システムコンサルタントのとある1日を紹介します。
現在、複数企業のご支援を担当しております。それぞれのクライアント企業様にて事情が異なりますので、現地訪問だけでなく、オンラインミーティングや電話やメールなどで、適宜コミュニケーションをとっております。自社オフィス、お客様先、リモートワークなど、勤務場所は柔軟に選択しています。
9:30~ クライアント先で打合せ
クライアントの会議室に直行し、打合せに参加です。
エンドユーザー向けのシステム更新プロジェクトを進行されているお客様で、要求定義の作成からご支援しています。RFPを作成して選定したベンダーとの要件定義の打合せです。
すでに要求機能は取りまとめていますので、ベンダー側からの確認にあいまいな点がないか、クライアントからの要望が正しく理解されているかなどをクライアントの立場で打合せていきます。
対面での打合せ機会は貴重ですので、打合せの前後や休憩時間を利用して、プロジェクトメンバーと会話するようにしています。また、ベンダー側のメンバーともスムーズにコミュニケーションできるように、なるべく会話するようにしています。
12:00~ ランチ
昼休みまでにオフィスに戻れたので、オフィスで作業していたメンバーと一緒に、近所のお店でランチです。
スケジュールの状況によっては、クライアント担当者との会食や外出先でファストフードなど、ランチのスタイルも日によって異なります。
13:00~ 資料作成とクライアント対応
後日使用する打合せ資料の作成です。前日の打合せでクライアントから確認できた内容をまとめていきます。必要に応じて、追加の確認を電話やメールやチャットツールで行います。
資料作成の過程においてアドバイスや相談があるときには、オフィスにいるメンバーに直接話しかけたり、社内のメッセージグループに書き込んだりして助けを求めます。(無視されることなく、サポートしてもらえます。)
別クライアントからのお問合せや確認なども、電話やメールやチャットツールで入ってきますので、随時優先順位を切り分けて対応していきます。
15:00~ アドバイザリーの週次定例会
アドバイザリーサービスとして、クライアント企業内でのデジタル化の取り組みを全般的にご支援しております。
いくつかのテーマに分かれて、個別のワークグループでプロジェクトを進行されていますので、週次でデジタル化プロジェクトの全体打合せがあります。
ワークグループに分かれてはいるものの、それぞれが相互に関連しあっていたり、部署間での調整が必要だったりといった課題が発生してきますので、全体での調整や、管理者の判断をサポートしています。
16:00~ 技術調査
エンドユーザー企業向けのサービスプラットフォームを開発されているクライアントにて、既存サービスのAPIを活用できるかどうかの調査課題がありました。別クライアントの案件で少し確認したことがあったので、詳細調査を行い、報告します。
実装のための直接のご支援はできませんが、必要な仕様書の存在や問合せ窓口もしくは担当者などの確認は可能です。
クライアントのプロジェクトが効率的に進められるよう、準備できる範囲は担当します。
各クライアントからのお問合せや確認などが、電話やメールやチャットツールで入ってきますので、随時優先順位を切り分けて対応していきます。
17:00~ オンラインデモ
アドバイザリーサービスとしてIT管理全般をご支援しているクライアントにて、新しいサービスの選定を進められているなかで、最終候補のデモをクライアント担当者といっしょに確認します。
クライアントの社内規定や運用ルール、主な業務の流れといった内部事情は承知していますので、デモで確認したいポイントなどは事前に準備し、クライアント担当者だけでなくベンダーとも共有しておきます。
新サービスを比較するための表のフォーマットを担当者とあらかじめ共有しておき、確認事項の抜け漏れなく、納得感のある検討や選定ができるようにサポートしております。
18:00~ 勉強会
社内の有志メンバーで、公的資格取得に向けた勉強会を開催しています。
今後、社内やクライアントとのコミュニケーションで活用できるかもしれない技術の研究も兼ねて、仕事では使っていないオンラインコミュニケーションツールを使いながら、有志メンバーと勉強を進めています。
勉強も研究もできて、きっと将来役に立つと信じています。
あくまでも一例ですが、とある1日をご紹介しました。
システムコンサルタントとして働く様子がイメージできましたでしょうか。