こんにちは!株式会社DNTI 採用担当の髙井です。
シリーズ第12弾!今回ご紹介するのは、DX Lab.事業本部に所属する耿 鵬(コウ・ホウ)さんです。
落ち着いた雰囲気のなかに、着実に成長していこうとする強い意欲を感じさせる耿さん。
”お客様と直接向き合い、提案からプロジェクトを動かしたい”という想いでDNTIに飛び込んだ耿さんが、入社後どんな挑戦を重ね、何を学んできたのかを語ってくださいました。
日々の業務での工夫や、活気あるチームで働く魅力について話す姿からは、DNTIで働くリアルな日常が伝わってきます。
耿さんのまっすぐな言葉と熱意が伝わるインタビュー、ぜひ最後までお楽しみください!
目次
1. 自己紹介
2. 入社前の期待と現実
3. 入社後の経験
4. 職場環境とチーム
5. 自己成長とスキル
6. 今後の目標と期待
1. 自己紹介
── まずは簡単な自己紹介から、お願いします。
耿さん:DX Lab.事業本部に所属しております、耿 鵬(コウ・ホウ)と申します。2025年1月にDNTIへ入社しました。
現在は複数の案件を変更して担当しており、提案活動、プロジェクト管理、技術サポートなど幅広い役割を担っています。
保守の案件ではPMとしてお客様とのやりとりや全体統括を行い、中国・大連のオフショア開発チームとも密に連携しています。クラウド構築の技術支援も多く、前職で培った知識を活かして、設計や構築に関するアドバイスを行う機会も増えました。
2. 入社前の期待と現実
── 入社前に感じていたDNTIへの期待感や、実際に入社して感じたギャップについて教えていただけますか?
耿さん:前職ではプロジェクトのデリバリーやチームマネジメントを中心に担当していましたが、実際には”決まった内容をどう実現するか”という後工程が多く、お客様と直接やり取りする機会はほとんどありませんでした。
”もっとお客様と会話しながら課題解決に向けた提案がしたい”という思いが強くなっていた頃、前職でお世話になった石橋さんから「DNTIではお客様と直接コミュニケーションを取りながら上流工程から関われる」と伺い、大きな魅力を感じました。
入社後はまさにその期待どおり、提案段階からお客様と関わることができています。
契約前から課題を整理し、一緒に解決策を考え提案を作り込み、お客様の承認を得てプロジェクトを立ち上げる。ずっと挑戦したかった仕事が実現できたことは、自分にとって大きな転機でした。
ただ、想像以上に挑戦の機会が多く、提案や課題抽出の場面で経験不足を痛感することもあります。
それでも、上司やチームメンバーと連携しながら一歩ずつ進むことで、少しずつ自信と成長を実感できています。
3. 入社後の経験
── 入社後の具体的な経験として、特に印象に残っているプロジェクトや業務は何ですか?
耿さん:最も印象に残っているのは、現在も担当しているプロジェクトです。
プロジェクトの初期段階では認識を丁寧にすり合わせる必要があったため、開始当初は頻繁にお客様先へ出張し、対面で丁寧にヒアリングを行いました。直接会話する時間を大切にしたことで、オンラインで交わす言葉だけでは拾いきれない背景や、細かいニュアンスまで理解できたと感じています。
実際に打ち合わせを重ねる中で、システムや技術に関する知識のレベル感はお客様によってまったく異なることを強く実感しました。
そのため、どなたにもわかりやすく伝えるための工夫が必要だと改めて感じました。
お客様とのコミニュケーションでは、できるだけ専門用語を避け、イメージしやすい例えを使うよう心がけました。また、打ち合わせ前には想定される質問や懸念点を書き出し、スムーズに答えられるよう準備しています。
さらに、許可をいただいたうえでお客様との会話を録音し、後から繰り返し聞き返すことで、その場では拾いきれなかった情報やニュアンスを確認しました。こうした工夫のおかげで、お客様のニーズをより正確に把握でき、提案内容にも深みを持たせることができたと感じています。
この経験を通して、エンドユーザーであるお客様と直接向き合いながら課題を整理し、最適な解決策を一緒に考える大切さを強く実感しました。お客様との対話を通じて課題を発見し、解決につなげていくプロセスそのものに、大きなやりがいを感じています。
4. 職場環境とチーム
── チームメンバーとの協力やコミュニケーションはどのように感じていますか?
耿さん:とても馴染みやすい環境だと感じています。入社のきっかけとなった石橋さんが率いる事業部ということもあり、仕事の進め方や雰囲気に共通点が多く、自然にチームへ溶け込むことができました。
加えて、DX Lab.事業本部は若いメンバーが多く、活気にあふれています。
年齢や案件に関係なく率直に意見を出し合い、メンバー同士でフォローし合える雰囲気が心地よいです。議論が盛り上がりすぎて、たまに「頭が追いつかない」と感じるほど勢いがあります(笑)。
さらに、DNTIはルールや育成方針が柔軟な点も大きな特徴です。
以前の環境では細かなルールや固定的な教育カリキュラムが多く、疑問を感じても簡単には変えられませんでしたが、DNTIでは”なぜやるのか”を常に意識し、まずはやってみて、必要がなければ柔軟に見直されます。
この自由度の高さが、自分で考えて行動する力を養い、学びや成長につながっていると感じます。
また、困ったことがあったときにすぐ相談できる環境も魅力です。
オフィスで「少し手助けがほしい」と声を上げると、担当外のメンバーでも話を聞いてくれたりアドバイスをくれたりします。こうした協力体制があることで、安心して挑戦し続けられる環境だと実感しています。
5. 自己成長とスキル
── 入社してから自己成長を感じた瞬間や、習得した新しいスキルはありますか?
耿さん:この半年で最も成長を感じているのは、”お客様をリードする力”です。
お客様の要望をヒアリングし、それを案件化してビジネスに結びつけ、契約から納品・保守までのプロセスを一貫して経験したことで、大きく視野が広がりました。これまで深く携われなかった上流工程にも関わるようになり、お客様にとって本当に必要な価値をどう提供するかを考える力が磨かれていると感じます。
また、日本語力の向上も実感しています。
最初は会話を聞き取るだけで精一杯でしたが、メールやチャット、電話でのやりとりや週数回の定例会議を通じて、少しずつ伝える力も伸びてきました。特に、提案や課題解決のための説明では、日常会話よりもさらに正確さとわかりやすさの両立が求められるため、自然な日本語表現を意識しながら話すようになりました。
今後は、より高度なコミュニケーション力を身につけたいと考えています。
お客様の潜在的なニーズを掘り起こす力を強化し、課題の一歩先を見据えた提案ができるようになりたいです。
同時に、案件を主体的に推進できるリーダーシップも磨き、より幅広い分野で信頼される存在を目指していきます。
6. 今後の目標と期待
── 今後、当社で達成したい目標や挑戦したいことは何ですか?
耿さん:これまでは、石橋さんやマネージャーが中心となって受注した案件をフォローする立場が多かったのですが、今後は自分自身でお客様との関係を築き、新しい顧客を開拓していくことを目標にしています。
お客様の課題を見つけ、提案から契約、開発、納品、保守までを一貫して自分の力で推進できるようになりたいです。その中で得られる経験や知見を積み重ねることで、より主体的にプロジェクトを動かせる存在になれると考えています。
また、先日の社長面談で「DNTIは今後まず、200名規模の組織を目指す」というお話がありました。
会社の成長に合わせて自分も新しいお客様との関係を築き、獲得した案件を軸にチームを立ち上げ、メンバーの育成やマネジメントにも携わりたいと考えています。
お客様に信頼される提案力と、チームを率いるリーダーシップの両方を磨きながら、DNTIの成長に貢献できる存在を目指して、挑戦を続けていきたいです。
お客様と直接向き合いながら、提案からプロジェクト推進まで一貫して携わる中で、着実に成長を重ねている耿さん。
チームでの協力を大切にしつつ、自らお客様との信頼関係を築き、新しい挑戦に挑む姿勢が印象的でした。
今後は新たな顧客開拓に加え、チーム立ち上げやメンバー育成にも挑戦したいと語る耿さん。DNTIが目指すさらなる成長の中で、これからの活躍がますます楽しみです!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!