こんにちは!株式会社DNTI 採用担当の髙井です。
シリーズ第10弾!今回ご紹介するのは、DX ERP事業部に所属するKADAM LOCHANA(カダム ロチャナ)さんです。
2024年10月に入社し、日本でのキャリアを本格的にスタートさせたロチャナさん。
専門領域であるSAPに関する知識を活かしながら、新たな環境で着実に経験を重ねています。
慣れない業務や初めてのシーンにも一つひとつ丁寧に向き合い、着実にステップアップしてきたこの半年間。
ロチャナさんがDNTIでどのように学び、どんな気づきを得てきたのか───ぜひその声をご覧ください!
目次
1. 自己紹介
2. 入社前の期待と現実
3. 入社後の経験
4. 職場環境とチーム
5. 自己成長とスキル
6. 今後の目標と期待
1. 自己紹介
まずは簡単な自己紹介から、お願いします。
ロチャナさん:DX ERP事業部のKADAM LOCHANA(カダム ロチャナ)です。2024年10月にDNTIへ入社しました。
SAPのFI/CO*1モジュールを専門とし、現在はコンサルタントとしてお客様の課題解決に取り組んでいます。母国インドでSAPの基礎知識と日本語を学び、来日後も専門スキルを磨きながらキャリアを築いてきました。
新しいことを学ぶのが好きで、どんな場面でも前向きに取り組むことを大切にしています。
(*1)SAPの「FI/CO」モジュールとは「Financial Accounting(財務会計)」と「Controlling(管理会計)」の2つのモジュール。企業の財務状況の記録、管理、分析までを支えるSAP ERPの中核モジュールで、業務知識とシステムスキルの両方が求められる。
2. 入社前の期待と現実
入社前に感じていたDNTIへの期待感や、実際に入社して感じたギャップについて教えていただけますか?
ロチャナさん:入社前は“安心できるサポートと新しい学びの機会、両方が備わっている環境”であることを期待していました。
そして、実際に働き始めてみると、その期待をはるかに超える学びとサポートがあり、驚いています。
中でも特に印象的だったのが、先輩や上司の方々の温かいサポートです。
想像以上に皆さんが親切で、普段から親切に声をかけてくださるため、安心して業務に取り組むことができています。
たとえば、お客様と初めて対面する直前、緊張していた私に同行してくださっていた上司が「緊張しなくて大丈夫ですよ。お客様はとても優しい方ですから」と声をかけてくれました。
その一言で気持ちが和らぎ、過度な緊張も無くお客様と業務に取り組むことができました。
また、それだけではなく、DNTIには“成長を後押しする文化”が根づいていると感じています。
知識が不足していて難しいと感じる場面もありますが、そんな時にも「大丈夫、ロチャナさんならきっとできますよ」と温かい言葉をかけていただけます。その言葉にいつも安心して、前向きな気持ちを保ちながら取り組むことができています。
もちろん、精神的な支えだけでなく実際の業務でも丁寧にフォローしていただける環境です。
質問にも一つひとつ丁寧に対応してくださるため、迷いなく次のステップに進めます。
上司の方から信頼を寄せていただけていると感じる場面も多く、安心感とやりがいを持って日々の業務に取り組めています。
3. 入社後の経験
入社後の具体的な経験として、特に印象に残っているプロジェクトや業務は何ですか?
ロチャナさん:FI/COモジュールに関するクライアント対応や設定作業は、最も印象に残っている経験のひとつです。
特にERPからS/4HANAへのCVI変換*2作業は、初めて取り組む難易度の高いプロジェクトであり、大きなチャレンジとなりました。
実務を通して初めて直面する課題ばかりで、戸惑う場面も多くありましたが、まずは自分で調べて考え、それでも解決できない時には1人で抱え込まず、素直に相談することを心がけて取り組みました。
そういった取り組みの中で、上司や先輩方のサポートが大きな支えになりました。
状況に応じて的確なアドバイスをいただいたり、必要に応じて一緒に解決策を検討いただくなど、安心して業務に臨める環境が整っていたと感じています。
この経験を通じて、技術的な知識に加え、課題に直面した際の向き合い方や周囲との連携の重要性も学ぶことができました。
実務を通じて着実に力をつけ、自信へとつながったプロジェクトだったと思います。
(*2)「CVI(Customer-Vendor Integration)変換」とは、従来のERPで分かれていた「得意先(Customer)」と「仕入先(Vendor)」のマスターデータをS/4HANA上で一元管理するための移行作業。データ整備やシステム設定の知識が必要で、移行の難易度も高い。
4. 職場環境とチーム
チームメンバーとの協力やコミュニケーションはどのように感じていますか?
ロチャナさん:DNTIの職場はとても雰囲気がよく、安心して業務に取り組める環境だと感じています。
チームメンバーは皆さん親切で、分からないことがあればすぐに相談できる関係が築けています。積極的に助けてくださる方が多く、新しいことにも前向きにチャレンジしやすい雰囲気があります。
定期的なミーティングを通じて、自分の状況や課題を共有する場があることが私にとって大きな助けになっています。ミーティングで会話する中でアドバイスをもらったり、他のメンバーの取り組みから刺激を受けたりすることで、成長のきっかけを日常的に得ることができています。
また、プロジェクトの進行状況によって忙しくなり、どうしても定例の1on1の実施が難しくなる時期でも上司の方が別の時間を確保して話を聞いてくださるので、とてもありがたいと感じています。
困っていることを気軽に相談できる環境があり、不安を抱え込まずに前に進むことができます。
協力し合いながら成長を支え合う文化が根付いているのがDNTIの魅力です。
チームの一員として自分も貢献したいという気持ちが、日々のモチベーションにつながっています。
5. 自己成長とスキル
入社してから自己成長を感じた瞬間や、習得した新しいスキルはありますか?
ロチャナさん:入社してからの半年間で、SAP FI/COに関する設定作業やエラー対応など、実務に直結するスキルを着実に身につけることができました。業務を通じて学ぶ力も高まり、以前よりもスピード感を持って柔軟に対応できるようになったと感じています。
特に成長を感じているのは、実際の業務を通して知識をより“実践的な力”へと変えていけるようになったことです。最初は学んだことを実務で応用する難しさを感じていましたが、繰り返し経験を重ねる中で自信を持てる場面が増えてきました。
今後はコンサルタントとしての専門性をさらに深めながら、提案力やプロジェクト全体を見渡す視点も磨いていきたいと考えています。
業務の質を高めるだけでなく、お客様にとってより頼りにされる存在になれるよう、自分の力をさらに伸ばしていきたいです。
6. 今後の目標と期待
今後、当社で達成したい目標や挑戦したいことは何ですか?
ロチャナさん:入社当初から変わらず、将来的にはプロジェクト全体をリードできるSAPコンサルタントを目指しています。
ただ単に知識や技術を身につけるだけでなく、チームメンバーやお客様との信頼関係を築き、チームをまとめながら円滑に物事を進める力を高めていきたいと考えています。
そのためにも、日々の業務を一つひとつ丁寧に積み重ねることはもちろん、新しい案件やまだ経験のない役割にも自ら手を挙げ、積極的にチャレンジしていきたいと思っています。
私は“人は満足したところで成長が止まってしまう”と常に意識しており、現状に甘えることなく自分に足りない部分を素直に受け止めながら、向上心を持って前に進み続けたいと考えています。
知識や実行力を備えるだけでなく、周囲から信頼されるコンサルタントになることが今の私の目標です。
そして、短期的な成果だけでなく、DNTIという組織の一員として長期的に価値を生み出せる存在になれるよう、これからも努力していきます。
入社以来、学び続ける姿勢を大切にしながら少しずつ経験と自信を積み重ねてきたロチャナさん。
「信頼されるコンサルタントになりたい」という想いのもと新しいチャレンジにも前向きに取り組んでいます!
インタビューを通して、ロチャナさんの入社以来大切にしてきたひたむきな姿勢と、チャレンジを恐れない前向きさを強く感じました。
一人ひとりの個性や背景を尊重しながら、着実なステップアップを後押しするDNTIの環境が、これからのロチャナさんの成長をさらに広げていきそうです!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!