こんにちは。株式会社マリ研究開発本部長の奥村です。
2023年12月に増資を完了したこともあり、エンジニアを募集しています。ここでは博士号を修了された方へよく響くように願いを込めてお話させていただきます。
念のために申し上げておきますと、入社に学位は必須ではありません。ただ学位を取ったけれどイマイチ活かせきれていない?ともやもやを感じておられる方がおられたらぜひマリをご検討ください。
共同研究で活かす
マリでは大学との共同研究のプロジェクトが多く存在します。大学との共同研究を行うことは大学発ベンチャーのミッションであり、強みであると考えています。その中で先生方とのやり取り、データ処理、発表、様々な場で研究の経験が役立つと考えます。私も11月に研究会(学会含む)3件、展示会1件で発表させていただきました。学生のころ多く発表を経験していたことが業務の効率化につながっています。加えて自身で予算を獲得、共同研究を実施するなども推奨しています。
海外との交渉・展示会で活かす
弊社が主に使用しているミリ波レーダと呼ばれるセンサはチップメーカーが海外であることが多く海外のエンジニアと話をする機会も少なくありません。学位を取得される過程で海外の経験を積んでおられた方はその経験がダイレクトに活きると思います。また展示会で技術を紹介する機会もあります。実際にドバイで開催される展示会(KYOTO,JAPAN IN DUBA, http://borderzero.jp/#info)にて展示します。
マネージャーとして活かす
学位を取る上で修士課程の学生の方々とチームを組んでプロジェクトを進めておられたこともあるかと思います。そのような経験はマネージャーとしてすぐに活かしていただけると考えています。ある程度裁量を持ったうえでプロジェクトを進め部下と協力してプロジェクトを進捗させていただくことを期待しています。
一緒に働きましょう
マリでは学位の取得者の皆さんを歓迎いたします。もちろん給与の水準が異なるだけでなく、本人の同意と評価の上で裁量労働制になることが多いです。リモート可、裁量労働という自由な働き方の中でご自身の力を存分に発揮していただき、学位を「苦労して取って良かった」と思っていただけるような職場を目指しています。
上記の内容はカジュアルな部分が多くなりましたが、学位を持っている=研究開発を一人で行う能力があるという前提のもとお話させていただきました。適度なプレッシャーのなか、やりがいのあるプロジェクトを進めていただけることと思います。ちなみに比較的勤務時間は短く、有給日数は多いほうであると自負しています。一度お話する機会をいただけるとありがたいです。
備考
私自身は幸運なことに現在のプロジェクトは学生の頃に研究してきたプロジェクトとほぼ同一です。大学で研究してきた技術(10年先、20年先とよく言われる技術)が大量生産や処理系統の進化などで社会実装目前へと迫ってきています。社会実装へ向けた最後の1ピースを埋めるべく研究開発に勤しんでいます。大学と社会の間をつなぐ経験は「楽しい」の一言につきます。