「成長できるかどうかは自分次第」───そう語る深瀬さんがMarooでの経験から得た学びは、仕事の基準を引き上げることの重要性でした。インサイドセールスだけでなく、マーケティングとの連動や、AIを活用した業務効率化にも挑戦。将来の事業立ち上げに向けて、今まさに自分の力を磨いています。
深瀬さんの経歴
奈良工業高専専攻科卒業後、パナソニックインダストリーで先端デバイスの研究に従事。しかし「自ら事業を起こし可能性に挑みたい」と一年で決断し退職。新規開拓力を鍛えるため営業会社へ転職し、SaaS企業向けインサイドセールス支援で商談化率を大幅向上。現在はMarooで熱量高い営業組織と仕組みづくりを担い、「顧客期待を超え続ける」という考えに共感しながら成長を加速。
目次
Marooは「仕事の基準」が引き上がる環境
ただ動くだけではない。「稼働」と「分析」の習慣化
活躍できる人の共通点は「共感」と「主体性」
将来はAIを使った事業を起こしたい
Marooは「仕事の基準」が引き上がる環境
───Marooに入社して良かった点はどんなところですか?
一番大きいのは、仕事に対する基準が大きく引き上げられたことです。現在、山梨さんと頻繁にミーティングの機会をいただいていますが、その中で山梨さん自身の仕事に対する基準や視座の高さを間近で体感しながら仕事ができていることは、非常に貴重な経験だと感じています。
僕自身、将来的には自分で事業を立ち上げたいという目標があります。その未来に向けて、今まさに「考え方」「仕事への向き合い方」「プロとしての姿勢」など、本質的な力を磨ける環境に身を置けていると実感しています。
山梨さんがよく口にされる「常に期待値を超えていこう」という言葉があります。もちろん、僕自身も元々そのようなスタンスを意識していたつもりではありましたが、「実際の行動レベルでどこまでそれを体現できていたか?」という点では、Marooに入ってから改めて気づかされることが多くあります。そして何より、その姿勢をトップ自らが率先して実践している姿を日々間近で見られることが、自分にとって大きな学びになっています。
これまで僕は、さまざまな営業代行の仕事に携わってきましたが、Marooは、仕事に対するスタンスそのものがまったく異なります。特に印象的なのが「お客様の期待を超えていく」という価値観です。これは単なるスローガンではなく、山梨さんの思想が組織全体に浸透しているのを実感します。正直、ここまで経営者の考えが現場レベルにまで浸透している会社は、あまり多くないと感じています。
単に業務をこなすのではなく、自分自身のキャリアや将来にも資する学びを得られる環境がここにはあります。Marooでの経験が、これからの自分の成長に確実に繋がっていくと信じています。
ただ動くだけではない。「稼働」と「分析」の習慣化
───これからどんなスキルが身につきそうですか?
現在はインサイドセールスとして業務に取り組んでいますが、当然ながらトークスキルや顧客との接点構築力が磨かれています。ただ、それ以上に学びが大きいのが、Maroo独自のシーケンス設計や顧客分析の手法です。
単に架電してアポイントを取るのではなく、リードの属性を見極め、その結果をマーケティングチームにフィードバックしていく。インサイドセールスとマーケティングが一体となって顧客開拓を進める営業スタイルが、日々の実践の中で自然と身についている実感があります。
───具体的に、成長機会としてどんな場面がありましたか?
まず印象的だったのは、「1時間あたりの稼働の質」を徹底的に見直した取り組みです。
山梨さんと「この1時間をどう使えば成果を最大化できるか?」という観点で議論しながら、活動計画を細かく設計しました。単に量をこなすのではなく、自分の生産性の上限をどう引き上げるか、どのような時間配分・シナリオ設計であれば成果に繋がるかを構造的に考える習慣が身についたと感じています。
また、成果を“分析”し改善につなげる姿勢も、Marooで大きく伸びたポイントのひとつです。
たとえば、架電後にお断りを受けた際も、単に「断られた」で終わらせるのではなく、その理由を定量・定性の両面から細かく分解していきます。
- 「情報収集の段階だった」
- 「すでに他のベンダーに依頼していた」
- 「決裁者ではなかった」
といった一次要因に加え、
- 部署別(経営企画・情シス・人事など)
- 従業員規模別(100名未満・500名以上など)
- 役職別(メンバー/部課長/役員)
といった属性軸と照らし合わせながら傾向を把握します。
さらには、そもそもアプローチしているリストが顕在層なのか潜在層なのか、といった分析も踏まえて、営業のアプローチそのものを見直す視点が養われています。
単に手数を増やすだけでなく、成果の裏側にある要因を言語化し、改善アクションに結びつけるというPDCAの回し方が、Marooで働く中で確実に定着してきたと感じています。
活躍できる人の共通点は「共感」と「主体性」
───どんな人がMarooに向いていると思いますか?属性や経歴ではなく、性格や価値観の観点で教えてください。
正直に言えば、「もともとの実力があるかどうか」はそれほど重要ではないと感じています。それよりも、意欲を持って学ぼうとする姿勢や、素直に吸収しようとする柔軟さを持っている人の方が、Marooでは活躍できると思います。
僕自身、インサイドセールスが特別得意なわけではありませんし、突出したスキルがあるとも思っていません。それでも成果が出せている理由のひとつは、Marooがきちんとフィードバックをくれる環境であることです。社会人になってから、ここまで頻繁に、かつ本質的なフィードバックをもらえる会社には出会ったことがありません。
だからこそ、そうしたフィードバックを前向きに受け止め、改善アクションに自分から落とし込める人。たとえば「ありがとうございます。では、次はこうしてみよう」と自ら考えて動ける人が、Marooにはフィットすると思います。
僕自身も、将来的にPM(プロジェクトマネージャー)のような立場でチームをリードする機会があれば、新しく入ってくるメンバーと対話を重ねながら、共に成長していける関係性をつくりたいと考えています。
つまり、「厳しい環境に無理やり放り込まれる下積み時代」のような感覚では決してありません。どちらかといえば、「もっと自分を高めたい」という意志を持って、自ら寺の門を叩くような感覚に近いと感じています。
自発的な成長意欲を持ち、自分の力で成長しようとする姿勢がある人。そういった主体性のある人こそ、Marooでは確実に力を伸ばせると思います。逆に言えば、他責で動いてしまう人や、成長の責任を周囲に委ねてしまうような人には、合わない環境かもしれません。
あくまで、「自分を高めるためにMarooで働く」というマインドがあるかどうか。そこが、活躍できるかどうかの分かれ目だと感じています。
───今のMarooで、どんな人が活躍できそうですか?
一番大事なのは、Marooのミッションや取り組みに共感できるかどうかだと思います。Marooが何を目指しているかを理解し、その方向性に共鳴できること。そして同時に、自分自身が「こんなことをやってみたい」という意思やビジョンを持っているかどうかも大切です。
その「やりたいこと」がMarooの目指す方向性と一致していれば、それはもう最高の相性だと思います。
将来はAIを使った事業を起こしたい
───深瀬さんの今後のキャリアについて教えてください。
将来的には、自分で事業を立ち上げたいと考えています。だからこそ、「いつか自分の力で何かを成し遂げたい」「将来的に起業したい」といった想いがある人は、間違いなくMarooにフィットするはずです。
もちろん、起業だけがゴールではありません。スキルアップを目指す人や、強い成長意欲を持つ人にとっても、Marooは非常に相性の良い環境だと思います。
実際、Marooには「何でも挑戦できる環境」があります。自分で手を挙げれば、実務レベルで新しい領域にチャレンジさせてもらえる。そういった裁量と機会が与えられるのは、成長志向のある人にとって非常に魅力的です。
特に僕は、「お客様に価値を返す」という視点を常に大切にしています。そのために、プロダクトやサービスを通じて、どのように価値提供ができるのか。この問いに向き合いながら、スキルを磨くことが、将来的なキャリアにも確実に活きると思っています。
「成長とは何か?」と自問することもありますが、僕は「昨日できなかったことが、今日できるようになること」だと捉えています。新しい価値観や仕事のスタンスを知り、実際に行動へ落とし込むこと。それ自体が、成長の実感につながっています。
将来的には、自分自身が「仲間とともに働ける会社」をつくることが目標です。今はそのために、Marooでの経験を通じて、実力と視座を磨いているフェーズだと考えています。ある意味、修行のような時間かもしれませんが、すべてが未来につながっている感覚があります。
また、僕自身はAI関連の事業に将来取り組みたいという思いがあります。そういう意味でも、Marooで実践している「AIを活用した業務効率化」や「仕組みで成果を出すアプローチ」は、自分にとって非常に親和性が高いものがあります。
よく「仕組みにベットする」という言葉がありますが、成果を出すために最適な方法を柔軟に取り入れていく文化も、Marooの大きな魅力だと感じています。
今後のステップとしては、まずインサイドセールスの経験を活かしながら、PM(プロジェクトマネージャー)として全体設計を担えるようになりたいと考えています。そして、AIを活用したMarooの業務改善にも貢献しながら、自分の強みを最大限に活かしていきたいと思っています。会社への貢献と自己成長、どちらも同時に実現していきたいですね。
───最後に一言お願いします。
「成長できるかどうかは、自分の意思次第」。これは僕自身にも、これからMarooに入ってくる方にも共通して伝えたいメッセージです。
ただ、その意思さえあれば、Marooにはどこまでも成長できる環境と機会が整っていると感じています。
自分の限界を決めずに挑戦したい方には、これ以上ない環境だと思います。
───ありがとうございました!