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AIエンジニアとしてソラテクノロジーに入社したMulugeta Abateさん。日本から10,000キロ以上も離れたエチオピアから日本に来て、世間的にまだまだ知られていないスタートアップを選んでくれました。
その理由は、彼の根底に流れる「技術を通じた社会貢献を目指す」という思いです。母国を含むアフリカで深刻な被害をもたらしているマラリアの根絶に自分のスキルで貢献したいという彼のインタビューをご覧ください。
氏名:Mulugeta Abate
出身:エチオピア
職種:AIエンジニア
入社年:2024年
Q.日本に来た理由を教えていただけますか
Abate)
大学院の修士課程でロボティクスを学ぶために2022に日本に来ました。最初の半年間は京都大学で日本文化について学び、その後、立命館大学に進学して本格的にロボティクスとコンピュータサイエンスを専攻しました。
来日した理由は、日本の技術力の高さだけではなく日本の文化に対する興味も大きな要素です
Q.幼い頃から日本文化に興味があったのでしょうか
Abate)
正直に言えば、子どものときから日本のアニメや漫画が好きだったということはありません。どちらかと言えば、馴染みがなかった方です。
ただ、私の母国のエチオピアでは、日本は最先端の技術を持っていて安全な国として知られています。いろいろな日本製品がエチオピアには流通していたので身近に感じていました。そうした状況があり、日本に対する興味が自然と湧いてきました。
Q.日本以外にも留学先としての選択肢はありましたか
Abate)
はい、アメリカという選択肢もありました。日本とアメリカのどちらを選ぶか決断するときに、さっき触れたように日本が身近に感じられたことや日本の文化と技術への興味があったので、最終的に「日本に行こう」と決めました。
大学時代にエチオピア人の友人から日本のことを色々と聞いていたことも、大きな後押しなったと思います。
Q.日本に対する印象を教えてください
Abate)
特に私が京都で暮らしていたからなのかもしれませんが、日本は伝統とモダンが共存していてその調和が素晴らしいなと感じています。
細かい部分にまでこだわる仕事へのプロフェッショナリズムと勤勉さも印象的です。京都や大阪の人々の温かさやおもてなしの心にも感動しました。
Q.ソラテクノロジーはどのように知りましたか
Abate)
たまたま友人を通じて金子さんを紹介してもらって、インターンシップをする機会をいただいたのがきっかけです。それまでソラテクノロジーのことは知りませんでした。
インターンシップでは、ソラテクノロジーの他の社員の方々からAIの技術について多くを学ばせてもらい、インターンが終わるころに金子さんから「フルタイムで働かないか」とオファーをいただき、フルタイムで入社することに決めました。
Q.フルタイムで入社しようと思った理由を教えてください
Abate)
アフリカや東南アジアといった発展途上国の社会的課題の解決を目指しているソラテクノロジーの企業姿勢に共感しました。
特に母国のエチオピアを含むアフリカではマラリアは身近な感染症で、どうにかできればという思いを持っています。そのマラリアの根絶を目指すというダイレクトに社会貢献できる領域で働けることは私にとって大きな魅力です。
「技術を通じた社会貢献を目指す」ことは私の中ではとても大きなことです。
Q.現在の仕事内容を教えてください
Abate)
水たまりなどの水域を検出するAI駆動型ソリューションを開発するチームの一員として、ドローンで撮影した空撮画像をAIで解析し、蚊の幼虫を検出するソフトウェアの精度を向上させる領域を担当しています。この取り組みはSORA Technologyのマラリア対策プロジェクトで重要な役割を担っており、私はこの仕事に携われることを嬉しく思っています。
Q.ソラテクノロジーでの今後も目標を教えてください
Abate)
当面の目標は自分のソフトウェアエンジニアリングの知識を活かして、ソラテクノロジーで多くの社会的課題を解決するプロジェクトに貢献することです。自分自身も成長をして、いずれはリーダーシップを取る役割も目指したいと思っています。
Q .日本で働く上での魅力と課題について教えてください
Abate)
日本の職場では、皆が仕事に対して真剣で、成長を目指しながらも仕事を楽しんでいる姿勢が魅力的です。とても尊敬できる部分ですね。私自身の課題としては、私の日本語がまだまだ流暢ではないので、ソラテクノロジーの社内でもっとコミュニケーションを取れるように日本語力の上達を目指しています。
ソラテクノロジーにはAbateさんのほかにも
アフリカビジネス開発のマリーさんや
ガーナなどで現地のプロジェクトマネジャーをしているスタッフがおり、国際色豊かな組織になています。
日本人だけでなく世界中から人材を募集しています。Abateさんがそうであるように、「技術で世界に貢献したい」という思いを持つ方にとって、ソラテクノロジーほどそれをダイレクトに実感できる職場はないはずです。
次世代を世界を作るあなたからの応募をお待ちしています。