ワンスターでは半期に1度行われる総会で、入社2年以内で経営戦略に対して最も結果を出したメンバーを新人賞として表彰するという文化があります。
今回は18期下半期の新人賞を受賞されたHさんにインタビューしました!
Hさんは現在新卒2年目で、セールスコンサルタントとして活躍されています。
新人賞受賞おめでとうございます!
受賞時の感想を聞かせていただけますか?
正直、自分が受賞するとは思っていなかったので、とても驚きました。自分以上にチームのメンバーや日頃関わってくださる方々が喜んでくださったことが印象的で、素直に嬉しかったです。
チームメンバーも一緒に喜んでくれたんですね!
受賞できた理由はどのように考えていますか?
1番の理由は、自分が担当する商材において、配属当初2,000万円規模だったご予算を、最大で1.3億円まで拡大することができた点だと思います。もちろん、これは自分一人の力ではなく、周りの方々の頑張りやサポートがあってこそ実現できた成果です。
ワンスターでは、広告を提案するセールスコンサルタント、運用を担うメディアプランナー、そして広告を制作するクリエイティブディレクターがチームで連携し、クライアントの成果最大化に向けて日々動いています。成果は決して自分ひとりで出せるものではなく、特にディレクターやメディアプランナーの皆さんの尽力が大きかったと感じています。
入社当初は右も左もわからず苦戦していた時期もありましたが、僕の無茶なお願いにも嫌な顔ひとつせず「大丈夫です!」とどんな時でも迅速に対応してくれました。そうした環境があったからこそ、大きな成果につながり、今回の受賞にも至ったのだと思います。
大幅な予算拡大に成功されたんですね!
成果が出るまでの過程で大変だったことや、どのように乗り越えたかを教えてください。
成果を出すまでにはいくつかの壁がありましたが、特に乗り越えたポイントは2つあります。
1つ目は、「スピード感への適応」です。
僕が所属しているチームは、規模も大きく、いただいているご予算も大きい分、スピード感が非常に速いチームで、配属当初はそのスピードについていくことに苦労しました。
営業としてチームを引っ張っていく立場でありながら、知識やスキルが不足していたり、意思決定が曖昧だったりして、チームに迷惑をかけてしまったこともあったと思います。
そんな中で意識したのは、「わからないことはわからないと認める」ことでした。最初は自分で抱え込んで空回りすることも多かったのですが、得意でない領域は素直に周りを頼り、役割を明確にするようにしました。その結果、チーム全体の強みを活かしながら成果を出せるようになり、速いスピード感にも適応できるようになったと感じています。
2つ目は、「主体的に課題へ向き合ったこと」です。
業務を進める中では、思うように成果を出せない時期もありましたが、そのたびに自分の課題を分析し、どう改善すべきかを考えて行動に移すことを意識してきました。上司からのフィードバックも、単に受け取るだけでなく、自分の成長のきっかけとして捉え、次の行動にすぐ反映するよう努めていました。
特に、「全社的な視点」「組織的な視点」で物事を見る重要性を教えていただいてからは、チーム単位ではなく、自分自身が組織の中でどんな価値を発揮できるかを考えるようになりました。課題をそのままにせず、一つひとつ改善しながら前に進むことで、より安定して成果を出せるようになったと感じています。
周囲のサポートを受けながら、ご自身の成長にもつなげてこられたのですね!そのうえで、受賞の成果につながった“自分の強み”はどこにあると思いますか?
僕の強みは、チームとして最大の効果を出すために「自分がどう動くべきか」を常に考えられることです。
ワンスターでは前述の通り、セールスコンサルタント、クリエイティブディレクター、メディアプランナー3つの職種が専門性を発揮する中で、セールスコンサルタントとして意思疎通のずれや情報の抜け漏れが起きないよう意識して動いてきました。異なる視点を持つメンバー同士が同じ方向を向けるよう調整することで、チームの力を最大限に引き出せたことが、今回の成果につながったと感じています。
(受賞時に撮影した上司と代表千葉との写真)
チームの橋渡し役として強みを発揮されてきたのですね!
少し話を変えて、就職活動のときに大切にしていた軸やポイントについても教えていただけますか?
大きく3つありました。
1つ目は、チームで動けるかどうかです。
就活を通してさまざまな企業を見ていく中で、成果主義の色が強く「個人がどれだけ売上を上げられるか」に重きを置く会社も多くありました。ただ僕自身は、1人で成果を出すよりも、関わる人全員が同じ目標に向かって取り組み、一緒に結果を残すことに喜びを感じるタイプなので、「個人ではなくチームで成果を出せる環境かどうか」を大事にしていました。
2つ目は、クライアントファーストかどうかです。
就活時に短期インターンに参加した際、会社によっては「自分たちの利益をどう最大化するか」という雰囲気が強く、それに違和感を覚えました。僕はクライアントとWin-Winの関係を築きたいと考えていたので、クライアントファーストで動けているかどうかを重視しました。
3つ目は、若手のうちから裁量を持って活躍できる環境があるかどうかです。
実は就活を始める前は、公務員、特に先生や市役所の職員を目指していて、教員採用試験や市役所試験の勉強もしていました。ただ、どうしても年功序列のイメージが強く、若いうちから大きな意思決定をするのは難しいのではないかと感じました。スピード感をもって成長するには、裁量を持って挑戦できる環境が必要だと考え、この軸も大事にしていました。
就活時に大切にされていた3つの軸ですが、就活軸を大事に働けていると感じますか?
とても感じています。先ほどお伝えしたようにワンスターは3職種がチームになって動いているのが特徴だと思うのですが、そうした環境の中で異なる職種の人たちと日々会話しながら進められるのは、「チームで動けているな」と実感できる大きなポイントだと思っています。
また、若手のうちから裁量を持って働けるという点も、就活時に大切にしていた軸とつながっています。マーケティングって「これが正解」というものがない世界だと思っていて、だからこそ選択肢は本当に無限にあるんですよね。そんな中で、上司やチームが僕に大事な判断を任せてくれる機会が多くあって、最初は戸惑うこともありましたが、「どうしたら成果を最大化できるか」を考えながらチャレンジできたのは、とても恵まれた環境だったと感じます。
就活時の軸が、実際の環境としっかりつながっているんですね。
では、この1年間を振り返って、特にご自身の成長を実感できた瞬間はどんな時でしたか?
入社当初は、正直なところ「自分は頑張っている」と感じてはいたものの、チームで方針を決める際には、他のメンバーの意見を中心に行動しており、自分の意志で物事を進めている感覚はありませんでした。
業種の異なるメンバーと協働しているからこそ、全員の意見を丁寧に聞き、チーム全体を俯瞰したうえで「本当にそれがうまくいくのか」を議論し、最終的な意思決定まで責任を持って進めるよう意識するようになってから、自身の成長を実感できるようになったと思います。
最初は1商材のみを担当していましたが、任せていただける商材も徐々に増え、この1年で合計5商材を担当するまでになりました。
直近では任される領域も広がり、振り返ってみると大きく成長できたと感じています。
チームの中で自分の考えを持って動けるようになったのですね!
一方で、失敗から学んだ経験があれば教えていただけますか?
業務に少しずつ慣れてきた頃、それまで周りを頼ってしまっていた自覚があったこともあり、「なるべく自分がやらなきゃいけない」と思い込み、空回りしてしまったことがありました。本当はチームで成果を出すべきなのに、1人で背負い込もうとしてしまったのは失敗だったと思います。そんな時、上司や周りの方と話す機会があり、「他のメンバーも同じように全力で取り組んでいるからこそ、安心して任せてもいい」ということに気づかせてもらいました。そこから、自分1人で抱え込むのではなく、チームと力を合わせて取り組むことの大切さを強く実感できました。
(総会当日のチーム写真)
周囲に頼ることはマイナスではなく、むしろチーム全体の成果につながるのだと改めて実感されたのですね!
では最後に、今後の目標を教えてください!
僕の目標は、チームMVPを獲ることです。今回、新人賞をいただけたことは本当に嬉しかったのですが、同時にチームMVPは惜しくも取ることができず、その点に少し負い目も感じていました。なので、今後自分がさらにスキルアップして成長し、チームの力を最大限に発揮できる状態をつくり、今のチームでチームMVPを獲得したいと思っています。
そのために、今は既存の案件対応が中心ですが、いただいている予算や規模が大きい分、新しい挑戦がしやすい環境にあると感じています。クライアントからも信頼いただき、新しい施策に積極的に挑戦させてもらえる機会が多いので、その環境を積極的に活かしていきたいです。さらに、案件単位の動きにとどまらず、「会社全体にとってどう動けば良いのか」という視点を持ちながら行動することが、これからの自分に必要なレベルアップだと思っています。
チームMVP目指して頑張ってください!
本日は貴重なお時間、ありがとうございました!
今回お話を伺って、受賞の背景にはチームの支えと、自分の強みを活かした成長があったのだと感じました。新人賞を経て、次はチームMVPを目指してさらに挑戦していくとのこと。これからの活躍がますます楽しみです!