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【前編】入社の決め手は“人”。~入社3ヶ月目の新入社員が語るこれまで~

IT企業を志望している就活生の皆さん、社会人になって新しい人間関係をうまく築けるか不安に思っていませんか?

弊社デジタルハーツホールディングスに2023年4月に入社した新入社員たちも、同じ悩みを抱えていました。本記事では3名の新入社員が、学生時代から現在までを、前後編に分けて包み隠さず語ります!

前編では、それぞれが入社を決めた時までを振り返ってもらいます。
※当記事は入社2か月目に執筆した内容であり、現在と異なる事実が含まれている場合がございます。

<新入社員プロフィール>

内海結月 
大阪府堺市出身
桃山学院大学経済学部経済学科卒
趣味:旅行、ドラマ鑑賞

戸森玲音 
埼玉県川越市出身
慶應義塾大学理工学部数理科学科卒
趣味:筋トレ、アニメ鑑賞

朴智瑜
韓国亀尾市出身
駒澤大学経営学部経営学科卒
趣味:散歩、ドラマ鑑賞

総合職だからこそ、三者三様の学生生活

ーではまず、2023年4月に入社したばかりの3人の大学時代を振り返りましょう。それぞれ、どんな学生生活を送っていましたか?

戸森:僕は入学当初から大学の人の多さに圧倒されて、卒業までキャンパスライフに慣れることができませんでした(苦笑)。学業はそこそこ、アルバイトは家庭教師と写真スタジオのスタッフのみで、大きな経験はありません。一方サークルは少し特殊で、素数同好会という所で活動していました。素数を取り入れたゲームをしていて、他大学の人と「素数大富豪」で交流した楽しい思い出があります。同好会の特性上、僕の本業だった数学に強い人が多くいて、色々教えてもらえたのも良かったです。ただ、コロナの流行が原因でサークルそのものが自然消滅状態になってしまいました。僕自身も、それを言い訳にして人と関わらなくなったことは否めません。

内海:私は経済学を専攻していて、日本の食品会社が中華圏でどのように販売するのかについて学習していました。コロナ禍でも大学生活を充実させたかったので、ボランティアサークルに所属し、マラソンの給水や森林保護などの活動を通して交流の輪を広げました。
また、パン屋、関西国際空港の保安検査、コンサートスタッフ、あべのハルカスの夏祭りイベントのスタッフ、ラグビーの試合会場の整備など様々なアルバイトを経験し、貯金したお金で行った趣味の旅行は今でもいい思い出です。

朴:私は2016年大学進学を機に来日しました。慣れない日本での生活が大変だと感じる時もありましたが、大学やアルバイトなど、様々な経験を通して多くの学びを得ることができました。
大学では、経営学を専攻していました。企業経営に不可欠な経営学・会計学・経済学・経営科学・マーケティング諸科学の5分野を学習し、2年生の時に情報セキュリティゼミで情報の編集、ロックをかける方法やホームページの作り方など、セキュリティの基礎を実践的に学びました。アルバイトはホテル、飲食店、アプリモニター、テストの採点、イベントスタッフなど色々やっていました。

ー就活はどのように進めましたか?

戸森:就活は大学4年の6月中旬から始めました。大学院入試に失敗してからのスタートなので、かなり遅い(笑)。周りに相談できる友人がおらず、このままでは院試と同様就活も失敗する、と泣きそうだった記憶があります。そこでまず、就活エージェントを頼ることにしました。IT業界を中心に、エンジニア職採用を行なっている企業を探してもらったのですが...。エンジニアを志望するほどの専門的な実績がなく、うまくいきませんでした。エージェントには他の道も提案してもらいましたが、信頼しきれず結局独りよがりになって前に進めない日々が続きました。そんな中、人材スカウトサービス経由でデジタルハーツホールディングス(以下DHH)からのメッセージが届いたんです。「事業は面白そうだけど、総合職採用か…」と渋っていたところ、家族が「エンジニア職にこだわりすぎるな、受けてみろ」と背中を押してくれました。選考に進んだ結果、9月13日に内定をもらうことができました。これが僕の最初で最後の内定です。

内海:大学3年の7月から、就活イベントやインターン、会社説明会に参加しました。ですが、やりたいことが分からず、そもそもESの書き方さえ分からなかったので、選考を受けずにダラダラと時間を過ごしていました。周りがどんどん内定を獲得し、焦りを感じたので、まずは面接の実践練習を積もうと考え、ゴールデンウィークが明けた時期から人材スカウトサービスアプリでオファーをもらった企業の面接を受けました。DHHからもオファーをもらい、選考を受け6月17日に内定が出ました。

朴:就職活動については、大学3年生から意識し始めてはいましたが、4年生の時に、就活を本格的に始める前にいろんな資格をとっておきたいと思い、1年休学して韓国へ帰国していました。その時にMOS(Microsoft Office Specialist)というパソコン資格、JLPT(日本語能力試験) N1、運転免許証を取りました。日本に戻ってきて4年生の4月、情報収集するために大手ナビサイトの合同説明会やオンライン説明会に参加することから始めました。6月までは選考に落ちまくっていましたが、7月中旬ごろ、就活アプリに届いたDHHのオファーをきっかけに、選考を受けて8月31日に内定を頂きました。

面接で垣間見えた社員の人柄の良さに惹かれて入社を決意

ー選考を通して受けた印象はどうでしたか?

戸森:面接官が、就活生のこれまでを理解しようとする真摯さを感じました。そう思ったのは最終面接で「なぜエンジニア職ではなく総合職なのか」と問われたときなのですが、その答えをしっかり言語化したことがなく、面接官の表情が少し怖かったことも相まって、言葉に詰まりました(笑)。緊張していて正確には記憶していないのですが、「数学の証明問題は、どんな定理、命題を使えという指示が基本的になく、0から自力で解答を作る。エンジニアも同様で、特に開発では「0から1」をつくる力が要ると思うが、自分にはその力が足りない。」というような内容を話したと思います。できるだけ論理的に考えを伝えたいという姿勢が評価され、今ここにいるわけですが、この質問が今につながっていると思います。僕がどのように就活をしてきたか、そのなかでどのような考えの変化があったのか、ここまで詳しく伝える機会をくれたのはDHHの面接だけでした。これから一緒に働く可能性がある人のことをできるだけ知ろうという姿勢からは、人柄の良さがにじみ出ていました。

内海:一次面接は面接官2人に対し学生2人でした。採用担当の方は優しく話を聞いてくださり、終始和やかな雰囲気で面接が進みました。言葉足らずなことも多かったと思いますが、こちらの意図をくみ取って質問をしてくれました。質問内容は、志望動機や学生時代に力を入れたことなどの就活定番の質問が中心です。最終面接は面接官3人に対し学生1人で役員の方も面接に参加されており緊張感がありました。最終面接では実際に入社したらやってみたい仕事など入社後の働き方を想定した質問が多かったです。内定後の面談では面接の総評をはっきり伝えていただけたので就活生一人ひとりに向き合ってくれる会社だと感じました。

朴:面接は説明会兼一次面接と最終面接の2回でした。志望動機や入社後にやりたいことなどの定番質問以外に、「日本に来た理由」や「なぜ日本で働きたいのか」、「日本語の難しいところは?」など日本生活についての質問もたくさんありました。最後の逆質問の時間では「聞きたいことがあればなんでも聞いてください!」と言われ、本当に細かいところまで質問し、それらすべてに真摯に答えてくださいました。面接というよりコミュニケーションの場という雰囲気で、特に、会社のビジョンについてとても熱く語ってくださったので今でも印象に残っています。最初は少し緊張していましたが、ユーモアなども織り交ぜて、面接とは関係ないようなことも気さくにお話してくださり、とても話しやすかったですし、なにより自分の良いところを引き出してくださっていると感じました。

ー入社の決め手になったものは何でしたか?

内海:「この会社に入ればスキルアップできそうだ」と感じたからです。スキルアップには自分自身で勉強し知識をつけることも重要ですが、その企業における経験や知見がスキルアップに必要な部分が必ずあります。そんなとき先輩や上司から学ぶことができれば自分で調べて解決することに加えてより早く成長できると思います。そのため、社員同士のコミュニケーションがきちんと取れていて、相談や質問がしやすい雰囲気に魅力を感じて入社しました。

朴:説明会や面接で感じた"人柄の良さ"が一番の決め手です。面接官の方々が、まず学生のことを知ろうと話をちゃんと聞いてくださる方々で、最終面接でお話した役員の方も同じでした。とことん聞いて、私の興味のある分野の話を広げてくださり、「このスタンスが社員にも浸透しているのかな、こういう会社なら安心だな」と思いました。内定を頂いた際にも、「どこに伸び代を感じたのか」を詳しくお話しいただき、いち学生に真正面から向き合う姿勢に感激したことが今でも強く心に残っています。他に海外にもいくつかの拠点があることや、ワークライフバランスなども参考にしていました。

戸森:社員同士が話しやすそうという直感です。入社前に本社を見学させてもらった時に、大学より和気あいあいとした雰囲気を感じました。DHHには、キャンパスライフを謳歌できなかった僕でもコミュニケーションをとりやすい社員が沢山います。加えて、人材の多様性も魅力だと感じました。DHHはエンターテインメント事業とエンタープライズ事業の2つの事業を担い、さらにそれぞれがグローバル展開を遂げています。また、国内のグループ会社にも様々な国籍の社員が在籍しています。そこに総合職として入社すれば、業務内容の可能性の広さも相まって、様々な人と、一緒に力を発揮するチャンスがあると考えました。そのチャンスを逃さないためにも「話しやすさ」がとても重要だと思いますし、あの時の直感を信じて良かったです。

こうして入社を決めた3人は、他の同期や先輩社員と交流を深め、DHHの人の魅力を強く実感することになります。この先は後編に続く…

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