こんにちは!株式会社DNTI採用担当の髙井です。
シリーズ第14弾!今回ご紹介するのは、DX Lab.事業本部に所属の小笠原 冬馬(おがさわら とうま)さんです。
入社から半年。
小笠原さんは、日々の業務を通して“お客様の課題をどうすればより良く解決できるか”を常に考えながら仕事に取り組んできました。
DNTIで、小笠原さんがどのように成長してきたのか──その軌跡をぜひご覧ください!
目次
1. 自己紹介
2. 入社前の期待と現実
3. 入社後の経験
4. 職場環境とチーム
5. 自己成長とスキル
6. 今後の目標と期待
1. 自己紹介
── まずは簡単な自己紹介から、お願いします。
小笠原さん:DX Lab.事業本部の小笠原冬馬です。DNTIには2025年3月に入社しました。
入社してからは、お客様の予約管理や店舗管理、商品注文といった業務システムの設計を中心に担当しています。
実際の業務を通じて、システム設計の重要性や、そこに求められる視点の多さを感じるようになりました。まだ経験の浅い部分も多いですが、少しずつできることが増えていく手応えを日々感じています。
2. 入社前の期待と現実
── 入社前に感じていたDNTIへの期待感や、実際に入社して感じたギャップについて教えていただけますか?
小笠原さん:入社前は、たくさんコードを書きながらOJTを通じて先輩方に教えてもらい、少しずつスキルを身につけていくような環境を想像していました。
実際に入社してみると、自分でバリバリとコードを書くような業務は少なく、主にバイブコーディング(※Vibe Coding=AIで自然言語から機能コードを生成する新しい開発手法)でデモアプリを作成しながら設計やデータベースの考え方を学ぶ機会が多くありました。
想像していた技術とは少し違いましたが、その中でデータベースの重要性を実感し、入社前には意識していなかった分野に強く興味を持つようになりました。
そこから勉強を始め、DX Lab.事業本部長の石橋さんに直接指導していただきながらスキルを磨いています。
まずは自分でER図(※データベースの構造を視覚的に表現する図)を作成し、それを石橋さんに見ていただいてレビューを受け、修正・改善を重ねていくという形でご指導いただいています。
最初は「すごい方に見てもらう」という緊張感がありましたが、石橋さんは間違いがあっても強く叱るようなことはなく、明確に課題を示しながらアドバイスをくださいます。
改善すべき点は丁寧に教えてくださり、良いところはしっかりと褒めて評価してくださるので、今では安心してレビューを受けられるようになりました。
3. 入社後の経験
── 入社後の具体的な経験として、特に印象に残っているプロジェクトや業務は何ですか?
小笠原さん:入社から現在まで担当している案件が最も印象に残っています。
システム設計やデータベース関連の作業を任せていただくなど、幅広い工程に携わることができました。
当然幅広く任される分、覚えることも多く、思い通りに進まない場面もありました。
特に大変だったのは、業務量の多さです。
当時は一人で複数のシステムを担当していたため、タスクを抱えすぎてしまう場面もありました。
その際は石橋さんに現状を相談し、課題を共有したうえで対応策を一緒に検討しました。
結果としてサポートしてくださるメンバーが加わり、タスクを分担することで状況を改善することができました。
現在は、それぞれの担当システムを分担しながらチームでプロジェクトを進めています。
個人で抱えるよりもチームで協力することの大切さを実感し、今後はより組織的で安定した体制のもと、効率的にプロジェクトを進めていけるよう努めていきたいです。
4. 職場環境とチーム
── チームメンバーとの協力やコミュニケーションはどのように感じていますか?
小笠原さん:出社しているメンバーとリモートワークのメンバーが混在していますが、ZoomやSlackを活用してスムーズにコミュニケーションが取れています。
出社時にはランチを一緒にとることもあり、業務外でも自然に関係を築ける雰囲気があります。
石橋さんやマネージャーである大川さんをはじめ、上長の方々が食事会やイベントを積極的に企画してくださるため、担当している案件に拘らない交流も多く、風通しの良い職場だと感じています。
良い意味で上下関係の壁がなく、気軽に意見や相談ができる環境です。
入社当初は多様なスキルを持つメンバーが多く、誰がどの分野を得意としているのか把握するのに少し時間がかかりました。
ですが、案件や業務外での交流を通じて徐々に理解が深まり、今では互いの得意分野を生かして協力し合える関係ができています。
5. 自己成長とスキル
── 入社してから自己成長を感じた瞬間や、習得した新しいスキルはありますか?
小笠原さん:この半年で最も成長を感じているのは、データベース設計に関するスキルです。
入社当初は「データベースって具体的に何だろう?」というレベルでしたが、今では中国・大連のオフショア開発メンバーとデータベースを軸に意見交換ができるようになりました。
最初は書籍を中心に独学していましたが、石橋さんから「どれだけ多くの良いデータベース構造を見たかが大事」とアドバイスをいただき、実践的に学ぶようになりました。
個人制作でアプリを作った際にも「これで十分だろう」と思って作ったER図を石橋さんに見ていただいたところ「この構造では不十分」「テーブルが足りない」と的確に指摘をいただき、毎回新しい発見があります。
中でも特に印象的だったのは、私がアプリの説明をする前に、石橋さんがER図を見ただけでアプリの概要やユーザーが求める機能を正確に言い当てられたことです。
そのレベルの高さを目の当たりにして、データベース設計の奥深さを強く実感しました。
石橋さんからは「このレベルまで追いつくにはあと10年かかる」と言われていますが、その10年も自分にとって成長の時間だと思っています。
少しずつ力をつけて、いつかその背中に近づけるよう努力を続けていきたいです。
6. 今後の目標と期待
── 今後、当社で達成したい目標や挑戦したいことは何ですか?
小笠原さん:今後は、石橋さんをロールモデルとして、データベース設計だけでなくお客様の業務や目的を深く理解し、そこから課題を見つけて改善提案ができるようになりたいと考えています。
石橋さんは、データベースの構造を見ただけでアプリの概要やお客様の要望の意図まで読み取ることができるほどの深い理解力を持っています。
技術面だけでなく、ビジネスの背景や課題を踏まえて“どうすればより良くなるか”をすぐに言語化される姿を間近で見て、その発想力と洞察力に強く憧れています。
自分も経験を重ねながら、少しずつその考え方や視点を身につけていきたいです。
まだまだ道のりは長いですが、日々の業務を通して着実に成長し、いつか石橋さんのように信頼される存在になりたいと思っています。
入社してからの半年間で、小笠原さんは“与えられた仕事をこなす”から“より良い仕組みを自ら考えてつくる”へと意識を大きく変化させてきました。
その根底にあるのは、技術だけでなく“お客様にとって価値ある仕事をしたい”という真っ直ぐな想いです。
これからも挑戦を重ねながら、チームとともに新しい価値を生み出していく小笠原さんの歩みに期待しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!