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とてつもなく持続可能だった、縄文時代

縄文時代って、1万年続いたんだって。

そんな話を耳にして、今更ながら驚きました。縄文時代ってそんなに続いたんだっけ?

1万年って、ちょっと想像がつかないですね。

ちなみに今から1000年前は、平安時代。

やんごとなき貴族も、1000年後の人間が、世界と繋がる小さな機器に向かって、

「Hey Siri 今日の天気は?」とか言ってるとは想像もしなかったでしょう。

10000年前の縄文人に至っては、「お支払いは?」と聞かれて「PayPayで」

とか言ってる現代人を理解できないでしょう。


1万年もの間、日々狩猟をし、土器をつくって暮らしていた縄文時代は、究極のSDGsですね。

「実はここだけの話、いちど高度な文明が発達して、車も空を飛んでたんですが、

破滅的な戦争が起こり、何もかもなくなって、また土器をつくる生活に戻ったんですよ。

あのときは本当に大変だったです」

とか言われても違和感のない、途方もない時間の流れです。

そんなことを思いながら、文明の利器を活用して「縄文時代 持続可能」と検索したところ、

縄文時代を見習おう、みたいな「縄文型SDGs」という言葉もあるようです。


縄文人は、「人はなぜ生きるのか」「なんのために」などと小難しいことは考えず、

「ただ、生きてるから、生きてる」みたいな感じだったのかな?

などと空想し、それは悪くない生活だな、と思いながら、

一方では、この先物価がさらに上がったらどうしようとか考えているわけで、

半年後の世界も想像できない時代に生きていることを、

あらためて実感するのでした。


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