採用担当の松村です。
今回は第二新卒として新しく入社した社員のさきさんにインタビューしてみました!
チームのどんな所に魅力を感じて入社を決めてくれたのか、さきさんが大事にしていることはなんなのか…
詳しく聞いていきたいと思います!
やりたいことは「誰かに何かを届けて関係性を構築していく」
――今日はよろしくお願いします!まずは簡単に経歴を伺ってもいいですか?
さき:よろしくお願いします!
学生時代はアパレルで接客のアルバイトをしていて、大学院を卒業後は通販会社に新卒で入社しました。
そこでWEB広告を担当していて、半年前に今の会社に転職しました。
――アパレルにWEB広告…そして今は動画編集で、様々な職種のお仕事をされてきたんですね!さきさんの「就活の軸」や「仕事を選ぶ上で大事にしていること」ってなんだったんですか?
さき:私のやりたいことは「誰かに何かを届けて、関係性を構築していくこと」です。
そう思うようになったのは、大学時代にアパレルでアルバイトをしていた経験からでした。
接客をしている時間が一番楽しくて、「こういうことをもっと大きな規模でやっていきたい」と思うようになったんです。
楽しかったポイントとしては2つありました。
・自分の接客で商品の魅力が伝わって買ってくれた時
・自分の接客を気に入って何度もお店に来てくれた時
売上が見えるのもやりがいでしたが、それ以上に「お客さんと良い関係性を築くこと」が何よりも嬉しかったですね。その結果が売上として現れて達成感も感じました。
就活中、やりたいことを深掘りしていく中で大事にしたいことが2つ見えてきました。
・届ける相手との距離が近いこと
・相手と長く関わっていけること
接客は対面だからこそ、リアクションもわかりやすいし、相手の温度感も感じ取れます。
だからこそコミュニケーションがとりやすく、長く関われることが結果として双方にとってプラスになると思ったんです。
――前職は通販事業の会社にいたとのことですが、どんな仕事をされていたんですか?
前職では、通販事業でWEB広告まわりを担当していました。
商品企画から販売、購入者のアフターフォローまで一貫して自社で行っている会社だったので、お客さんと直接やり取りできるところや、定期購入という仕組み(一度注文したらお客さんが解約するまで毎月商品をお届けする仕組み)があって一人のお客さんと長く関係が続くところに惹かれて入社しました。お客さんの嬉しい言葉が入ってきたり、関係性の長さが売上として表れるのは楽しかったです。
ただ、通販である以上、お客さんと関係性を築くには “まず買ってもらう” 必要がありました。
私はWEB広告の担当として、お客さんに商品を買ってもらうために強めの言葉で引きつける広告や過度な期待を抱かせる表現を使うこともありました。
売るためには仕方ない部分もあるけれど、私が目指したい関係のつくり方とは少し違うなと感じるようになりました。
――そんな中で、転職に至った背景を聞かせてください!
悩んでいる時に今の会社の話を聞いて「面白そう!これだ!」と思ったんです。YouTubeというコミュニティの中で動画を届けて視聴者と関係性を築く。それをきっかけにイベントやグッズ購入につながっていく。
私のやりたい「誰かに何かを届けて関係性を構築していく」の理想系に近い姿でした。
その他にも面白そうと思った理由が2つありました。
1つ目は【毎日視聴者からコメントが届くこと】
視聴回数や登録者数といった数字に加えて、生の声が毎日届くことは他の会社ではなかなか無いと思います。
その声をもとに動画や企画をより良くしていける、そんな距離の近さにも惹かれました。
2つ目は【ファンの熱量の高さ】です。
私はYouTubeが大好きで15年くらい毎日見てきたんですが(笑)、動画のコメント数やチャンネル登録者数に対しての平均再生数の高さに驚きました。
「本当に好きな人が見てくれているんだ」と感じ、それだけ熱量の高いファンがいれば、長く良い関係性をこれからも築いていけると確信しました。
突然代表から言われた一言「グッズ作ってみない?できると思うよ」で一気に広がった自分の可能性
――実際に入社してみてどうですか?
やりたいことができています!!楽しいです!!
今はYouTubeのショート動画の編集を担当していて、毎日自分の編集した動画にコメントが届きます。
クリエイターの魅力や動画の面白さが伝わったら嬉しいですし、自分の編集に対して反応が来るとモチベーションも上がりますね!あとは、初めてイベントグッズの制作を担当した時の達成感もすごかったです。
グッズを作ることだけでなくデザインすることも未経験だったのですが、突然代表に「やってみない?できると思うよ」と声をかけられて(笑)
――突然言われたんですね(笑)急に言われて不安とかはなかったんですか?
不安はありました…!前職で広告のバナーなどは作っていましたが、グッズなどの印刷物を作ることは初めてだったので。でも任せてもらえるなら頑張ってみようとも思いました!
――不安もありながらチャレンジだと前向きに捉えてたんですね!未経験で何も分からなかったと思うのですが、どのように進めていったんですか?
急遽決まったので、イベントの約1ヶ月前にグッズ制作がスタートして限られた時間の中で、まずはどんなグッズならイベントに来てくれる方が喜んでくれるかを考えました。
――「ファンが喜びそうなものはなにか」から考えていったんですね!そこから具体的にどのようなグッズになったんですか?
販売するのが単独の小規模イベントだったんです。ということは、来場するのはかなり熱量が高く、クリエイターの理解も深いファン。クリエイターは動画内でふざけたり、ボケたり、わちゃわちゃしてることが多く、ファンのみんなもそういう様子を楽しんでくれてるんですよね。なのでグッズもちょっとおふざけ要素の入った、”クリエイターのことが本当に好きだからこそ欲しいと思ってもらえそうな”尖ったものにしました(笑)
――”万人にウケる”ではなく”イベント来場者にウケる”グッズなんですね。
そうですね(笑)イベントに来た人しか買えないグッズだったので、ターゲットを「イベント来場者(=コアなファン)」に絞って考えていきました。
――実際に制作してみてどうでしたか?
“イメージを形にすること”を意識してデザインを進めました。イメージをデザインに落とし込むためにどんな手法が必要なのか、Illustratorも初めて使ったので独学で本やネットを頼りにひとつひとつ調べながら形にしていきました。
技術が高いわけではないので、派手なことはできないですが「文字や画像の配置」はこだわりました。
上下の余白の幅を揃えるとか、文字の高さや位置を整えるとか…。
当たり前かつ細かいことですが、ファンのみんなの大事なお金を払って買ってくれるグッズなので、自分にできることは全てやろうと思いました。
今振り返ると、かなりハードな期間でしたね…(笑)
時間がない中で、動画の編集と並行してやっていたので。でも、できることが増えていくのが実感できましたし、自分のイメージが形になっていくのが単純に面白かったです。
やってみて初めて、「自分でもデザインできるんだ」と知らなかった自分に気づけたので未経験でも任せてもらえる環境はありがたいな、とも思います。
――挑戦を経験に、そしてそこから自信もついていったんですね!イベント当日は実際にさきさんが販売もされたんですか?
そうですね!イベント当日は会計担当をして、実際にファンの方にグッズを渡していました。苦労しながらも今の自分が出せる全力で作ったグッズを手に取ってもらえる瞬間が見れて感無量でした。
尖ったグッズは、実際に楽しんでもらえてるのも見られて安心感もありましたね。
さらに、結果として売上につながっていることも自分の目で確認できるのは本当に嬉しいですし、やりがいにもつながっています!
――まさに「アパレルで感じていたことを大規模でやる」が叶った瞬間だったんですね。グッズ制作期間はハードだったという話がありましたが、働き方や会社の雰囲気に対してはどう感じてますか?
入社前に「まだ整ってないよ」とは聞いていましたが(笑)、自分らしく健康的に働けてます。
グッズ制作の時は全てが手探りだったので忙しかったですが、会社の中で「今のチームで長く続ける」という目標があるので意見も言いやすいですし、無理なときはちゃんと汲んでもらえる安心感があります。
――最後に今後の目標を教えてください!
私の主な業務は「動画編集」と「イベントのディレクション(グッズ制作含む)」の2つです。その中で、今の目標はこの3つです!
・通常のYouTube動画の編集も独り立ちできるようになる
・満足度の高いイベントを作り続けて、1万人規模のイベントを実現する
・さまざまなグッズを企画して、イベントの満足度や収益に貢献する
「誰かに何かを届けて、関係性を築く」ために、
これからもチームで長く続けていけるよう、がんばっていきます!
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今回は、第二新卒として入社してくれたさきさんにお話を聞いてみました!
さきさんの話を聞いて、「届けたい相手が見えている仕事」「関係性を大切にする環境」が当たり前にある職場なんだと、改めて感じました。少しでも「こんな働き方いいな」「気になるかも」と思ってもらえたら、ぜひ気軽に話を聞きにきてください!