Q, 略歴
静岡県浜松市出身。山梨の大学を卒業後、地元浜松市に戻り、公設民営の中間支援組織で6年間勤務したのち、静岡県が取り組む「農福連携」事業のコーディネーターを経て、現職。
Q, 現在担当している仕事について教えてください
新規事業及び自治体連携チームに所属。おてつたび活用を軸に様々なプレーヤー(企業・自治体)と協働することで、人と地域のマッチングにとどまらない本質的な課題解決や価値の創造に取り組んでいます。
Q, なぜおてつたびに入社したのか?(おてつたびとの出会い笑)
おてつたびに入社する前は、静岡県浜松市に住んでいました。家庭の事情で上京することになり、東京で仕事を探していた時に、「おてつたび」のことがふと頭をよぎりました!(笑)
それ以前から「おてつたび」のことは知っていて、いつか使ってみたな~と、LIINEを登録していました!ただ、仕事をしているとなかなか行けず、LINEから流れてくる募集情報をいつも眺めているだけでした。
求人出してるかな?と調べたら、まさに私にピッタリな求人が!これまでの経験が活かせそうだなと直感で思いました。しかも浜松市にもオフィスがある!まさに運命かと思いました(笑)
もちろん、応募前におてつたびについて調べまくり、おてつたびのVision、Mission、価値観には私の原体験も重なって共感の嵐。運命しか感じなかった(2回目)し、絶対にここで働きたいと思いましたね。
Q, おてつたびの魅力を教えてください
「魅力がない地域なんて、ない。」 この言葉に、私はすごく共感しています。 知られていないだけで、実は素敵な人や風景、文化がたくさんある地域が日本にはまだまだある。 そういった場所と人をつなぐ仕組みを、ただの一時的な取り組みじゃなく、ちゃんと“持続可能なビジネス”として成立させているのが、おてつたびの大きな魅力だと思います。
地域の課題解決を目指す取り組みって、どうしても補助金や一過性のイベントに頼ることが多くなりがち。 でも私たちは株式会社として利益をしっかり出すことにこだわり、地域にとっての「未来のインフラ」になれるよう本気で取り組んでいます。 まだ社員数は多くないけれど、サービスの成長が目に見えて分かるし、「ここからもっと面白くなる!」という手応えが日々あるんです。
そしてもうひとつ、大きな魅力は「人」。 代表の存在もすごく大きくて――女性として起業し、挑戦し続けている姿には私自身すごく憧れていますし、人としてのあたたかさやリーダーシップにも助けられています。何より、一緒に働くメンバーのことが本当に大好き。 私的には部活みたいな(笑)、大学までずっとテニス部だったんですが、おてつたびも似ていて同じ想いをもった仲間たちと、楽しみながらも全力で走っている感じ。 少数精鋭だからこそ、任されることも多いし、何でもチャレンジできる環境です。 歯車の一部になるのが苦手な私にとって、「自分がチームの一員として動かしている」という実感があるのは、すごく大きいです。
Q, 仕事のやりがいや醍醐味、面白さは?
この仕事の面白さは、まず「知らなかった地域に出会えること」だと思います。 全国には、まだまだ自分が行ったことも聞いたこともなかった市町村がたくさんあって。 出張で実際に行ってみると、「え、こんなにいいところだったんだ!」って驚かされることばかりです。地域の人と話すなかで、その土地ならではの魅力や課題にも触れられて、毎回学びがあるし、飽きないんです。
それに、「おてつたび」って、ただ地域をPRするだけじゃなくて、実際に人が動くんですよ。
自治体の方とお話をしていても、みなさん最初は「本当にこの地域に人は来るのか。募集を出しても応募が来ないんじゃないか」って、よく言われます。
でも「おてつたび」は、本当に応募が入って…誰かが実際にその地域に行って、働いて、地元の人と関わって――っていう流れがちゃんと生まれていて、その“人が動いた”という事実をつくれるのって、すごくおもしろいし、大きなやりがいにもなっています。
しかも嬉しいのは、それで終わらないこと。 「おてつたび」がきっかけになって、その後も継続的につながってくれる人が多いんです。 ふるさと納税をしてくれたり、毎年収穫の時期にリピーターとして通ってくれたり、中にはそのまま移住を決めた人も。 “おてつたび先”が“第2のふるさと”になるような関係性を生み出せているのは、この仕事の一番の醍醐味かもしれません。
Q, 今後、目標としていることは?
おてつたびは今、まさにサービスを拡大しているフェーズ。まだ出会えていない地域が日本中にたくさんあって、使っていただける事業者さんがあってこそ、その地域に行ける人が生まれるので、これからもっと多くの自治体や事業者さんとつながっていきたいと考えています。
プロダクトもまだまだ“完成”という状態ではなく、むしろ使っていただく声に耳を傾けながら、常にアップデートを続けています。
未完成な「おてつたび」だからこそ、どんな地域でも「おてつたび」でできる未来を『一緒に』描いていけたらと思っています。
私自身としても、多くの自治体さんと連携している中で、これまでの「連携の形」にとらわれず、地域の実情や課題に合わせた様々な連携の形をつくっていきたいです。
そしてそれは、おてつたび社と自治体さんだけではなく、他の企業や地域の方々とも手を取りながら、より大きな輪を広げていくようなイメージです。「点」をつなぎ「線」にし、やがて「面」になるような関係性を、これからも増やしていきたいと思っています。
Q, おてつたびにジョインしてほしい人材像について教えてください。
私たちはまだまだ成長途中の小さなチームです。 だからこそ、「これが正解」みたいなマニュアルがあるわけじゃなくて、自分で考え、動き、試しながら進んでいく毎日。 そういう環境を「大変そう」と思うより、「おもしろそう」と思える人と、一緒に働きたいなと思っています。
たとえば── ・地域のことを“遠くの話”じゃなくて、自分ごととして向き合いたい人 ・目の前の人や声を大切にしながら、より良いサービスを一緒につくっていける人 ・役割に縛られず、チームとして「今、自分ができること」を見つけて動ける人 ・歯車の一部じゃなく、自分の手で何かを動かす実感を得たい人 ・未完成なものを一緒に育てていくのが好きな人 ・そして何より、「おてつたび」の可能性にワクワクしてくれる人!
部活動みたいに熱くて楽しいチームで、同じ想いを持つ仲間と一緒に、地域の未来を変えていく挑戦をしてみませんか?
Q, 最近ハマっていること・趣味
最近は、初めての育児にどっぷりです。 予定通りになんていかないし、まだ大好きなお酒も我慢中だし(笑)、大変なことも多いけど、なんだかんだ楽しんでます。
上手くいかないときは、やり方を少しずつ変えて試してみたり。 子どもの様子を観察して、情報をためて、状況に合わせて即判断して動いてみたり。 仕事とちょっと似てるな~なんて思いながら、「今この瞬間のベストは何だろう?」って日々考えてます。 まだまだ翻弄されてばかりですが、きっとこれも自分に合ってるんだろうなと思いながら、毎日奮闘中です。
子どもが生まれる前は、シーズンになるとほとんど毎週(笑)キャンプに行っていたので、子どもとのキャンプデビューが楽しみです♪