【結論】転職して1年半が経った今、全くの未経験だった僕はWebマーケチームの中心メンバーとして忙しく働き、社長の予言は現実のものとなりつつある、、、
■ 仕事はそんなにキツくないけど上司が微妙、、、
特にやりたいことも明確じゃなかった僕は、大学卒業後、中堅メーカーに入社して経理部に配属された。 それなりに仕事をこなし、福利厚生も休みも不満はなく、週末の卓球サークル(大学まで部活で結構本気でやってた)や友人との飲み会を楽しみにして、それこそフツーに社会人生活を楽しんでいた。
仕事にそこまでの『意義』みたいなものを求めてなかった僕は、仕事内容にも特に疑問も抱かずにいたのだが、唯一、上司だけが問題だった。
その上司はいわゆる『気分』で仕事をする人だった。
上司の機嫌が良ければ平和に過ごせたが、機嫌が悪い日は最悪で、先に帰宅するのも難しくて気を遣って残業しないといけなかった(今となればそんなの気にしなくて良かったのだが)。
上司に気を遣う人生ってなんだかなぁ、、、
なんか違うよなぁ、、、
いや、明らかに違うわw
ってことで、転職を決意した。
■ 経理の事務職を探して数社の採用試験を受ける
転職活動は思いの外スムーズで、結構簡単に数社から内定をもらった。
その中で一社、僕の中ではパーフェクトな会社があったので、そこに行こうとほぼほぼ決めた会社があったのだが、そこから内定を貰う前に面接日が決まっている他の会社がったので、そこの面接を受けてから転職活動を終えることにした。
お分かりだと思うが、その最後の一社が『株式会社OnLine』だった。
その頃には転職面接も慣れたもんで、かつ、行く会社は決まってたら『こっちが査定してやろう』くらいの気持ちで面接に臨んだのを今でも覚えている(社長!ごめんさいス)。
その僅か30分の面接がきっかけで、僕の人生が大きく変わってしまうなんて、当時の僕には全く想像できずに、、
■ きみ、マーケターにならない?
これまでの経歴や価値観等、一通り一般的な質問に答えたあと、社長がおもむろに言いだした。
マーケター?
なにそれ???
全然興味ないんですけど、、、
それが僕の最初の正直な反応だった。
マーケターという仕事の内容は、説明を受けても正直ピンとこなかったけど、話を聞いているうちにやってみたいと感じている自分がいた。
社長はまだ採用が決まった訳でもない僕に対して、仕事だけじゃなく、人生そのものについて考え方を教えてくれた。
■ 僕がこの会社で働こうと決めた3つの理由
1.3年で独立起業できるレベルの実力をつけろ
2.自分が考えてもみなかったキャリアの道が見えた
3.仕事を楽しめる自分になれると思った
■ 1.3年で独立起業できるレベルの実力をつけろ
社長は『社員とフェアな関係を築きたい』と言った。
ただ、フェアな関係を築くには『実力』が必要だと。
クビになったら困る、、、という状態ではフェアな関係を築くのが難しい。
言いたいことも言えないし、したくない仕事を断ることも出来ない。
それは会社に『依存』している状態だ。
そんなのフェアじゃないから嫌いだ。
パワー(権力)の通じないメンバーでチームを組織したい。
そのためには社員がビジネスパーソンとして自立している必要がある。
ビジネスパーソンとして自立している状態とは、すなわち『どこにいっても即エースとして活躍できる』なんらな会社に頼らず『自分の力で独立起業だって可能』という状態だ。
『きみ次第だけど、僕(社長)は3年でそこまで育てると決めている。』
これを聞いて、素直に自分を試してみたいと思った。
■ 2.自分が考えてもみなかったキャリアの道が見えた
僕は未来を想い描くのは得意ではない、、、
どちらかというと苦手だ。
『将来、何がやりたいの?』
と聞かれるとすごく困る(嫌だった)。
そんな僕に対して
『20代のうちはやりたいことなんて明確でなくも全然問題ない。やりたいことは「具体的にできること」が増えていけば自然と見えてくるもの。』
と社長は言った。
そういえば昔、Appleやマクドナルドで社長を歴任したプロ経営者の原田泳幸氏も書籍の中で同じようなことを言ってた。
『キャリア設計なんて意味がない。キャリアは向こうからやってくるものだ。』と。
1.昨日の自分以上に
2.周囲の期待以上に
仕事に取り組めば、キャリア設計は不要だと。
ここで全力で働けば、今の自分では全く想像もできないようなキャリアが拓けるんじゃないか!?と期待が持てた。
■ 3.仕事を楽しめる自分になれると思った
正直、仕事とプライベートは分けたいし、仕事は単に食っていくために必要で仕方のないものだと考えていた。
でも、どうせ人生の大半を仕事に費やすのなら、楽しいほうが良いに決まってる。
頭では分かってるけど、僕の性格的にはムリなんじゃないかと思ってた。
けど、社長の言うようにホントに世の中の役に立って人の幸せに貢献できる仕事で成果を挙げられる自分になれたら、、、、僕でも仕事がもっと楽しくなるかも知れない。
人生長いし、仕事で充実感を得られるようになったら、それはとても幸せなことなんじゃないか?
いつか僕も子を持ち父親になったとき、仕事を楽しんでるパパの方が良いよな、、、
胸を張って『人生は楽しい!』と教えられるパパの方が良いよな、、、
そんな風に思った。
■ そして現在、、、
ぶっちゃけ忙しいし、仕事はラクじゃない。
ラクじゃないどころかしんどいわ、、、
けど、転職して本当に良かったと心から思えている自分がいる。
仕事のスキルや人間関係のスキルやが高まっているのはもちろんだけど、それ以外にも今の僕には『自分の人生に対する確信』が深まっている。
『この道でいいんだ!』という確信、安心感だ。
先輩たちはみな、仕事に対しては厳しいけど、人に対しては優しい。
■ 転職で人生は変わる
『きみはWebマーケターとして必ず成功できる。』
社長の予言は当たりつつある。
(社長曰く、予言ではないと。
人材育成・開発のプロとして数千人の成長に関わってきてるから当たり前だと。)
僕は今、マーケターという初めて挑戦する職種で、重要な仕事を任され、中心メンバー(自分で言うなw)としてやれてる実感がある。
『具体的にできること』が増えてきた今、少しづつだけど、自分のやりたいことも見えてきた。
もっともっと自分を活かしたいって欲も出てきた。
自分の人生にこんなに期待するのは初めてだ。
■ 結論
20代のキャリア設計なんてあんまり意味がないかも。
それよりも、誰と出会いどんな環境で誰と一緒に仕事をするか?
どんな仕事であれ全力で取り組んでどこでも通用するレベルまでスキルを身につけること。
これが大事!
必ず導かれるから。