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【創業ストーリー】起業家が集まるシェアハウスを経て、生成AI関連の開発会社設立。その背景や想いについてインタビューしました。

はじめまして、NOVEL株式会社です。

弊社は「AI時代のインフラを作る」をミッションに掲げ、生成AI技術に関する開発・コンサルティングなどを行っています。

今回は弊社のことをもっと知っていただきたいと思い、会社を設立した当時のエピソードや代表自身のお話などをお伝えしていきます。

どんな学生時代を過ごしていたのか、なぜAIに興味を持ったのか、この辺りのお話を代表にインタビューしてきました。

「AIには興味あるけど、NOVEL株式会社のことはまだ知らない」という方は、ぜひ最後までお読みいただけると嬉しいです!


インタビュー対象者


NOVEL株式会社 代表取締役社長 岡田 徹

大阪大学を中退した後、フリーランスのエンジニアとしてキャリアをスタート。複数のスタートアップ企業でRubyを用いたシステム開発に従事し、その経験を元に、自身のシステム開発会社を設立。上場企業からスタートアップ企業まで、幅広いクライアントへのサービス提供を経験。

現在は、クライアント向けのプロジェクトとともに、LLMを用いた自社サービス「SAKUBUN(https://sakubun.ai/)」の開発にも注力。これまでの経験と知識を活かして、AI技術を通じたソリューションを提供し続けていき、自社の成長を目指す。



中学時代に感じたインターネットの可能性


ー Q. 中学生の頃からパソコンに興味を持ち、よく触れていたそうですが、その当時のお話を聞かせてください。

岡田:小学4年生の頃に学校の授業で初めてパソコンに触れました。最初は周りの人よりもタイピングが上手くできず、どちらかというと苦手意識が強かったんです。でも、自分なりに克服したいという想いがあり、中学受験の合格を条件に親にパソコンを買ってもらいました。

中学校に入ってから本格的にのめり込み、部活終わりに毎日6時間ぐらいパソコンを触るようになっていて、気がつけば苦手意識もなくなっていました。当時はハンドボール部に所属していたので、無料ツールでホームページを作って、ハンドボールの理論や試合結果の記録を書いていたのが懐かしい思い出です。


また、当時はLINEのようなチャットツールがなかったので、学校の友達とコミュニケーションを取るために、掲示板サイトを作ったこともありました。これが20人ぐらいに使われるようになり、小さな成功体験になったと思います。

そのほかにも無料のライブ配信サービスに登録して、世界中の人々とコミュニケーションを取っていました。

これらの体験を通じて、幼いながらも「インターネットなら普段出会えない人たちとも繋がれるんだ」と可能性を感じました。



大学時代に読んだIT経営者の自伝本に触発され開発を始める

ー Q. 大学に入ってからの印象深いエピソードはありますか?

岡田:高校生の頃は受験で忙しく、一度パソコンから離れてしまったのですが、大学に入ってから再びのめり込みました。

中学生の頃とは違い、「自分も何かプロダクトを作りたい」という想いから、SwiftでiOSアプリの開発に取り組みました。

開発を始めたきっかけは、当時読んでいたIT経営者の自伝本(※1)に触発されたことですが、いま改めて考えると、彫刻家として活動していた父の遺伝によって、モノづくりに興味を持ったのかもしれません。

※1=AirbnbやFacebookの創業者が書いた自伝本



インターンを経て、そのまま起業の道へ

ー Q. 代表はまだお若いですが、大学卒業後に就職はされなかったんですか?

岡田:大阪の100名程のスタートアップや動画関連の広告代理店にインターンエンジニアとして参加させていただいたことはあります。ですが、就職という選択はせずに、そのまま起業する道を選びました。

まずはフリーランスとして活動し、M&Aのインターネットサービスを立ち上げたのですが、これがなかなか上手くいかず、もっと知見を増やすためにフリーランスのまま受託開発の仕事をやるようになりました。

その後、自分で会社を立ち上げ、フリーランス時代の受託開発を継続し、AI関連の自社サービスも運営するようになったという流れです。


起業家志望の仲間たちとの出会い

ー Q. 就職せずにいきなり起業するのは不安ではなかったですか?

岡田:とくに不安はなかったです。これは私が所属していたコミュニティーの影響が大きいかもしれません。

じつは大学生の頃から、エンジニアや起業家志望の方々が集まる「リバ邸」というシェアハウスで暮らしていたんです。

有名なIT起業家の家入一真さんが立ち上げたシェアハウスなので、必然的に似たような方々が集まる場所になっていました。

私が一緒に過ごしたメンバーは、現在会社を経営している人が10名程度いて、中には有名なYouTuberもいます。

今はもう辞めてしまったんですが、弊社の創業メンバーもリバ邸出身の方でした。

このような環境で2年半ほど暮らしていたので、起業することへの不安や迷いは一切なかったですね。




生成系AIに可能性を感じた理由

ー Q. 今は生成系AI関連の事業に力を入れていると思いますが、もともとAIに興味を持ったきっかけはなんですか?

岡田:AIだけに限らず、テクノロジー全般に興味を持っています。

新しいテクノロジーが登場すると、世の中が大きく変わると感じていて、その変化のタイミングに合わせて事業を作りたいと思っていました。

常にアンテナを張っていると、ブロックチェーンや仮想通貨などの話題が耳に入ってきましたが、実際に自分で触ってみると、まだまだ浸透するまでに時間がかかりそうな印象がありました。

そんな中、2022年に登場したのが生成系AIのChatGPTです。私は友人からOpenAI社の話を聞き、ChatGPTの登場以前からAPIを用いたプロダクトのプロトタイプを開発していました。この技術に惹かれ、可能性を感じ、開発に取り組んだ背景があります。

これまでのAIといえば、人間が持つ能力の一部を再現したものが多かったと感じます。例えば、画像認識の場合、人間の視覚を再現しているわけですが、今回登場した生成系AIは、人間の脳の処理をすべて再現し、まるで知性を持っているかのような印象を受けました。

この技術がもっと世の中に広まり進化すれば、人間の労働そのものが大きく変化すると思っています。


「AI時代のインフラを作る」に込められた想い

ー Q. AI時代にどんなことを期待していますか?

岡田:先ほどの話と関連しますが、AI技術が広まれば、人間がやらなくてもいいことが増え、もっと人間らしくクリエイティブなことに時間が使えるようになると思います。

私も過去にアルバイトを経験したことがありますが、コールセンターでひたすら電話をかけ続けたり、配送会社でひたすら荷物を積んだり、こういった作業はAIや機械に任せた方が良いと考えていますし、それが人間にとっての幸せにもつながると思っています。

そんな社会を実現するためには、まず第一歩として多くの人に利用されるAIサービスを作らなくてはいけません。

これが弊社のミッションである「AI時代のインフラを作る」を掲げている理由です。

現在、弊社ではAIライティングサービス「SAKUBUN」を運営しており、多くのマーケッターの業務効率化を実現しています。しかし、まだまだ改善の余地はありますので、AI時代のインフラとなれるようなサービスに成長させていきたいという想いがあります。



求職者へのメッセージ


ー Q. 最後に求職者へのメッセージをお願いします。

岡田:弊社はまだ若い企業ですが、この生成系AIの領域でいち早くサービス展開や情報発信をしてきたこともあり、企業さんからAI関連のご依頼をいただく機会も増えてきています。

また、弊社メンバー2人の共著として書籍の出版も決まっているため、AIに興味がある人にとって最適な環境であると自負しています。

弊社のミッションに賛同し、チャンスを掴んでいきたいという方、ぜひ一度お話しさせてください。ご応募お待ちしております。


NOVEL株式会社 代表取締役社長 岡田 徹


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私たちNOVEL株式会社では、AIライティングサービス「SAKUBUN」と生成AIにおける開発・コンサリティング事業を軸に運営しています。 ========== ■AIライティングサービス「SAKUBUN」 https://sakubun.ai/ 「SAKUBUN」は、AIライティングサービスで、大規模言語モデル(LLM)の技術を活用しています。これにより、記事作成や広告文の作成など、テキスト生成の全ての工程が効率的に行えます。 半年以上の開発期間を経て、5月にリリースをしたサービスになります。 リリースから約1年で1万5000人のユーザー数を突破し、成長し続けているプロダクトです。 ========== ■生成AIの開発事業 https://n-v-l.co/service/gpt https://n-v-l.co/service/techunit 生成AIを用いたシステム開発やコンサルティング支援を行っております。 ChatGPTの発信をいち早くスタートしたため、すでに10万PV以上の規模感のメディアに育っており、継続的にお引き合いをいただけている状況です。 スタートアップから大手クライアントまで継続的に伴走支援をさせていただいております。 ========== ■今後の展望 当社では、生成AIについて「スマホ」や「クラウド」の登場と同等レベルのインパクトがあると見立てており、さらに可能性を模索するために、新規事業も展開していく予定です。 クライアントワークと自社プロダクトの両輪を動かしながら、最適な活用方法について独自のナレッジを蓄積していき、持続的な競争優位を確保したいと考えております。
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