木谷 響のプロフィール - Wantedly
83Design, デザイナー 東京造形大学大学院に通いながら、83Designでデザイナーとして働いています。
https://www.wantedly.com/id/hibiki_kitani
お読みいただき、ありがとうございます。
モノづくりを楽しみ、本気で没頭するデザイナー集団「83Design」です。
今回は、新卒で83Designに入社した木谷さんにお話をうかがいます。
大学時代からアルバイトで83Designに所属し、学生時代から83Designに関わってきた木谷さんに、その魅力を語っていただきます。
ーー 木谷さん、本日はよろしくお願いいたします。改めて、この度は83Designへのご入社おめでとうございます!
ありがとうございます!
ーー 早速ですが、木谷さんのこれまでの道のりについてお伺いしてもよろしいでしょうか?
僕の地元は静岡県浜松市で、大学進学と同時に上京しました。東京造形大学に入学し、デザイン学科でインダストリアルデザインを専攻しました。大学4年生の時にアルバイトの仕事を探していたところ、たまたま83Designを見つけて応募し、アルバイトとして働き始めました。その後、東京造形大学の大学院修士課程に進学し、今年の3月に卒業。4月からは正社員として83Designで働き始めました。
ーー 83Designでアルバイトとして働いてみて、どのような印象を受けましたか?
実際に働いてみてとても居心地がよく、問題なく馴染むことができてよかったです。実は、大学時代は学業に専念するという家庭方針だったことやコロナ禍だったこともあり、アルバイトの経験はほぼありませんでした。独学でミシンで服を作ってみたり、映像製作も気になっていたのでWebメディアのバイトをしたことがあるくらいで、ちゃんとしっかりアルバイトとして働いたのは83Designが初めてでした。
矢野さんや近藤さんとはアルバイトの採用面接のときからデザイン談義が盛り上がって楽しかったです。83Designは小さい事務所で、ずっと同じメンバーと顔を合わせて仕事をすることになるので、83Designのメンバーと波長が合うかどうかがいちばん大事だと考えていましたが、不安なく働き始めることができました。業務においても、上司部下関係なくいろんな意見を出しあえる空気感がとても素敵だと思います。
83Designでは全員で真ん中の机を囲み、雑談をしながら昼食を取るのですが、その時間がけっこう好きで、魅力的な時間だと感じます。一般的にはお昼休憩は一人だったり、仲のいい同僚と自由に過ごす形が多いと思いますが、83Designでは全員参加の会話の絶えないお昼休憩時間なんです。
ーー 素敵ですね!
お昼休憩中の会話の話題は幅も広くて、最近食べたおいしいものや、週末に行った場所、気になっているものや新しく買った服など、毎日違います。でも、この雑談から派生する話が非常に興味深くて、それが83Designのお昼休憩の魅力でもあります。
デザイナーは技術職でありながら、ある種研究職のような側面も持っていて、工業デザイン、プロダクトデザインなど、日常生活にかかわるあらゆる「モノ」について日々考えています。なので、どんな話題を話していても、そこからデザインや専門的な知識の話に派生するんです。この少ないメンバーで、3年間絶えずさまざまな話をし続けられていて、デザイナーとしても83Designのメンバーとしても、大切にしたい大好きな時間ですね。
ーー 美術系の大学で大学院に進学するケースは珍しいと思いますが、大学院に進学しようと思った理由は何だったのでしょうか?
コロナで学べなかった期間を取り戻したいという気持ちが3割くらいを占めていますね。工業デザインは大量生産される道具に対するデザインのことを指しますが、一度原点に戻って「ものづくり」に対してもっと純粋に向き合う時間を設けたいと思い、大学院に進学することにしました。
ーー そうだったんですね。大学生時代と大学院では学ぶ内容に変化はありましたか?
大学院では、学部の卒業制作でテーマにした「『ヒト』と『モノ』の関係性についての研究」を引き続きテーマにし、深堀していく形で研究、制作を進めました。「ヒトはモノを道具として利用することで生活している」という文脈を軸に、人の認知や心理、またモノの科学的性質や、哲学的な観点も交え、最終的には道具をモノとして再認識するためのデザイン言語を構築し、コンセプトムービーと数点のプロダクトを提案しました。
大学院は、学部では専攻ごとに細かくわかれていたさまざまな分野がすべてひとつになっていて、幅広く学ぶことができました。また、大学院は学部と違ってほぼ授業がなかったこともあり、自分でとにかく探求するというスタイルでしたね。コロナ禍に独学でいろいろしてきたことがうまく生きて、なおかつ大学の設備も使って学びを深めることができました。
ーー デザイン業務以外にもチャレンジしてみたい仕事があったそうですが、アルバイト時代はどのような業務を経験されましたか?
アルバイトの採用面接のときから、デザイン業務だけでなく、映像や3DCG、グラフィックデザイン、マーケティングなど、幅広い業務に携わりたいと希望を伝えていました。実際に、アルバイト時代から会社のInstagramやFacebook、LinkedIn、Behance、Medium、公式HPなど、企業アカウントすべての企画・運用を担当しています。企画・運用の中には、写真撮影や画像製作、文章作成など、すべての工程が含まれます。
ーー 本当に幅広く担当されているんですね!特に印象に残っている業務や、やりがいを感じた経験はありますか?
一番印象に残っているのはnwm ONEの映像製作を担当したことですね。ちょうど1年前くらいの作品で、全部ひとりで作り上げた思い出の動画です。映像をちゃんと学んでいたわけではなく、独学で学んでいた知識だけだったので不安もあったのですが、自分のセンスを信じて出せる力を出し切れたと思っています。自由にやらせてもらえたことが功を奏したのか、責任感もありながら気持ちよくやりきれた気がします。予想以上に好評をいただき、次の仕事の依頼にもつながった大きな経験でした。アメリカのCESという大きなイベントでも映像が流れて、とてもうれしかったです。
ーー アルバイトを経て、新卒として83Designへの入社を決めた一番の理由は何でしたか?
就活をしてみて、いろんな会社のデザイナーさんと話したり面談したりしましたが、83Designのように「本来の自分」でいられる感じが他社にはありませんでした。83Designの空気感や83Designの人たちが僕には合っていると思っていたので、就活を通じて83Designを超える良さを感じられる企業には出会えませんでしたね。
また、大きい会社では配属先によって「自分の仕事はこれ!」と決まってしまう印象でした。大企業ならではの良さもあるけれど、大きい会社では同じようなモノづくりばかりになってしまうのでは…という不安もありました。83Designだとクライアントによって全然違うモノづくりになるので、自分のやりたいことは83Designでしか実現できないと感じたことも決め手でしたね。
ーー 83Designの仕事のスタイルが、木谷さんの理想とマッチしたんですね。
そうですね。アルバイトの採用面接のときに伝えた「幅広い側面からモノ作りにかかわりたい」という言葉のとおり、実際にアルバイト時代から多種多様な業務に携われていますし、これからもどんどん仕事の幅を広げていきたいと思っています。社員になったので、職場の環境整備にもこれまで以上に積極的に取り組みたいですね!
ーー これから83Designの一員としてどのようなことに挑戦していきたいですか?
nwm ONEの映像製作の経験から、映像の仕事にもっと取り組んでいきたいと思っています!また、工業デザインを学んできたので、プロダクトとしても自分が主軸でかかわったものを世に出せたらいいなと思っています。今はまだサブで関わったものが多いので…。83Designはオリジナルプロダクトの開発や販売もおこなっているのですが、いつか自分がデザインしたオリジナルプロダクトを出したりしたいです!
また、これからも幅広い業務に携わっていきたい気持ちは変わりません。83Designはすべてのことに関して思ったより深く追求しようとするところがあるので、僕もどんどんいろんなことに挑戦して、経験を深めていきたいと思っています。
ーー 最後に、求職者の方へメッセージをお願いします!
83Designは自然体でいられる最高の会社です!上司部下関係なく意見を出しあえる空気感が自慢です。僕はまだ若手ですが、攻めすぎかな?という意見も臆せず伝えて、いろんな仕事に挑戦していこうと思います。デザイナーの皆さん、一緒にがんばりましょう!
83Designやデザインについて、楽しそうに語ってくれた木谷さん。83Designの職場環境やモノづくりへの姿勢に対する熱い想いがまっすぐに伝わってきました。これからも良いモノづくり・良い会社へ、上向きのモチベーションで頑張っていける素敵な仲間と、一緒に83Designを盛り上げましょう!
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