【株式会社battonがIT活用がまだまだ行き届いていないレガシー産業に注目。1832年に創業した楯の川酒造株式会社と株式会社battonが酒蔵DXを開始!】
海外で日本酒ブームが巻き起こっているが、現在国内の酒造市場は縮小傾向にあるといわれている。
「国民生活基礎調査」によれば
男性で最も飲酒習慣のある年代は60~69歳で54.0%、女性では50~59歳で22.5%という結果であった。
その他、20~29歳では男性で14.5%、女性で6.5%、30~39歳では男性で33.2%、女性で14.7%。
高年齢層と比べると若年層が低い水準であることが分かる。
又、国税庁課税部酒税課発行の「酒のしおり」令和2年(2020)年3月によると、人口減少、高齢化に伴い、酒類の消費は減少傾向にある。成人一人当たりの種類消費量は、平成元年度(1989)以降、平成4年度(1992)の101.8Lをピークとして減少傾向にあり、国内出荷数量は平静11年度(1999)の1,017万KLをピークとして減少している。
この背景には”若者の酒離れ”が、国内における酒造業界の市場を縮小させている。
こういった市場規模が縮小している酒造業界から利益拡大を狙うには
品質の個性化や、IT化、販路拡大等が挙げられる。
大手企業ではIT化が進む中、日本には全国で約1,400箇所以上箇所の酒蔵がある。
株式会社battonはその中でも、先進的に業界変革を行なっている創業189年の楯の川酒造株式会社とのDXを協議。
業務フローの整理から、DXのプロジェクト化→業務の自動化→組織DX化(価値観浸透で組織変革)を主にbatton社の業務自動化ツール「batton」を使って自動化。
楯の川酒造株式会社の代表取締役である佐藤氏曰く、
「日本酒業界のバックオフィス一つ取っても、伸びしろしかない状況です(弊社のお付き合いのある会計士さん曰く)。さらに、IT化、自動化による省力化ができれば筋肉質の会社になり、収益を別の部分に投資することで、成長を加速させることができると思います。」とのこと。
レガシー産業のDXを得意とする株式会社battonが業務フローの整理から荷本数の予想計表作成業務、従業員労働時間集計作業、出荷作業など一貫して行うことで業界全体の効率化を図る狙い。
【2021年4月30日にPRTIMESにて投稿した記事です】