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がむしゃらに挑戦しつづけた僕だからこそ「余白」を大切にしたい

”とにかく経験を積むためがむしゃらに動いてた”

自分が働き始めたばかりの頃は、将来ITの仕事に就くなんて思ってもみませんでしたね。どんな仕事でも経験を積みたいと、スタートから目標高く個人事業主として働き始めた僕は、業種問わずさまざまな仕事を請け負いました。“様々な仕事“なんていうと響きがいいかもしれませんが、戦略という戦略もなく名刺と「何でもやります」というチラシだけを作成して、通りすがりの人に配っていました(笑)今でいう「何でも屋さん」です。

そのなかで、首都高速道路の工事をしていた建築会社のお手伝いをする機会があったんです。建築材料のお片付けや簡単なデータ入力などをお願いされているうちに、だんだん自分一人では回らなくなって、友人にも声をかけて。たまたまその企業のかたにも気に入ってもらえて、他のお仕事もご紹介を頂くようになり、どんどん忙しくなっていきました。

”アナログ作業をしていたからこそ見えたIT業界への入り口”

とある鉄道会社の現場点検作業を手伝わせて頂くことがありました。その作業というのは、現場の施工前・施工後の写真と点検の結果報告メモをアルバムにまとめるものでした。とても大切な作業ではありましたが、いざという時のために一生懸命まとめられたアルバムは、結局見返すひとなんていなかった。その何十冊も積み上がったアルバムを前にして、僕は思ったんです。この作業はなんてアナログなんだろう……って。

僕はITだとかシステムだとか知識も技術もありませんでしたが、「点検作業の電子データ化を進めよう!」という企画書を自分で作成して、毎日毎日所長さんの机の上に置きました(笑)パソコンもそんなに普及していなかった時代なので、誰も「データを電子化させる」ということを考えてなかったんです。社員でもない僕がそんなことをするのもおかしな話だなぁと思いながら、絶対にそうしたほうがいいという確信があったから続けました。

運よくその企画書に所長さんの目がとまり、お話をさせて頂く機会に恵まれました。そこで、絶対に電子化したほうがいい!という熱い想いをぶつけました。もともと社内では、データの管理・維持について議論が取り交わされていました。そこに僕もよばれて、最終的に所長さんに「お前の好きなようにやっていいよ」と言ってもらえて、既存のシステムを改良してデータ検索システムをつくることになったんです。3年ほどのお仕事に従事させていただいて、結果的にデータの電子化の推進によって何億ものコスト削減が実現しました。それがきっかけで、システム開発事業に本格的に足を踏み入れました。

”無謀なことの積み重ねでぶつかった挫折”

順風満帆に見えるかもしれませんが、もちろん僕にも大変な時期がありました。

新しいことにチャレンジしたいと思った僕はそこからIT事業を起業することにしました。具体的にいうと物流から配送しお客様のお手元に届くまでを一括で担う会社です。

当時は何でもまずはやってみないと!と何にでも突っ走っていたので、まだ運用開始する準備さえ整っていない中、とある会社に商品の説明をしに向かいました。

自分で言うのもなんですが…営業が得意だった僕は自社商品に自信があったからこそ熱意を込めて先方へ説明させてもらいました。結果、お任せ頂けることになりまして。その時は会社にとってのチャンスを掴めたと思い、とても嬉しかったですね。

ただ喜んでいたのは束の間…実際に会社に戻ってみると仕組みは整っていない、請け負う為の人員確保も出来ていない状態でとにかくうまくいかなくて。スタッフ全員が丸一日寝ずに昼夜稼働しっぱなしで何とかやっていました。さらに先方からもお客様からもクレームが連日続いて…これまでとは違った大きな挫折を感じました。でも今思えば当然ですよ。その時に自分の中で「無理をしすぎない」ことの大事さを感じましたね。

その後はBtoB 向け購買支援サイトなどポータルサイトの新規構築、累計200以上のウェブサイトの構築、デジタルマーケティングの支援や50以上のシステム構築におけるIT戦略コンサルティングに従事し、その経験から今IRISと並行して運営しているベレーザノスをスタートさせました。

少しずつ仕事も安定してきた頃、LINEを使ったマーケティング市場に興味がありまして。当時10年来の付き合いがあった井上さんにお声をかけて頂いたことをきっかけにLINEマーケティングのコンサルをすることになったんです。

やっていくうちに”面白いじゃん!”と思い始めて。井上さんの仕事している様子をみていた時に僕と井上さんのスキルを掛け合わせたらもっとうまくいく気がしました。

そこで「会社作っちゃいましょうか!」とスタートしたのがIRISデータラボなんですよね。あれがベストなタイミングだったから起業しようとお互いになったんだと今は思います。

”どんな時でも「余白」を持っていたい”

これまで僕は何度も起業を経験しました、多くの企業のコンサルティングをしてきました。ひとがみなそれぞれ異なる働きかたや考えかたを持っていることを実感しました。IRISのメンバーに共通する想いは、「無理をしない」ってことなんじゃないかなと思います。

無理をしているときの自分っていっぱいいっぱいなんです。視野狭窄に陥ってしまいがち。だから、重大な欠陥を見落としてしまったりする。それって、最終的には大きなクレームにつながったり、大規模な修正が発生したりして、余計に時間を消費して負の連鎖が起きる。これってなんだか時間を無駄にしているよなぁと。

仕事関係だけでなく、人間関係も一緒です。無理をすることは疲れることだし、結果的に長続きしない。出来ないものは出来ないんです。常に「余白」を持つってことは、人生や仕事においてとっても大切なことなんじゃないかな。

また、僕たちの経営理念である【データ×テクノロジーで1人でも多くの人と〇〇を共に創造していく】の〇〇が象徴するように、お客様や僕たち自身の思い描くこと目的って時間や場所、状況によって変化していくものだと思っています。たとえ、同じ言葉を口にしたとしても、人それぞれが感じる〇〇ってやっぱり違うんですよ。IRISのメンバーひとりひとりが自立して、自分の目的を見出して〇〇を埋めて欲しい。そんな想いでミッションを決めました。みなが目指すゴールは一緒ですが、お互いを尊重し合いながら無理をせずに、持続的に高めあえる組織でありたいですね。

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