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ヒャクニチノーコードの軌跡 50/100 到達点半分で見えてきたこと

最近 Twitter で #ヒャクニチノーコード という取り組みをしています。

そもそも「ノーコード(ノンコード)」とはなんぞ?という疑問にお答えしますと、「コードを書かずにアプリケーションやWEBサイトなどを作れる」ことです。

アプリケーションやらシステムやら、そういうものを作るときって黒い画面に、よく分からない文字コードの羅列をめちゃくちゃ頭良さそうな人が打ち込んでいる……みたいなイメージありませんか?

「ノーコード(ノンコード)」はそんなことをしなくてもアプリケーションを構築できてしまう魔法(!)のサービスです。

ぼくが #ヒャクニチノーコード を始めるきっかけ。

ヒャクニチノーコード
ヒャクニチノーコードは、ノーコードの学習をTwitterで共有して、100日間継続して学び続けるためのオンラインコミュニティーです。
https://100daysofnocode.studio.site/

元々自分自身がWEBエンジニアへの転身からIRISの取締役就任の数年間、ずっといかにコードを書かずにお客さまの課題を解決するか、という課題に向き合ってきました。

「コードを書かないで実現できることって限られているんじゃない?」と思われるかたも多いかと思いますが、実は意外と実現できることがたくさんあります。しかし、課題が100%解決できるのか、言われるとなかなか難しい。それはぼくら提供側とユーザー側の双方にありました。

≪提供側の課題≫

・ユーザーの要望を叶えるためには特定のシステムやサービスの導入を必要とする
・ユーザーにとってオーバースペックのものを提供してしまう

≪ユーザー側の課題≫

・ユーザーにとってオーバースペックがゆえに、運用しきれない
・ユーザー側の事業状況が変化していくので、システム側がその変化に対応しきれない

この課題から

・自分たちが対応できるサービスを単純に増やす
・ユーザーがより簡単に素早く自分たちで構築や運用ができるものを増やす
・特定の領域に特化したサービスを知る

ということを目標に今回の取り組みをスタートさせました。

ここまでの中間レポート

その名の通り100日間毎日やり続けるために、期間の区切りをつけました。

◎001~020日:どんなツールがあるのかまずは調査をする
◎021~070日:気になったツールを動画やサイトを見ながら実際に触ってみる
◎071~100日:ポートフォリオを作ってみる

現状がちょうど半分を超えたところなので、経過報告してみたいと思います。

最初の二十日間は、とにかくツールを触り、特徴や金額感などを調査しました。国内外問わず、ジャンルもLP作成、アプリ開発、iPaaS系の自動化ツール、予約やEC特化型など……いろいろです。

21日目以降は、自社の事業性と親和性が高いものを深掘りして触ってみることに。

下記は実際に作成したものの一部です。

STUDIO

国産のWEBサイト作成ツール。汎用性が高く、素人でもプロっぽいサイトが作れます。


参考:https://youtu.be/xaYmp74XEL8

bubble.

海外のwebアプリ作成ツール。かなり細かく作り込めます。感覚としては、「これに似たサービス作ってよ」と言われたら全く同じとはいかなくても近しいサービスは全部作れるはず。ただその分ちょいと難しいです。

友人の要望で作成してみたもの。


shopify

海外のEC特化型ツール。こちらは聞いたことある方もいるのではないでしょうか?最近ですと「ゴーゴーカレー」さんのECサイトもこちらで作られています。触ってみるとわかるのですが、ECサイトで「あるある!その設定!」とやつが全て簡単にできます。



参考:https://www.unreact.jp/categories/shopify-roadmap

figma

海外でアプリを作る前にデザインイメージを作るツール。といってもかなり本物に近い感じで細かく、綺麗に、そして簡単に設定ができます。




参考:https://www.udemy.com/course/figma-app-design/

折り返し地点で思うこと

たかだか50日間ですが……「可能性がやばい!」の一言につきます。

勉強しながらとはいえ、WEBサイトが10日間程度でそれなりのものが作れるというのは単純にすごいことです。(エンジニアをかじっていたぼくだからいえる!このスピード感はすごい!)初心者でもこのスピード感なら、手慣れた玄人さんはどうなる?!

また、ぼくたちが事業展開しているLINEマーケティングの分野でも、既存アプリケーションでは手が届かなかった領域や、連携できるツールも数多く、親和性の高さを感じています。お客さまへの提案のバリエーションの広がりを感じています。

今後、どう活かすか

このまま100日間を駆け抜けるのは当然のこと、まずは自分の仕事に繋げていきたいと思います。実績を積むことで、ツール自体の知識を増やすだけでなく、仕事の幅を増やしていきたいですね。

また、実際にサービスを運用をするユーザーが、ノーコードツールを使用して、いかに自分たちで課題を解決できるのか?という点を深堀りしていきたいと思っています。

こういったツールが世の中にたくさん出てきているということは、今後「システム開発をする」や「WEBページを作成する」といったことは現在のExcelやWordを触る感覚に限りなく近くなるでしょう。

「誰もがテクノロジーの恩恵を享受できる」

そんな未来を想像するとワクワクしますね。

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