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【社員インタビュー #3】理系大学院卒のハイキャリア女性が人材育成ビジネスにチャレンジ!Co-Growthカスタマーサクセスの魅力 ー 安野佐知子
こんにちは!Co-Growth株式会社採用担当です。
Co-Growthは営業力向上を実現する営業育成DXシステム「リフレクトル」を提供しています。
Co-Growthでは、これまでの人生で積極的に学びを深めながら素晴らしいキャリアを築いてきた人材が多数活躍しています。
今回インタビューする安野さんは、理系大学院を修了した後に研究職として就職後、ベンチャーに転職。その後、経営への興味から社会人大学院生としてMOT(技術経営)を取得したハイキャリアの持ち主です。子育てに専念した専業主婦期間を経てCo-Growthに入社し、現在はカスタマーサクセスチームのマネージャーを務めています。カスタマーサクセス自体は未経験でしたが、これまで培ってきたキャリアが今に活かされていると語ります。
安野さんに、これまでのキャリアや、Co-Growthのカスタマーサクセスの魅力、仕事のやりがいについて語っていただきました。
カスタマーサクセス
安野 佐知子
学生時代は光物理化学を研究し、工学修士を修了。新卒で電子部品系メーカーに入社し、研究や生産技術を担当。その後、化学系ベンチャーに転職し、研究から原価計算、技術営業などに幅広く携わる。2009年に、社会人大学生として、東京農工大学大学院技術経営研究科リスクマネジメント専攻過程(MOT)を取得。出産とともに仕事を辞め、専業主婦として子育てに専念。商店街連合会のパートを経験した後、2019年にCo-Growthに事務として入社。その後、カスタマーサクセスに転身した。
知識欲から社会人大学院にも進学
私は子どもの頃から好奇心旺盛で、新しいものを生み出すのが大好きでした。大学では工学部に進学し、光物理化学を研究。大学院を修了し、電子部品関連企業に入社。DVD-Rなどの記録型メディアの部署に配属されました。そこでは研究兼生産技術を担当。当時、価格競争が激しい産業だったこともあり、技術力だけでは市場で生き残れないという体験をしました。ここで、「ものを売ること」自体に興味を持つようになりましたね。
その後、ベンチャーに転職。そこでは研究から原価計算、技術営業まで一気通貫で担当しました。ものを売る上での数字的なものは理解できるようになる一方で、「経営」への知識不足を痛感するようになりました。そこで、社会人大学院生として働きながら東京農工大学大学院技術経営研究科リスクマネジメント専攻過程に進学。MOT(技術経営修士号)を取得しました。
その後は、なんと専業主婦になりました。MOT取得翌年に第1子を出産し、その後8年間にわたって、子育てに専念しました。フルタイムで働くのが厳しいという事情もありましたが、何より子育てがすごく楽しかったんです。たくさん、ものづくりもしましたね。料理はもちろんのこと、子どもが使うリュックを縫ったり、おもちゃをつくったり。どうやったら想像通りのものをつくれるか考えるのが好きですし、子どもが喜んでくれる姿を想像するのも好きなんです。非常に楽しい専業主婦生活を過ごしました。この8年間も、大学院のメンバーとやりとりをしたりして、キャリアが止まらないように努力はしていました。
子育てと両立して働きたいとCo-Growthへ
第2子が幼稚園に入るタイミングで、仕事への復帰を考えました。まずは地元の商店街連合会で事務のパートに。その後、もっと視野を広げたいと本格的な求職活動をはじめました。第一の条件は、子育ての融通が利くこと。どうしても突発的に休みが発生するため、正直言って選択肢はあまり多くありませんでしたね。その上で、ある程度責任感をもって働ける仕事があればと業界や職種問わず幅広く探しました。
そこで出会ったのがCo-Growthでした。条件面に惹かれて応募しましたが、会社について知るうちにビジネスにもどんどん惹かれていきましたね。もともとはバリバリの理系で、数字やデータで判断するタイプですが、子育てでは客観的に判断できないことばかりです。そんなジレンマを経験する中で、人を育てることや人との関わりへの興味が湧いてきたんです。Co-Growthは「人」をテーマにしたビジネスを展開しているため、私自身の知的好奇心も刺激されましたね。人事の工藤さんや社長の佐々木さんとの面談を経て、直感的に面白そうだと感じ、入社を決めました。
「数字」で表しきれない領域を扱うからこそ、面白い
現在は、カスタマーサクセスチームのマネージャーをしています。カスタマーサクセスには、大きく2つの方向性の仕事があります。1つ目は、お客様。契約していただいたお客様にリフレクトルを有効に使っていただくための仕事です。リフレクトルのお客様は「こういった人を育てたい」という目的をもっています。私たちの仕事は、お客様がその目的を実現するために伴走すること。システムの使い方に関する問い合わせに答えるのはもちろんのこと、そのお客様の部署でどうやってリフレクトルを使っていただくかなど、お客様の描く目的に到達するまでの道筋や目標を定め、リフレクトルを使った育成の流れを整えます。
その上で、現在の運用が道筋から外れていないかを月1回程度のミーティングで確認。もし何か問題が発生していたり、社会の流れによって会社の状況が変化していたりする場合には、都度目的を見返しながら、その時に適した運用改善を行います。いわば、コンサルティングのような仕事に近いですね。
2つ目は、社内です。カスタマーサクセスは、お客様からの声を一番にキャッチできる部門です。お客様の運用で解決する問題なのか、リフレクトルのシステム面を変更すべきなのかを判断し、リフレクトルの将来像を考えながら、エンジニアに開発の提案をします。このように、社内外ですり合わせをして、リフレクトルに関わる人全員が良い方向に向かっていくように調整することが、カスタマーサクセスの仕事です。
理系心もくすぐる、やりがいのある仕事
リフレクトルのカスタマーサクセスの一番の特徴は、コミュニケーションという数字で表しきれない領域を扱っていること。例えば、特別なことはしていないように見えるのに成績が良い営業は存在します。しかし真似しても上手くいきません。ではどうしたら成績が上がるのかをお客様と共に考え、実行に移すサポートをすることが私たちカスタマーサクセスの使命です。具体的には、リフレクトルを使って「良いところの言語化」や「良い」の定義をすり合わせていくことで、客観的に体系を立てて人材育成の仕組みを作っていきます。仕事に慣れるまでは大変でしたね。そもそも人見知りで、初対面の人とお話しするのは得意ではありません。前職でも技術営業をしていましたが、そこではデータを準備して説明します。しかしこの仕事では、数値で測れないコミュニケーションを扱います。客観的な数値を示すのではなく、相手の主観に合わせて説明を紡ぎ出す。慣れないうちは非常に難しかったですね。
一方で、なんて面白い仕事なんだろうと感じるようになりました。入社前はこんなにも奥が深いビジネスだなんて思っていませんでしたね。私の一言で、相手の姿勢が良くも悪くもなる。しかも相手によって、同じ言葉を投げかけても違う反応がくる。頭では分かっていたけれども、実際に体感してみると本当に、人って面白いなと感じます。人間の深さの発見に、毎日心が躍りますね。
同時に、私が大好きなものづくり的な側面もある仕事です。たとえば環境設定において、自分本位で考えて組み立てるのはとても簡単です。しかしお客様にきちんと成果が出て、管理する側にとっては楽で・・・・・・、などいろいろな要素を組み合わせていくと非常に複雑なパズルのようです。さまざまな要素を検討して、ときには取捨選択しながら、ベストなものをつくっていく過程はすごく楽しいですね。今まで培ってきた経営に関する視点やデータで判断するスキルなどが活かされていると感じます。
これだけやりがいを感じられるのは、Co-Growthの環境も影響していると思います。ママさんが多いのもありますが、それぞれの状況に柔軟に対応する環境があります。私の現在の仕事スタイルは、出社とテレワークの組み合わせ。子どもの体調不良など急な休みがあっても、チームでフォローする体制が整備されています。Co-Growthだからこそ、ここまで責任感をもって、やりがいがある仕事ができていると感じますね。
リフレクトルで、笑顔をつくる
私の目標は、皆さんが笑顔になれる状態をつくることです。リフレクトルをお使いいただいている1人1人にとってがんばったことが成果に繋がるような状態をつくり、その会社も笑顔になれる。そんな状態をつくりたいですね。
「皆が笑顔に」これは理想的である一方、難しさもあります。これまで、成長させようとして負荷がかかりすぎて、辛くて辞めてしまう例も見てきました。でも、それってすごく悲しいことですよね。私としては多少の負荷はかかりつつも、振り返ったときに「がんばったから成長できたな」と思えるような成長が理想だと思っています。そのさじ加減は非常に難しいですが、そこを見極めるのもカスタマーサクセスとして必要なスキルだと思いますね。管理者目線、現場目線などさまざまな視点を持ちながら、それぞれの相手を気遣う姿勢を追求していきます。
Co-Growthは、「育てる」ことに興味のある方には、非常に面白い会社だと思います。自分の力を伸ばしながら、知的好奇心も満たせる環境です。「育てる」方法に絶対の正解はないと思っていますので、ぜひ自分の意見を持ち、それを発信できる人に来ていただきたいですね。Co-Growthには、立場に関係なく発言する文化があります。一緒に働いて高め合えるのを楽しみにしています。