新会社「ベイシアグループソリューションズ」に関する参考記事
ベイシアグループ経営に関する参考記事

また、今後も定期的にベイシアグループソリューションズで働く社員の方のインタビュー記事を載せていきますので、これを機に少しでも知っていただけると幸いです！

さて、第四回目の本日はベイシアグループソリューションズの内製エンジニアとして働いている福濱さんにインタビューです！

ー 福濱さん、本日はよろしくお願いします！
まずは福濱さんの今までのキャリアについて教えてください。

現職で4社目になります。SIer2社（1社目と2社目）と事業会社を2社（3社目と現職）経験しました。
大学時代は文系でマーケティングの勉強をしていたのですが、元々ものづくりを仕事にしたいと考えており、就活当時に流行り始めていたITでもものづくりにも関われると思い、IT業界に進もうと決意致しました。

最初の会社では開発職に就き、約6年ほど勤務しました。当時は今ほど研修教材が充実していなかったので、配属先の先輩に質問しながら独学で何とか仕事を覚えてきた感じでした。その後、学生時代に勉強したマーケティング領域に携われる仕事に関わろうと転職を決意致しました。次の会社もSIerだったのですが、とある企業に常駐する機会があり、そこで初めて事業会社のSEとして常駐する経験をしました。今まではSIerとしてクライアントワークをこなしていくことで経験を積んでいましたが、この常駐の経験を通して、会社を内側から変革していくことに面白さを感じるようになり、事業会社への転職に興味が芽生え、前職から事業会社のSEとしてキャリアを形成していくようになりました。

馴染みの店が仕事場に

ー そこからなぜベイシアグループに？

私は生まれが群馬で、今も群馬に住んでいます。そのため、社会人になって以降、いつかは群馬に帰ろうと考えていました。ベイシアについても昔から馴染みのある会社で、スーパーマーケットについては、実家の周りに三店舗くらいあるほど身近なものでした笑

実際にベイシアグループに転職するきっかけとなったのは、転職エージェントからの紹介でした。当初、カインズテクノロジーというカインズのIT事業会社への転職についての話を進めていたのですが、たまたまその時にベイシアグループソリューションズがこれから立ち上がるという話が出てきて、更にカインズよりも採用を強化していくということ、ベイシアグループ全体をこれからIT化していく中で、その中核をなす事業会社であることを聞き、とても面白そうな会社である印象を持ちました。
その時に、面白い会社があると聞いて紹介を受けたのがベイシアグループソリューションズでした。

ー 入社の決め手は何だったのでしょうか？

面接を何回か行った中で、当社の社長である樋口についての印象が強く残りました。
大きくは２つあるのですが、まず１つ目は、元々樋口自身がITエンジニアのバックグラウンドを持っているため、システムについての理解が深かかったところに好印象を持ちました。加えて、私が前職で使っていたツールや仕事内容についても知っていることが多く、非常にITのことを理解している方だということを面接を通して感じた点になります。２つ目は、ベイシアのIT化について本気で考えており、そのための大改革を行っていく最中であること、そのために何をしていく必要があるのかを細かく語っていただき、IT化にかける覚悟がひしひしと伝わってきた点です。これらの印象を通し、ここでならダイナミックな仕事ができるのではないかと思い、入社を決意致しました。

大航海の途中

ー ありがとうございます。樋口さんと日々接する中で、この変革をするというメッセージはいつも変わらず発信している印象を持っています。福濱さんは今どのような業務をされているか教えてください。

大きく２つのプロジェクトに関与し、日々開発とチーム運営をしております。
１つ目は統合物流管理システム構築プロジェクトでの内製化チームの運営をし、２つ目は内製化推進に向けた共通システム基盤の整備を行っております。

ー 統合…、共通システム…。すみません！もう少し詳しく教えてください！

元々グループ共通のWMSという物流（倉庫・在庫）管理システムがあり、これの運用を行っていたのですが、グループで１つということもあり、ベイシアやカインズなど各会社のセンター（物流部門）からああしたい、こうしたいという要望が出てきました。システム内部では各社ごとに区切られてはいたのですが、システム自体は１つしかありませんでしたので、こういった要望により柔軟に対応するために、個社ごとにWMSのシステムを立てようという運びになりました。 そこから、WMSを各社が構築しつつも、各社の運用の手助けをするために、その中にある共通システム（LMS）を切り出し、これをベイシアグループソリューションズが主体となって構築するという方針になりました。スクラッチで作るのではなくパッケージを使っているのですが、これも各社毎にカスタマイズをする必要がありますので、私はそのカスタマイズを進める仕事をしております。

ー 事業会社が複数あるかこそ生じる課題ですね。システムを複雑にすると運用に手間がかかりますし。

はい、その通りですね。システムは作って終わりではなく、作った後の運用をいかに簡素なものにしていくかを考えて構築することが大切になりますので。
これに加えてもう１つ関わっているのが、内製化推進に向けた共通システム基盤の整備プロジェクトになります。
先程話した仕事は、主に物流関連に特化したシステムに関する仕事ですが、他にも、人事、会計、バックオフィスなど様々なシステムがグループソリューションズ内で展開されています。もう１つの仕事は、このグループソリューションズ内全般のシステムに部署を横断して横串を挿せるような共通基盤を作ろうとするプロジェクトになります。

ー グループの従業員数万人が使うシステムになると思いますので、壮大なプロジェクトですね。

将来的にはLMSもこの基盤の上で動かせることを目指しておりますし、他のツールなども全てこの基盤を通して稼働させるようにできれば、今まで時間がかかっていた作業も今後の運用も効率化できると思います。ただ、まだ企画段階であり、本格的に稼働していくのはこれからで、正にここのプロジェクトに参加し、一緒に企画を考えてくれたり、開発をしていただける方を探し求めているような状況です。今のところは私含めて４人チームとまだまだ少ないので、ぜひ拡大していきたいところです（迫真）

縁の下の力持ち

ー ありがとうございます！ただ、新しい人を採用しようにも、内製エンジニアってあまり人気がないような気がしています。キラキラしてもいないですし…。福濱さんから見た内製エンジニアの面白さってどういうところにありますか？

そうですね、たしかに派手さはない仕事だと思います（笑）
当たり前に動くことが求められる仕事なので、正直なところ直接感謝をされる機会もあまり多くはありませんが、私たちのようなエンジニアがいないと、現在のように複雑化した小売・物流ビジネスは成り立たないと考えています。それは、先程述べたように、どこの会社も複雑に各サプライチェーンに対してシステムが絡み合っているからですね。
その上で現職の面白さとしては、ベイシアグループの物流システムを作り変えることができる点にあると思います。

ー 具体的にはどういったところが面白いのでしょうか？

２つの面白さがあると思います。
１つ目は、自分で物を作れる点にあります。
私のように元々SIerにいた人種は、基本的にお客様の要件に従ってシステムを開発することが求められ、そこに対してオリジナリティを出していくことなどは非常に難しいです。様々な案件に携わることができる点はSIerの魅力と言えますが、やはり仕事をしていく上では、こうしたらいいのにと自分なりに意志表示をしたいと感じるケースもありますが、その意志は基本的にシステムに反映させられません。この点において、自分たちのシステムのために自分たちで企画をし、考えてシステムを作り上げていくことは、とてもエキサイティングな仕事であると感じます。

２つ目は、仕事が自分の成長に直結すると感じる点です。
私は今物流のシステムを担当しているのですが、ふと次のように考える時があります。それは、私が開発しているシステムに何かしらのエラーが発生し、センターが止まってしまった場合を考えると、商品がお店に届かなくなり、会社に損害を与えてしまう可能性があるということ、そういった可能性があるものに日々触れていることということです。BtoCの仕事であっても責任感を感じることは多々あると思いますが、BtoBの場合はステークホルダーが多く、より大きな責任と重みがあります。こういった責任感のある仕事をどれだけ経験するかがエンジニアとしての成長に繋がると考えているため、成長の機会が多い点は魅力に感じております。目の前の人の生活をパッと変えることはできませんが、システムの先にいる何万人もの生活を支えているということに気づいた瞬間から、内製エンジニアの面白さに気づけると思います。

ー いぶし銀のような職人エンジニアの姿勢がとてもかっこいいですね。

未来の仲間に向けて

ー 最後に、福濱さんから見て、ベイシアはどんな人に合う会社だと思いますか？
　 また、どんな人と一緒に働きたいですか？

月並みかもしれませんが、以下に当てはまる人だと思います。

・自分で考えて行動できる人
・色々なことに積極的にチャレンジできる人
・小売業を面白いと感じられる人

新会社が立ち上がるに当たり、様々なバックグラウンドを持つ人を採用していますが、以前から前身の会社（ベイシア流通技術研究所）で働いていた方も多くいます。色んなバックグラウンドを持つ方と協調仕合い、会社を前に進めていきたい方、私と同じ様に縁の下の力持ちである仕事に魅力を感じる方とぜひ一緒に働きたいと考えているため、そういった方からの応募を大歓迎します。

わからないことがあればなんでも聞いてください。
ベイシアグループの良さは、居心地の良さ（定着率の高さ）にあると考えておりますので、ぜひ一緒に頑張っていけると嬉しいです。

福濱さんありがとうございました！
小売業界への転職を考えている方、小売業界のDXに興味のある方、エンジニアとしてのスキルを磨いていきたい方など、ぜひ一度お話ししてみませんか？

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