の自動化
- 解決した課題:請求書・稟議書から勘定科目を判断する業務の属人化と品質のばらつき
- 機能:経理担当者が Slack に質問やファイルを送信すると、AIエージェントが社内マニュアルと照合し、勘定科目を判断根拠と共に提案→その情報を基に freee会計への下書き、登録まで自動で実施
- 成果:勘定科目の処理時間が1件あたり約15分から約3分へと1/5に短縮されるという、圧倒的な定量的効果を達成
③ナマハゲテック(ICセクション × 人財戦略セクション)
- ソリューション:AI による週報の自動解析・評価・FB コメント生成システムの導入
- 解決した課題:新卒社員51名分の週報評価における工数(1日約2時間)の多さ、評価の属人化、フィードバックの遅延
- 機能:Backlog に提出された新卒の週報を AI が自動で取得し、設定された3つの評価基準に沿って0,1,2のスコアと具体的なフィードバックコメントを生成→その結果をGoogle Sheets API でスプレッドシートに出力
- 成果:AIによる公平な評価の実現と、評価に費やしていた時間(1日約2時間)を他の重要な育成業務に充てられるようになるなど、育成の質向上に貢献するシステムを構築
④DX Agent Team(MEセクション × 総務セクション)
- ソリューション:問い合わせ対応を一元化・自動化する AIエージェントの開発
- 解決した課題:社内問い合わせ窓口が部署ごとに点在し、従業員が「誰にどこで聞けばいいか」分からないという課題、また定型的な質問への個別対応によるバックオフィス担当者のコア業務圧迫
- 機能:Slack で質問をメンションすると、Backlog Wiki を参照して最適な回答を自動で応答、または該当情報がない場合は最適な問い合わせ先(総務、経理など)を案内
- 成果:AIによる自動回答で人的リソースをコア業務へシフト、窓口一元化による従業員の問い合わせ負荷削減
⑤NextGen・Co・Lab(CCセクション × 人事労務セクション)
- ソリューション:AIエージェント活用による社内QAアプリの導入
- 解決した課題:社員からの人事労務に関する定型的な質問の増加による、担当者の回答工数の増大
- 機能:Slack から質問すると、AI が Backlog の Wiki や Box の社内規定を参照し、回答と参照リンクを提供
- 成果:人事労務の代わりに問い合わせ対応を行うことで工数を削減し、また夜間や休日でも1次回答が可能なため、常時対応可能な体制を実現
順位発表
この成果発表会には、DX開発事業部の事業部長、副事業部長の他にも、コーポレート統括本部や Google Cloud の方にもお越しいただき、各チームの成果を厳正に評価しました。審査観点は、以下の4点です。
- AI エージェントとしての完成度
- 業務インパクト
- 技術力と完成度
- プレゼンテーションと将来性
見事、厳しい審査を勝ち抜き、成果発表会で第1位に輝いたのが、「 Mission A.A.(XIセクション × 経理・経営管理セクション)」です!
こちらのチームの優勝の秘訣は下記ブログにて紹介されております!
プログラムの総括
今回の成果発表会を通じて、AI エージェント技術の可能性と、それが業務効率化にもたらす具体的なインパクトが明確になりました。各チームの取り組みは、DX開発事業部が目指す“技術と探究心で 今日の「できない」を 明日の「できる」に”という理念を体現するものです。
今後のさらなる開発・展開に、ぜひご期待ください。