本質的なイノベーション支援をすべての企業へ|eiicon採用サイト
「イノベーション後進国からオープンイノベーション先進国」をビジョンに、企業がオープンイノベーションを自立・自走できる世の中にすべく邁進しています。共に市場を創る仲間を募集しています。
https://corp.eiicon.net/career
株式会社eiicon代表取締役の中村亜由子です。
先月、eiiconは無事に設立2周年を迎えることができました、多くの方に支えられて今があります。
いつもありがとうございます。
一方で最近、給料の未払いや循環取引・不祥事等のニュースで心を痛めることが多く、少なからず株式市場に身を置く人間として、今の考えを書き留めておきたいと思います。
【1】大義と正義と倫理
【2】真摯に愚直にOI(=オープンイノベーション)と向き合う
【3】リスクとブーストを常に天秤にかけている
【4】結論
【5】最後に人事より
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まだ、会社としては2年、ちょうど3年目スタートとなる新米経営者の部類だとは思いますが健全に会社経営をしてきた自負があり、しっかり事業も伸びてきていると感じています。
そして仕事柄多くの企業・スタートアップの経営を目の当たりにしており、
経営者として何を大切にしているのか、eiiconがなぜ伸びているのかを振り返りも兼ねて書き連ねることに少し意味があるかもしれないと思い、筆をとりました。
そもそも私は、個人的な正義感によるジャッジ・判断には少し懐疑的です。何をなすかが大切で、その根幹である「大義」は最重要だと考えています。
キングダムでいうところの「中華統一」。eiiconでいうところの「すべての企業に新規事業創出基盤を実装する」。
なぜそれを成し遂げるのかは、キングダムでいうところの「争いのない世界を創るため」。eiiconでいうところの「オープンイノベーション先進国に日本がなることで各国の企業との共創を通じて日本が存続する未来を描くため」。
(もっと言葉ブラッシュアップせねば…キングダムだと一言なのにeiiconだと長い…)
とまぁ、大義は最重要、一方で個人的な価値観に基づく正義感、例えば「かわいそう」「ひどい」「公平に!」「平等に!」などなどは個人的な主義主張であることも多いので慎重に判断すべき…。
そう考えています。
が。「倫理」はとても大切にしています。
大義か倫理か、と問われたら実は、場合により「倫理」が勝ちます。
最近気づいたのんですが、この「倫理」は、私の個人的な主義主張の部類なのだろうなと。
本気で事業に向き合っているかと問われたら、本気ですと真剣に答えられます。人生賭けて事業に向き合っていますとも。
ですが、甘っちょろいと言われようと絶対に超えたくない「倫理」があります。
それは、社員を絶対に守るということ。
eiiconはMBOをしている会社です。つまり資本構成が大きく社員の頭の上で変わる経験をしています。
その時に強く「自覚した」という表現があっているかもしれません。
その後も何度か資本政策を大きく進める中で、かつ経営を進める中でとても大切にしていることは、
“社員の屍の上を進む可能性が少しでもある意思決定は決してしない”です。
当時、社員の屍の上を進む可能性が見え隠れする選択肢がいくつかありジャッジを迫られました。その際、「絶対に嫌だ、天地がひっくり返っても嫌だ、この人たちを守る」って思ったのでした。(たとえ求められていなくても(笑))
それまでは言語化できていなかったように思いますが、そこからは言葉として意識できるようになりました。
会社としてイチ経営者として、絶対に社員を守ろうと。
だからこそ、キャッシュフローにおいてもかなり慎重に進めていると思いますし、株式会社である以上、持株比率によって経営の意思決定範囲が定まるわけですが、「私たち経営陣以外が社員の命運を左右できるような比率には絶対にしない、特に現段階においては」と考えています。
そして採用においても、「この人をこの船に乗せて幸せにできるか」を恥ずかし気もなく本気で考えてます。毎回。(笑)
評価基準等も会社が成長した分みんなに還元する仕組みにしたいと考え、MBO後即、会社の給与制度等も変更しました。
本当に大切な仲間だから、彼らを踏みにじるような意思決定は絶対にしません。
これはeiiconという会社経営の上で、何よりも最上位です。
eiiconは「オープンイノベーション」という効率的かつインパクトの大きな事業を生み出す手法を用いた新規事業創出支援を行う会社です。
つまり、「オープンイノベーション」という手法を正しく伝え、実践をサポートし、新たな事業を生み出し収益を上げる所までが一貫の流れ。
この手法の浸透こそが、日本の未来を形創る大きな要素になると心から信じ推進しています。
だからこそ、「オープンイノベーション」というワードを用いながら、まったくOIの支援をしていない事例・事象に出会ってしまうと腸が煮えます。
(…とはいえ、実は内側で、もがいてるのかもしれません。あくまで外から見ているという前提には立つ理性を毎回働かせます。ただどうしても、焼き畑を創っているように見える事象が多いのも事実なのですが)
今その案件を獲得するならば、支援者として名乗り出るならば、本気でその企業・その地域のOIを伴走するつもりがあるのか、と問いたいのです。
だからこそ、私たちは「他人のふり見て我がふり直せ」。絶対に「OI」完遂のために、寄り添い続ける。これはOI支援者としてのeiiconの矜持であり、全社員に浸透している価値観だと感じています。
結果、リカーリング率が高いのです。
当たり前と言ってしまえばそうなのですが「オープンイノベーション」はとても的を得た優れた手法なので、ちゃんとステップを整理し、丁寧に進めていけば、こんなに効率的にスピーディーに事業を生み出せるなんて、という感動も大きいのです。
なので、「OIを伝える→実践する→事業を生み出す→収益が上がる」の一連を体験した企業様はこの手法のすごさにすぐ気づいてくださるし、
そのサポートを真剣にする私たちの心根にも信頼を寄せてくださる。
このOIという手法を科学し、分解し、整理し、ポイントを可視化し、必要なサポートをブラッシュアップし…と、オープンイノベーションに全張りでやってきています、我々。
いろんな支援会社・コンサル会社がありますが、OIにおいて私たちの右に出る支援会社はないと思っています。
ぜひ顧客からのお声はこの辺りをご覧ください👇
本気で企業と向き合い、新たな柱を創るプラットフォーム事業の矜持
大企業のイノベーション基盤づくりを支援するコンサルタントとしての矜持
イノベーションの兆しを生み出し、地域の未来を創る伴走者としての矜持
ビビりと言われようと(笑)、「とっても死なないリスク」しかとらない主義です。
崖を飛び降りながらプロダクトを創る、とスタートアップの経営手法は例えられることがあり、確かにそういう会社もあります。
先見の明があり、それほどのリスクをとっても「行ける!!」と視えている天才型・カリスマ経営者は世の中にいます。が、私はそうではありません。
常に受け身をとることができる「リスク」レベルなのかを考えながら意思決定をしています。
本当に常に常に。
絶対に伸びると確信があるものに対しても、最初はとにかくリーンに省エネに試します。
そのうえで、投資をして進めるわけなのですが、この投資も堅調です。
共同創業者であり副社長の富田さんには、「チキンレース得意ですよね」と言われるので若干の感覚差はありそうですが(笑)、
私としては死ぬようなリスクは取っているつもりはありませんし、絶対にとりません。(笑)
死んだら元も子もないのですし、OI伴走者としての矜持にも悖る、更に社員を守ることすらできないので。
このリスクとブーストバランスがとても大切なのでは、と、金策に走り続けるような場面に今のところ出会わずに来れていることからも感じています。
役員陣、社内の幹部メンバーの抜擢、プロジェクトリーダーの抜擢においても
「背中を預けられるかを常に問う」ことを大切にしていますが、これもリスクとブーストのバランスでの意思決定のひとつです。
例えばプロジェクトによって、人によっては「背中を預けきったら倒れてしまう?」とやんわり思ったとしても、
前提「見ていないうちに死なない(サポートし続ける必要はない)だけの自走力がある」「背中から刺されない(人としての信頼)」、
この2つを乗り越えたうえで検討の土台に乗っているので、若干預けてみます。(笑)
預けながら荷重を調整するスタイルです。
そう考えると、本当に仲間に恵まれているな。。。なんだかんだ、背中をたくさんいろんな人に預けています。(笑)
思いっきりリスクをとらないということは、思いっきりインパクトも出ないということになります。
それを回避するために、できる限り早くPDCAを回す。
とにかく回す。
「複数を同時に」がもはやデフォルトになっているようにも思いますし、
PをしながらDをしながらCをしながらAをする、、、といった萌芽や可能性が見えたら進めるというスピード感も意識しています。
ですので、役員陣で喧々諤々議論になることはしばしば(笑) 本当に行けるのか?今、優先するのはそこか!?などなど(笑)
書いてみましたが割とシンプルでした。(笑)
・大義と倫理。 ・オープンイノベーションと真摯に愚直に向き合う。 ・責任を取り切れないリスクは取らない慎重に
という経営を進めるeiiconです。
いろんな先輩経営者の皆様、株主の皆様、投資家の皆様に助けてもらってここまで来ました。
まだまだ登る山は大きくて、やらなければならないことが盛りだくさんのひよっこ経営者ですし、OIの浸透度がまだまだの国内を見て非常に焦ります。
でも、しっかり事業を進めることで恩返しと証明を進めていきたいと思いますし、
ここまで歩いてきた道も振り返ると足跡がある…と思った2025年も半ばのnoteでした。
頑張ります!
そしてJOIN US!!!!
中村亜由子
人事として代表の想いに触れ、「大義」「倫理」「真摯さ」を大切にするその姿勢に、あらためて深く共感しました。
この価値観に共鳴し、共に働く仲間を大切にしながら、オープンイノベーションが世の中の当たり前となる未来に向けて、成長し続けられる組織をこれからも人事として創っていきます。
そんな未来を共に描き、挑んでくれる新たな仲間との出会いを、心から楽しみにしています。
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