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【施工管理】に向いている人って、どんな人?
こんにちは。【総務のひと】です。
今回は、「施工管理ってどんな人に向いてるの?」というテーマで、社長とのちょっとした会話をきっかけに、記事を書いてみたいと思います。
施工管理と聞くと、「建設の現場でめちゃくちゃ厳しそう」「怒鳴られそう」「職人肌の世界」といったイメージを持つ方もいるかもしれません。でも、実際に素人の私が見学し客観的に見てきた現場ではそうではありません。
そしてその施工管理という仕事は、「人を見て、気を配り、やることを段取りする」という、まるで部活動のリーダーのような力が求められる、チームスポーツに近い仕事だと感じました。
それに気づいたのは、社長の何気ない一言でした。
「部長をやったことがある人、施工管理に向いてるよね。」
ある日、社長にふとこんな質問をしてみました。
「社長、この仕事に向いている人って、どんな人だと思います?」
すると、すぐに返ってきた答えがこれでした。
「部活で部長をやったことがある人って、施工管理に向いてる気がするんだよね。」
え? 部長? それって、あの生徒会とか部活動の…?
と思いつつ、詳しく聞いてみたところ、こんな話をしてくれました。
社長は高校時代、バスケ部で「ガード」だった。
社長自身、高校時代はバスケットボール部に所属。
ポジションは「ガード」。
バスケでいうガードは、チームの司令塔。
仲間の動きを見ながら、パスを出したり、試合の流れを整えたりする、縁の下の力持ち的な役割です。
ガードは自ら華麗はシュートを決めにいく回数は少ないけれど、全体を見ながらどう動くかを考えてプレーすることが多いのです。
つまり、施工管理は「現場というチームのガード」なんです!
目立たなくてもいい。
でも、みんなが動きやすいように場を整える。
まさに、“全体を整える役” なのです。
施工管理のしごとって、どんなことするの?
ここで、そもそも施工管理とは何か、簡単に説明します。
施工管理の仕事は、工事現場がスムーズに、計画通りに進むように「人・モノ・時間」を整える仕事です。
具体的には…
- 工事スケジュールを立てる
- 協力会社(電気屋さん、大工さん、内装屋さんなど)とやりとりする
- 安全に工事が進むように現場をチェックする
- お客様と打ち合わせして、完成イメージをすり合わせる
など、ひとことで言うと**「まとめ役」**です。
ものづくりが好きな人、誰かと一緒に動くのが好きな人、スケジュールを管理するのが得意な人──そんな人にはピッタリな仕事です。
どんな人が向いてるの?3つのタイプをご紹介!
ここからは、「施工管理に向いている人」について、社長の言葉と実際の現場の様子から、わかりやすくご紹介していきます。
① 部活でリーダー経験をしたことがある人
これはまさに、社長の一言がきっかけで気づいたこと。
- 部長をしていた人
- キャプテン、副キャプテンだった人
- チームで「まとめ役」を担っていた人
こういう人って、メンバーのモチベーションを考えたり、全体を見てスケジュールを立てたり、トラブルに対応したりしてましたよね。
これって、施工管理の仕事とまったく一緒なんです。
つまり、学生時代の経験が、そのまま“社会の現場”でも活きるんです。
「でも、私はリーダーなんてやったことないなあ」という人も安心してください。
② リーダー経験がなくても「気づける人」
社長が次に話してくれたのが、
「リーダーじゃなくても、気づける人は施工管理に向いてるよ」
ということ。
たとえば…
- 周りが静かだと「ちょっと空気が重い?」と感じる人
- 友達が元気ないときに「どうしたの?」と声をかけられる人
- イベントや授業の準備で、誰より先に動き始める人
これ、全部 “思慮深さ”や “先を見越す力” につながります。
施工現場では、「次に何が起きるか」「誰が困ってるか」に気づける力がとても大切です。
気づきが多いが故に「石橋を叩いて渡るタイプ」でも、その慎重さが現場でのトラブル回避に大いに役立ったりするとのこと。
大きな声や強いリーダーシップがなくても、「気づける力」は施工管理でしっかり活かせます。
③ コミュニケーションが好きな人
施工管理は、毎日いろんな人と話します。
- 現場の職人さん
- 材料を届けてくれる業者さん
- お客様
- 設計士さん
「調整役」という立場なので、伝えること、聞くこと、お願いすることがたくさんあります。
だから、
- おしゃべりが好き
- 雑談で相手と距離を縮められる
- 相談ごとを受け止められる
といった「人との関わりが好きな人」には、ぴったりな職種です。
「現場がピリピリしてたら、いいものは作れないよね。だから、気持ちよく声をかけてくれる人がいると、みんな頑張れる」
と、現場の職人さんが話してくれた言葉が、すべてを物語っている気がします。
資格も経験もなくていいの?
「建築って、資格とか知識がないとできないんでしょ?」と思われるかもしれませんが、心配いりません。
KRLabには、異業種から転職してきたメンバーもたくさんいます。
たとえば…
- 元飲食店の調理スタッフ
- 元電気工事業
- 元販売職や事務職の方
ちなみに、社長もかつてイタリアンレストランで料理長をしていたという異色の経歴の持ち主です。
大事なのは、経験より自分が自然とできる得意なことを活かせる場所で働くことなのかもしれません。
施工管理は、「人をつなぐ」仕事です。
工具を握る職人でもなければ、図面を描く設計士でもない。
でも、現場の全員が動きやすいように段取りを組み、全体を動かす。
施工管理とは、まさに「現場のガード」。
一人ひとりの特性を活かしてチームを動かす、縁の下の力持ちです。
そして、その手によって形になった空間を、お客様が「ありがとう」と笑顔で受け取ってくれる。
その瞬間の達成感は、何にも代えがたい喜びです。
あなたの“得意”が、現場で生きるかもしれません。
「自分には何も特別なスキルがない」と思っている方へ。
もしかすると、あなたが学生時代に自然にやっていたことが、施工管理という仕事で大きな力を発揮するかもしれません。
- 部活のまとめ役だった
- 周りをよく見て動ける
- 誰かのサポートが好き
そんな方は、ぜひ一度、私たちと話してみませんか?
最後に
KRLabでは、オフィスリノベーションを中心に、「はたらく場づくり」を通じて、お客様の仕事のやりやすさ、チームの関係性、そして会社の未来をつくるお手伝いをしています。
一緒に働くメンバーは、建築未経験からのスタートがほとんど。
でも、みんな「人と関わるのが好き」「空間づくりにワクワクする」そんな共通点を持っています。
この記事を読んで少しでも興味を持ってくださった方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
あなたの中にある“まだ気づいていない得意”が、きっとこの仕事のどこかで生きてくるはずです。