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慶應義塾大学SDM主催「第15回 プロジェクトデザイン合宿研修」受講者インタビュー【社員インタビュー Vol.7】


こんにちは!DN Technology & Innovation株式会社(DNTI)採用担当の髙井です。

この度、慶應義塾大学が主催する第15回「システム×デザイン思考」を実践に生かすプロジェクト・デザイン 合宿研修を受講したDNTIメンバーにインタビューを行いました!

9月から11月まで約3ヶ月かけて研修に参加したのはDX Lab.事業部よりR・Mさんです。
Mさんは現在、若手SEとしてDNTIで活躍していますが以前は「プログラミング×教育」をテーマとして、子ども向けにモノづくりやプログラミングの楽しさを教えていた経歴をお持ちです。

研修を経てどのようにMさんが学びを深め、どのように成長したのかお聞きします!



ー本日はよろしくお願いします。早速ですが、受講したきっかけについて教えてください。

はい、よろしくお願いします。
そもそも研修のお話をいただいたのが、入社してからちょうど1年くらい経ったタイミングでした。
その頃、誰と関わるか、自分が必要とされている役割が何なのか、といった事がようやく分かり始めていました。私自身の中で、DNTIで仕事をする事はどういう事なのか漠然としながらも形になりつつあったので、その中でもう少し新しい視点や学びが必要かもしれないと思いチャレンジしてみました。

ー実際に受講してみていかがでしたか?

全体30人ぐらいの方が参加されていて、その9割くらいは男性で、且つ30代40代のミドル層の方でした。主任や課長クラスの方々が多く、一般の社員さんと言うより部下がいるような方が多い印象でした。
意欲も高い方が多くて私自身も良い刺激になりました。

また研修ではオフラインとオンラインのそれぞれの利点がとても活かされていると感じましたね。

研修のスタートとなる第1クールはオフラインで実施され、研修期間中に同じチームで活動するチームメンバーとは慶應義塾大学の日吉キャンパスで1日中コミュニケーションを取る事ができました。
スタートが合宿を伴う対面で実施された事は勿論ですが、「チーム・ビルディング」「問いをたて価値を考える」「ビジネスをデザインする」の3点がテーマとして定められた合宿研修の内容も含めて、その後のコミュニケーションの円滑さに繋がったと思います。

オンラインでは第2クール中の講義を受講しました。
この中間の講義は主に「ビジネスを具体化する」「ビジネスをプロジェクトとしてデザインする」のそれぞれ2点で構成されていました。期間も長く、講義数も多かったですがオンライン開催のおかげで無理なく参加する事ができました。
何より講義と講義の間に出された課題をチームで取り組む時も、皆さんお仕事の関係上オフラインで集まる事は難しいので、平日の夜にオンラインで集まる事が多かったです。講義と講義外の活動の中でもオンラインを活かせました。

ただ、講義の受講だけでなく、講義ごとに出された課題に取り組むため頻繁に平日の夜に集まるなど研修以外の時間を多く必要としていて、既存業務との調整が難しかった部分もあります。


ー受講する中で特に印象に残っていることなどありますか?

講義の中で印象に残っているのは最初と最後に受けた講義ですね。
最初の講義は"物事の捉え方を変える、物事の本質を捉えよう"といった講義でした。
その講義は通常の業務に活かせそうだと思う部分が多くあったので、とても印象に残っています。
単純な数字などを見た時にその数字をそのまま捉えるのではなく、その裏側にある背景をどう捉えたらいいか、常に思考を促されるお話がありました。それは毎日数字を見て業務をしている私達にとっては、深い意味のある話だと思います。
あと、先生がとても魅力的な方だったので講義を受けてすぐ圧倒されたと言うか、刺激を受けました。

最後の講義は、本当に最終発表直前の講義で今までの講義全体を総括するような内容でした。
そもそも"何故システムというものを考える必要があって、それをマネジメントする必要があるのか"といった俯瞰的な内容だったので、研修で自分達がただ一方的にインプットしていた情報をより具体的な情報に置き換える事ができました。
研修で学んだ内容を他の方々、例えば他のチームメンバーなどに共有する際にもこの最後の講義が頭に入っているか入っていないかだと話口が違ってくるので強く印象に残っています。

ー受講前後を比べて自身で変わった、成長した、と思うところはありますか?

人に何か伝える時、何かを議論する時にシステムとして構造化して伝える事が多くなったと思います。
先ほどミドル層の方々が参加者に多いなどのお話をしましたが、チームメンバーもそれぞれの業界や経歴など全く違う方々なので同じ言葉を使って議論している中でもお互いの中でのイメージが違う、といった事がありました。それによって議論が戻ってしまう事や、進まなくて結論が出ない事も実際に経験しました。

私達が話したのは教育がテーマだったので、例えば"学校"という言葉があって、その学校という言葉を使う中で具体的に"どんな学校"なのか上手く共有できない事もあります。

そういった時に「学校の種類はこれとそれがあるよね」など、そもそも種類の区切り方ではなく「通う人はこういった人がいるよね」や、その他にも「こういう時間でも区切れるよね」というように、お互いの認識やイメージを構造化してデータ化する作業をツールの上で行いました。

その経験はシステム開発をしている私の業務内でも、システムの仕様など、どのようにシステムを作って欲しいのか伝えるための情報を、構造化するプロセスや思考に繋がりやすくなりました。

ー今回の合宿研修で得られた学びやスキルは、今後DNTIで働く中でどのように活かせると思いますか?

率直に言うと、研修で学んだフレームワークなどの知識をそのまま活かす事は難しいと感じています。

研修で学んでいた事は何もない抽象的なところから具体的にどう落とし込むかという事でした。新規事業開発や経営者の立場であればそのまま活かせると思いますが、システム開発を行う私達にとっては、直接的に活かす事はまだ難しいのが現状です。

ただ、一方で普遍的な課題を捉える力や構造化して伝える力、チームの中で個人の能力を活かす経験は、日頃のプロジェクトマネジメントにそのまま活かせると思います。

ー今後の目標や抱負を教えてください。

そうですね、まず時間とお金を費やしてこのプロジェクトに参加させていただいたと思っているので、学んだ事はぜひ同じ部内に共有していきたいです。

もう既に私も含めた部内の若手チームの中では、私が学んだ事を共有しました。ただ、先ほどお答えした通り、そのまま業務に生かすのは難しい部分があるのでどうやって伝えるのかは、またもう少し考え直す必要があります。その上で組織に還元できるように努めていきたいです。

加えて、個人的な事で言うと研修を受ける中で接した方々と、とても密な時間を過ごした体験とそこで築いた関係を活かしたいと思っています。
研修中のチームメンバーとは業務終了後の18時頃には集合して、遅いと22時ぐらいまでずっとオンラインで議論していました。
密な時間を過ごした仲間達や、講義を通して交流させていただいた先生方、そういった人脈を活かして組織外で何か新しい事にチャレンジしたいです。

新しい事にチャレンジする事で、また組織にも還元できると考えこれから行動していきます。

ー本日はありがとうございました!これからの新しいチャレンジが楽しみです!


いかがでしたか?

Mさんにお答えいただく1つ1つの内容に熱が込められ、とても実りある研修だった事が窺えました!
約3ヶ月という長い期間が設けられた合宿研修を完走し、様々な経験と学びを得たMさんのこれからの活躍が楽しみですね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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