あおいとりの考え方|「横からどうも!」とは? | あおいとり株式会社
こんにちは!あおいとり人事総務部の宮武です!今回はあおいとりがグループホームでの支援においてモットーにしている「横からどうも!」という考え方についてのご紹介です!「横から」とは?と思った方もいら...
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こんにちは!
あおいとり人事総務部の宮武です!
以前、あおいとりの共感支援についてのストーリーを掲載したところ、過去一番多くの方にご覧いただけました!ご覧頂いた皆様、ありがとうございました!
今回は、この共感支援を実践する中で重要な【対人関係についての考え方】をご紹介していきます。
あおいとりは埼玉県北本市で障がい者の方が暮らす住まいを提供しているグループホームで、”障がい者が入れるグループホームがない”という市が抱える問題を、行政と連携して、一企業の立場でグループホームを5棟開設し、解決してきました。
現在、各職種で中途募集を行っております。ご興味のある方は是非ご連絡ください!
共感支援が目指すゴールは、利用者が「居場所感」をもつことです。
「居場所感」は単なる「安心・安らぎ」という意味だけに留まりません。
「同じ居場所にいる他人の役に立ちたいという貢献意欲」や、
「自分はこの居場所の一部だという自覚」などの意味も含まれています。
「居場所感」を感じるために必要な要素は、以下の3つです。
・自己受容:良いところもダメなところもある自分をそのまま受け入れる
・他者信頼:「周りは信頼できる仲間だ」と思える
・貢献感:「自分は誰かの役に立っている」と実感できる
この3つが揃って、「私はここにいていい」と心から思える状態――それが「居場所感」です。
この居場所感に向かうために、必要なものがあります。
それは「勇気」です。
自己受容には、「ダメな自分も含めてそのまま受け入れる勇気」
他者信頼には、「裏切られるかもしれないけど、相手を信じてみる勇気」
貢献感には、「どう思われようと誰かのために動く勇気」
では、その勇気はどうすれば育つのでしょうか?
最も直接的なキッカケは、「ありがとう」と感謝を伝えられることです。
「ありがとう」と言われると、人はどんな感情を抱くでしょうか?
・自分が人の役に立てたと実感できる(貢献感)
・ダメな自分でも価値があると感じられる(自己受容)
・他人の弱さにも寛容になれる(他者信頼)
・仲間として協力しようと思える(他者貢献)
みなさんが「ありがとう」と言われた際に抱いた感情も、この中にあるのではないでしょうか?
「ありがとう」と言われると、自分も「ありがとう」と言いたくなる。
「ありがとう」という言葉が巡り巡って人同士の間を行き交うことで、勇気は自然と補充されていきます。
そして段々と、「ありがとう」と言われなくても、自分が誰かの役に立っていると実感できる様になっていくのではないでしょうか?
あおいとりでの共感支援では、「ありがとう」という言葉が持つ、貢献の循環をスタートさせる為の "機能" を論理的に捉えて実践しています。
例えば、相手がトラブルを起こしたときや、自信を失っているとき。
どんな言葉が勇気づけとなり、どんな対応が逆効果になるのか――そこには明確な違いがあります。
「ダメじゃないか!」と叱るのではなく、「私は悲しいよ」と自分の気持ちを伝える
「すごいね」と結果を褒めるのではなく、「頑張ってるね」とその人の努力に注目する
これこそ、共感支援でモットーにしている「横からの視点」なのです。
こうした関わり方は、センスではなく“学べる技術”です。
だからこそ、あおいとりでは対人関係をセンスに頼らず、学びと実践を重ねていきます。
その積み重ねが、再現性のある支援を可能にしているのです。
いかがでしたでしょうか?
あおいとりの掲げる共感支援、その根幹にある対人関係の考え方についてのご紹介でした!
今回紹介した考え方が役に立つのは、障がい者支援に限った話ではありません。
友人、家族、子育て――どんな人間関係にも通じる、その人らしさを尊重するための技術です。
支援者も利用者も、並び立って横から支え合っていく関係を目指して、私達は「対人関係」と真剣に向き合い、学んでいきます。
あおいとりではそんな支援の場を一緒に盛り上げていくメンバーを募集中!
話が聞いてみたいなどのカジュアルな希望でもOK!あなたからのご応募お待ちしております!