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“ご利用者様の心に寄り添うことができる看護師”を目指して

こんにちは、株式会社RedBearの看護師樋口です。

私は、新卒で2年間務めた大学病院を退職後、今年の5月にRedBearに転職しました。

今回は、私がどのような経緯で弊社に就職することになったのかをお話したいと思います。

意欲と希望を胸に上京!

2022年3月に地元静岡にある看護大学を卒業した私は、長年の夢であった都会暮らしを叶えるべく、東京にある大学病院に就職。混合内科病棟への配属が決まりました。

医療ドラマで観たような、忙しくも充実した看護師生活を思い描いていた私は、持ち前の明るさと共感力を生かし、”患者様の心に寄り添うことができる看護師”を目指そう!と、意欲と希望を胸に上京しました。

理想と現実の差で葛藤する大学病院での日々

看護師として働き始めた私は、その現実に圧倒されました。

求められる知識と業務量は膨大で、急な入院や検査・処置の追加、鳴り止まないナースコール、人間関係のいざこざは日常茶飯事で、ただ目の前の仕事をこなすことに精一杯な日々。

その中で、一番大切で基本的な患者様との関わりが疎かになっている現状に、やるせない気持ちを抱えていました。

そして気が付けば、余裕のないまま看護師2年目に突入。後輩ができ、リーダー業務が始まり、スキルアップのための研修に参加。自分の気持ちとは裏腹に、責任と業務量だけが増えていく現状に、「このままではいけない。原点に立ち返ろう」と考え、退職を決意しました。

一念発起して介護の世界へ

とりあえず転職サイトに登録したものの、これといって極めたい分野がなく、理想の看護師像しか抱いていなかった私は、転職活動で迷走していました。しかし、大学病院での日々で目の当たりにしたことを思い出します。

私が勤めていた病棟はご高齢の患者様が多く、自分の足で元気に入院してきた方でも、長い入院生活によって認知機能や身体機能が低下し、車椅子で退院していく光景を多く見てきました。

そこで、ご高齢者に対する予防医療の大切さを改めて実感し、介護業界に目を向けました。

株式会社RedBearとの出会い

介護業界での求人情報を探していく中で、ひと際目立つ会社がありました。現在私が勤めている、株式会社RedBearです。

赤を基調とした建物とユニフォームを身にまとい、生き生きとした表情で働く社員の方々を見て、良い意味で”介護らしくない”という印象を受けました。

そして、とくに印象的だったのは会社が掲げるビジョンです。RedBearは、ご高齢者の”自立支援・自立継続”だけでなく、さらに”ご高齢者の地域社会での活躍”までをビジョンとして掲げており、超高齢社会のその先を見据える、未来ある会社だと感じました。

また、小規模なデイサービスであるため、利用される方一人ひとりとの時間を大切にし、私がなりたかった”患者様の心に寄り添うことができる看護師”を、この会社でなら体現することができるかもしれないと考え、入社を決意しました。

小規模デイサービスの良さ、RedBearの良さ

ご利用様一人ひとりとの時間を大切にしていると、多くの気づきがあります。

ある認知症のご利用者様は、水分休憩の際にむせ込むことが増えました。「飲み物を渡す際に注意を促す以外に、何かできることはないか?」と考え、誤嚥予防のチラシを作成。せっかくなので他のご利用者様にもお配りしたところ、「来月も楽しみだわ」とのお声が上がり、試行錯誤した結果、毎月発行する口腔通信が完成しました。

ご利用者様の些細な変化に気づき、生の声にじっくり耳を傾けることができる。これは、小規模デイサービスならではの良さ。そして、新人の意見にも耳を傾け、やりたいことを自由にやらせてくれるRedBearならではの良さから生まれた、ホスピタリティ溢れるサービスであると感じました。

誰もが必要とされ、繋がりのある地域社会をつくる

私は今まで、看護や介護とは、患者様やご利用者様にこちらが与えるものだと考えていました。

しかし、RedBearに入社してからは、ご利用者様からたくさんの元気や愛情をいただく毎日です。

私が指導した運動に対して、ご利用者様から「今日も楽しかった、ありがとう」「いい運動だね、家でもやるよ」と嬉しい反応が返ってくると、ご利用者様の笑顔や元気な姿が見たいという思いから、できることはないかとさらに模索する。

まさに、弊社の企業理念である”誰もが必要とされ、つながりのある地域社会をつくる”が、体現されていると感じます。

最後に

介護の世界に飛び込んで早4か月。人生100年時代、超高齢社会と言われ、高齢化に対するマイナスな印象が強い現代ですが、RedBearに入社し介護への考え方が変わった私は、どんな未来になるのかを想像し、ワクワクしています。

そしてその未来では、RedBearが目指す”介護の新しい形”が確立され、ご高齢者が今よりも生き生きと活躍できる社会となっていることを信じて、これからも自分にできることを模索し、ご利用者様の心に寄り添うことができる看護師を目指していきたいと思います。

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