日本コロムビアグループ株式会社(以下:NCG)は、2025年10月1日に株式会社フェイスから新設分割により設立された、AIを核とした次世代型クリエイティブプロデュースカンパニーです。
本日は、アーティスト第3事業部 コロムビアインターナショナル・ビジネスユニットに所属するM.Nさんのインタビューをお届けします。
音楽科高校から東京藝術大学・大学院へと進学し、音楽の道を真っ直ぐに歩んできたM.Nさん。演奏する側ではなく、届ける側を選んだ背景には、音楽への深い愛情と誰かの心を動かしたいという強い想いがありました。
入社後のキャリアの変遷や、音楽が“かたち”になる瞬間のやりがい、そしてNCGで働く魅力についてお話を伺いました。
M.Nさん
<アーティスト第3事業部 コロムビアインターナショナル・ビジネスユニット>
ーーこれまでの経歴について教えてください。
私は幼少期からクラシック音楽に親しみ、演奏家を志して名古屋の音楽科高校から東京藝術大学・大学院へ進学しました。フルート専攻として勉学に励みながら、練習と演奏活動に明け暮れる日々を過ごしていました。
しかし、コロナ禍によってコンサートの中止や延期が相次ぎ、エンターテインメントの在り方が大きく変化するなかで、自分の将来について改めて考えるようになりました。
学生時代からコンサート制作や音楽サークルの運営など、いわゆる“裏方”として企画や進行に携わることにも大きなやりがいを感じていたことから、「演奏する側」ではなく「音楽を届ける側」として関わる道を選択し、クラシック音楽の魅力をより多くの人に伝えたいという想いで音楽業界への就職を志望しました。
ーー入社するきっかけを教えてください。
きっかけは、学生時代から愛聴していたクラシック音楽のCDの多くが、日本コロムビアからリリースされていたことでした。
学生時代、数々の作品に影響を受けて今の私があり、今度は誰かにとって大切な一枚を生み出す側として関わりたいと考えるようになり、入社を志望しました。
ーー入社後の経歴と現在の業務について教えてください。
入社後、3か月にわたる研修期間でグループ会社各部署の業務や現場を見学するなかで、「クラシック音楽の枠にとらわれず、より幅広いジャンルや現場経験を積みたい」と考え、株式会社フェイス(現:日本コロムビアグループ株式会社)のイベント事業を選びました。
たとえば、エンターテインメント×地方創生をテーマにアーティストのワーケーション企画を立ち上げたり、移転前の自社ビル内にあったライブ会場の運営・制作を担当するなど、企画から現場運営まで幅広く経験しました。ジャズやポップス、朗読劇、ダンス、さらには伝統芸能に至るまで多様な表現者の方々と出会い、ジャンルを越えた音楽・芸術の奥深さを学びました。
現在はクラシック音楽のレーベル&マネジメント部署に異動し、アシスタント・ディレクターとして1年間の研鑽を積んだ後、現在はディレクターとしてレーベル業務を中心に制作に携わっています。ドラマ・映画等のサウンドトラックや劇伴制作をはじめ、日本コロムビアが保有する膨大な旧譜を活用したコンピレーションアルバムの制作などを担当しています。
また、学生時代に愛聴していたCDを実際に手がけていた、社内のディレクターやエンジニアの方々と、今こうして一緒に仕事ができていることを嬉しく思っています。
ーー日々の仕事で感じるやりがいや面白さを教えてください。
音楽が“かたち”になった瞬間にやりがいを感じます。
たとえば、長い時間をかけて制作したCDを完成品としてはじめて手に取ったときや、劇伴制作に携わった作品がオンエアされる瞬間は、緊張感もありつつ達成感があります。アーティストや社内外のスタッフの方々と対話を重ねるなかでアイデアが輪郭を帯び、最終的にひとつの作品として世に届けられるプロセスそのものも、とても面白く感じています。
だからこそ、手に取ってくださったお客様からいただく喜びの声はとても嬉しく感じます。音楽・作品の力で誰かの心を動かせるかもしれない、そんな可能性に日々向き合えることがこの仕事の魅力だと思います。
ーー仕事をする際に大切にされていることを教えてください。
「ときめき」を大切にしています。
「ときめき」は、自分自身の心が動く瞬間のことだと捉えています。自分がワクワクしたり、この作品・音を誰かに届けたいと思えたりする気持ちを仕事の原動力にしています。
また、音楽にとどまらず、映画や美術、日々の暮らしのなかで出会うさまざまな「ときめき」にも常にアンテナを張り、そこで得た刺激や感覚を蓄えながら日々過ごすことを大切にしています。
ーー働く中で感じる日本コロムビアグループの魅力を教えてください。
歴史あるレコード会社でありながら、常に新しいビジネスに挑戦し続けている点に大きな魅力を感じています。
クラシックから演歌、ポップス、アニメ、キッズ向け作品まで幅広いジャンルを扱っているため、日々多様な音楽や価値観に触れられる環境があります。そのなかで自分の専門性を深め、視野を広げて成長できることは大きな魅力です。
また、年齢や社歴に関係なく意見を尊重してもらえる風土があり、やってみたい気持ちを後押ししてくれる空気を感じています。若手のうちから企画や制作の中核に関わるチャンスが多く、自分次第でいくらでも挑戦の幅を広げられる点は、働く上で大きなモチベーションになっています。
ーー今後、挑戦したいことはありますか?そのために今取り組んでいることや努力していることはありますか?
クラシックアーティストを包括的にプロデュースできる存在になることが今の目標です。
そのために、今は可能な限り多くのコンサートへ足を運び、魅力を感じる演奏や公演にはどんな特徴があるのか、感じたことを良し悪し問わずノートに書き留めて自分なりの“辞書”をつくっています。
ーー候補者へのメッセージをどうぞ!
音楽やエンターテインメントが好きで、誰かの心を動かす仕事がしたいと思っている方にとって、日本コロムビアグループは多くの挑戦ができる環境だと思います。
正解のない仕事だからこそ悩むこともありますが、その分、自分のアイデアや行動がかたちになったときの喜びは格別です。 ぜひ一緒に、新しい作品を届けていきましょう!