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Nudge プロダクト開発チーム インタビュー|モダンな開発環境で、お客様に新たな金融体験を提供する

ナッジ株式会社、採用担当です。

当社は、スマートフォンを利用した次世代型クレジットカード「Nudge(ナッジ)」を発行するフィンテックスタートアップです。

社員はまだ十数名程度ですが、それぞれの分野で経験のあるメンバーがジョインしてきています。

今回は、プロダクト開発チームにインタビューしました。

ナッジの開発チームにはどのようなメンバーがいて、どんな特徴があるのか、また会社の雰囲気もよく分かる記事なので、ぜひ参考にしてください。


ーーインインタビューの自己紹介|ナッジ入社までにどんな仕事をしてきたか、ナッジでは何をしているか、聞かせていただけますか?

インタビュイー
・Phuさん
・真彩さん
・Yangさん
・(オブザーバー)沖田代表


Phu:
初めまして、ベトナム出身のNguyen Hoang Phuと申します。

大学卒業後に来日し、SBIグループに入社。決済事業のエンジニアとして、EC決済サービスや中国の決済サービス銀聯やAlipayなどの導入を担当しました。

SBI Ripple Asia(株)では、ブロックチェーンを使った国際送金に関する仕組みのインターフェイスエンジニアとして活動。

その後、欧州系保険会社を経て、約1年半前にナッジに合流しました。

ナッジではリードエンジニアとして、プロダクト開発の全体を見ています。

オーナー向けモバイル管理画面など、サービス開発の一部をベトナム等と共同開発しており、そのマネジメントも担当しています。


真彩:
用害真彩です。

私のキャリアは、新卒からずっとIT系スタートアップで、ナッジは3社目です。

1社目では、ユーザーサポートをしながらサービスの内容を知りつつ、最後はPMとして活動。2社目でも同じくユーザーサポートをしつつ、SQLを使ってデータ分析をしたり、toB対応を行ったりしました。

ナッジは創業メンバーでもあるので、就業規則や会社ロゴを作るところから始まり、ユーザーインタビューを通してどういうサービスにするのかを検討しました。

現在はチームが沢山できたので、PMとしてビジネスサイドの進捗管理をしつつ、開発のアドバイス、デザインやサービスの文言作成まで幅広く業務を担当しています。


Yang:
中国出身のYangと申します。

私はナッジの社員ではなく、パートナー会社の社員としてバックエンドのエンジニアとして働いています。

キャリアとしては新卒から8年間、金融系のシステム開発を担当し、当初4、5年間は銀行のシステム開発をウォーターフォール型設計で進捗に進める仕事からスタート。それ以降は電子マネーの会社やフィンテック企業を中心に、一部アジャイル型で柔軟に開発できる環境に身を置いてきました。

ナッジでは、アプリや利息計算などのインフラ側の開発を担当しており、弊社側の社員8名と、海外の協力会社さん含めると20〜30名のエンジニアをマネジメントさせてもらう立場で仕事をしています。


沖田:
ナッジ代表の沖田貴史です。自己紹介してもらった方、みなさん非常に優秀な方ばかりです。

Phuさんは、ベトナム最大の技術系大学を主席で卒業されたことで日本で就職する権利が得られ、初めに入社された会社で私と出会いました。Phuさんの社会人経験のうち1年半以外は、私とずっと一緒にいるんですよ。

真彩さんは、ナッジ創業のタイミングからジョインしてもらっていて、PM(プロダクトマネージャー)のバックグラウンドを持った上で、「0→1」のスタートアップも経験されています。

ちなみに、真彩さんはNudgeカードのメインターゲット、ペルソナそのものなんです。

ユーザー層に近いメンバーがプロダクト開発をしているというのが、弊社の特徴ですね。

Nudgeは一緒に開発しているパートナー企業がいるのですが、その企業にも若くして多くのチームを率いている女性エンジニアがいらっしゃいます。

このように、開発チームは、金融のバックボーンやスタートアップの経験を有し、かつNudgeカードのユーザーに近い若いメンバーで構成されています。


ーーナッジのサービスは、どのような魅力があると感じていますか?

真彩:
昨今、「推し活」が流行っていて、推しのグループには惜しみなくお金を使う熱狂的なファンも存在します。一方で、お金を貢ぐほどでもないけれども応援したいという層にはNudgeカードは使い勝手がよく、自分の消費行動が間接的に応援に繋がり、利用金額に応じて特典がもらえる仕組みはとても魅力的だと思います。ナッジの「クラブ応援機能」が最大の魅力だと感じています。

ファンメイクの一環で、提携カードを出しているサービスは他にもあるものの、クレジットカードに応援機能を付与し、普段の買い物でクラブを応援できるサービスはナッジだけです。

Yang:
私自身も推し活をしていて、少しでも応援できたらいいなと思うので、真彩さんのおっしゃるNudgeカードの魅力は私も同感です。

また、サービスの開発者目線で言うと、サービスやシステムに制限を設けることなく、お客様に喜ばれるものであれば出来るだけ早くリリースしようとする考え方が素晴らしいと思います。

そのため、開発環境も非常に柔軟で、エンジニアサイドも非常に動きやすく助かっています。

Phu:
最近リリースされた、NudgeアプリにNFTウォレット機能が搭載されたことにも注目して欲しいです。

これまでアプリにはクレジットカードの利用管理や特典の受け取り機能がありましたが、これからはクラブ特典で発行されたNFTを、アプリ内の暗号資産ウォレットで保管することができるようになります。

これにより、クラブオーナーとユーザーはNFTというデジタル資産をNudgeアプリを通じてやり取りでき、これまでの応援と特典の関係に、さらにエンタメ性を持たせることが可能となります。

また、NudgeのNFTはパブリックブロックチェーン「polygon」を使っているので、Nudgeアプリ外のウォレット、例えばメタマスク等に送付することも可能です。

新たな応援の形としてNFTをアプリ内で保管できることになったことで、今後Nudgeサービスが大きく飛躍するのではと期待しています。


ーープロダクト開発チームの特徴を教えてください

真彩:
ナッジの開発チームには、ナッジ社内だけではなく国内外のパートナー会社のメンバーも含まれます。

Phuさんがマネジメントするベトナムのチームとは時差もありますし、もちろん日本語も通じません。

それでも、ベトナムの方々は頑張って英語や日本語を勉強して私たちとコミュニケーションしてくれますし、プログラムをテストしながら逆にこうした方がいいなど、前向きな提案もしてくれます。

パートナー会社のインフラチームも「ロジックはこうした方が後で楽なのでそうしときますね」など、単純に発注者と受託者という立場を超えた、ナッジチームとしての一体感があるのが私たちの特徴です。

国も会社も違うけど、一緒に頑張りましょうっていう雰囲気がありますね。

Phu:
私がナッジに入社して思ったことは、プロダクト開発の自由度です。自分自身で開発したいサービスは自分でできるし、要件定義だけしてアウトソースチームに開発をお願いすることもできます。

またアウトソースするときも、完璧な要件定義書を作成する必要はなく、アイデアとやりたいことを説明し相談しながら開発を進めることができることがストレスフリーです。

沖田:
日本でもグローバル開発体制をとっているIT企業はありますが、異常に細かい要件定義書を作って業務を発注するスタイルが多いです。私たちのように、初めからグローバルにアジャイル開発できる開発体制をとっている企業は少ないと思います。


ーー開発で気をつけていることを教えてください

Yang:
私のチームでは、サーバー側でナッジの利息計算をしたり、決済に係る重要な部分を担当しています。

ナッジの場合、通常の銀行のようにウォータフォール方でガチガチの要件定義から開発が始まることはありませんが、それでも利息計算はどのようなロジックなのかドキュメントを一通り揃えて、後で第三者が見てもわかるようにわかるようにしていますね。

これにより、一定の品質を担保することができ、障害調査も容易です。

Phu:
利息計算は一番ロジックが難しいところなので、Yangさんには大変助けられていますよ。

バックエンド側の開発でもUXに絡むところがあるので、その部分のロジックはYangさんと相談しながら柔軟に対応することを心がけています。


ーーどのような時にやり甲斐を感じますか?

真彩:
私はクラブオーナーさんのライブ会場とかで、Nudge入会のチラシを配ったり、アプリの操作方法をお伝えしたりすることがあります。そこでは、ユーザーの生の声を聞くことができ、「アプリが使いやすいね!」「簡単だね!」とか、ポジティブな意見をいただけるんです。

また、TwitterなどSNSではカードを作られたユーザーの「カードデザインがカッコイイ!」「毎日使いたい!」という投稿も多く、そういうお客様の反応が頂けるととても嬉しくナッジの仕事にやり甲斐を感じます。

また、クラブオーナーからも、スポーツチームやお店などで「Nudgeカードで買い物してくれたよ!」などの連絡がナッジの営業チームに。それを社内チャットで開発チームにもリプライもらったりして、社内の横の繋がりを感じることができます。

Phu:
私は昔から「ものづくり」が大好きなんです。エンジニアなので、アプリやシステム開発はもちろん主体的に製作するのですが、ナッジのサービス自体も他の開発メンバーと一緒に創っていけることに、やり甲斐を感じています。

また、お客様のためになる技術であれば、枠にはまらず合理的に導入します。

開発言語の採用に関しても非常に柔軟で、バックエンドはGO、バッチはJava。データ分析ではPythonを使ったり。

Yang:
ナッジは、開発に使うプラットフォームに制限を設けないので、新しい技術を使いたいとなれば、それが合理的なのであればすぐに導入可能です。また、自分で作ったサービスがスピーディーに実装され世にリリースされます。このような環境で働けるのは自己成長を感じることができ、いち技術者として非常にやり甲斐を感じますね。


ーーナッジで、これからどんな仕事に取り組みたいですか?

Phu:
NudgeのアプリにNFTウォレット機能が追加されますが、ユーザーが手に入れたNFTを自由に売買したり、クラブの商品を購入できたりするナッジ独自のマーケットプレイスを作りたいですね。

物販に関してはNudgeカードが利用でき、NFTを持っているユーザーだけが購入できるグッズ販売を行うなど、応援文化にさらにエンタメ性を持たせることができればなと考えています。

真彩:
私は顧客データを活用して、サービスをより良いものにしていきたいです。例えばユーザーのニーズを確認しつつ「この施策を打てば利用率が向上した。」や、「この機能をリリースしたら返済率が改善した。」など、地道ではありますが、お客様にもっと感動いただけるサービスに磨き上げていきたいですね。


ーー将来ナッジをどのようにしていきたいですか?

沖田:
現在、ナッジのプロダクトはクレジットカードなのですが、将来的には金融分野にも広げていきたいし、ファンコミュニティーの形成にも貢献していきたいと考えています。

エンジニアチームはナッジの中核として、さらに高い技術と幅広い知見を蓄積したいです。

開発環境も非常にモダンにした上で、最新鋭のテクノロジーを駆使するものの、目的はユーザーに喜ばれるサービスを創ることにとことんこだわる。そんなプロダクトチームを作っていきたいですね。

Phu:
私も同感で、ブロックチェーンなどの新しい技術を使うものの、エンジニアの自己満足に終わってはいけません。ユーザーにとってより良いものを作ることが一番大事です。

決して技術ありきではなく、ユーザーが求めているサービスを実現するために、最も適したテクノロジーは何かを考え、そして必要な技術を自由に活用できるようなチーム。それが理想だし、同じ思いを持った方に来ていただきたいと思います。

Yang:
私は普段からメンバーの心理的安全性を大事にしていて、安心して発言できる環境を作るようにしています。メンバーが思ったことをしっかり発言でき、お互いに感謝し合えるような、風通しの良いチームを作っていきたいです。

真彩:
将来ナッジをどのようにしていきたいかという観点では、「気づいたら周りの知人がみんなNudgeをメインカードとして使っている」ような世界にできたら嬉しいですね。

まだまだNudgeは知名度も低いですが、さらにサービスレベルを向上させ、お客様に届くPRを行うことで実現可能だと考えています。


ーー転職活動中の方にメッセージをお願いします

沖田:
ナッジのプロダクト開発チームは、メンバー同士が尊敬しあっているし、ユーザーのことを第一に考えることができるエンジニアが集まっています。

入社を検討いただける方としては、技術力が高いに越したことははありませんが、是非私たちが目指す未来に共感いただき、ともに変化を楽しめるような素直な方に来ていただければと考えています。

真彩:
PMのポジションは、社内のさまざまなチームや外部の方々とも一緒に働いて、関係者の「架け橋」になるような存在です。とても楽しい仕事環境でもあるので、仲良くしていただける方を求めています!


ーーおわりに

いかがでしたでしょうか。

ナッジ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています。

少しでも興味を持っていただいた方は、お気軽にナッジまでご連絡くださいね。

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