僕は昔から、机の上で考えるより、まず手を動かす、行動して考えるタイプでした。
“勉強が好きではなかった”とも言う。
古家具古道具の世界に入ったのも、気がつけば現場からでした。
2002年8月8日
鎌倉市由比ヶ浜で中古の店”セカンドハンズそうすけ“を33才の時に創業。
開店当初は、友人から買わせてもらった物や知人からの頂き物や仕入れた古着なんかで店を作り販売していました。
20代をアパレルブランドで過ごし、店長、営業、MD、販売会社の取締役などを経験させていただき、この経験とスキルが大いに役立ち、以降いろいろな壁にぶち当たりながらPDCAを繰り返す日々。
そんな中、次第に買い取りのご依頼も舞い込むようになり、中古の品々を査定にお伺いすると、その片隅に置いてある古い無垢材の家具や古道具たちの方が気になり、そっちの古いのはどうするのか?と聞くと、廃棄予定というではありませんか。
それならと、安くて良ければ買い取りしますと伝えると大変喜んでいただき、こちらも喜ぶというウインウインの関係に。
これは、現場主義に繋がる大きな出来事。
こんな出来事から次第に古い家具や古道具に傾倒していき、仲良くなった同業者から手入れの方法などを聞き出し、仕入れてきた品々を手入れして販売する。
これが古家具古道具屋に繋がる原点。
どれもこれも“お店を構えて営業する”ことから見えてくる。
ほかにもエピソードは沢山ありますが割愛。
古家具古道具の仕事は、きれいごとではありません。
重い家具を運び、汚れを落とし、壊れた箇所を直し、
撮影して文章を書き、お客さんと話し、店頭にディスプレイし、
やっと次に使っていただける方に引き継いでいく。
仕入れから販売まで一気通貫して全部やるからこそ、いろんな場面の背景が深く理解できるし、
お客さんやスタッフに“伝えられる”ようにもなります。
僕は、家具を売っているつもりはありません。
古家具古道具の物語、ストーリー、
誰かが良いと思って製作し、誰かが良いと思って購入し、長きにわたり使われてきた物。
この様々な物語、ストーリーを次の持ち主へ届ける。
そんな思いの中、そうすけでは“スピードと誠実さ“を大事にしています。
仕入れてきた商品は迅速に仕上げて提供する。
修理は妥協しない。
時間はコスト。
誠実な説明。
お客さんの生活に合わないと思えば、売らないこともある。
そんな現場主義の商いを、一緒に楽しめる仲間を探しています。
そうすけの仕事は、いわば“総合格闘技”です。
体力もいるし、観察力も必要、会話力もいる、臨機応変、程々もあり、さまざまな技術も必要。
でも、その全部を面白がれる人にとっては、これ以上ないほど豊かな仕事です。
僕は、そんな仲間と一緒に働きたい。
現場で汗をかきながら、受け継ぐ文化を未来に繋ぐことにワクワクできる人。
そうすけは、大きな会社にはなりません。
しかし、濃い仕事ができる場所にはなります。
ここで一緒に、受け継がれてきた家具や道具の未来をつくりませんか。