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なぜ他社が給料が安いか教えます!給与明細に記載されていない、社会保険の半分を会社が払ってくれています 編

今までは、会社員の皆さん以外の部分に給与が安くなる原因がありますという形でお伝えしてきました。しかし、皆様は社会保険の半分を会社が払ってくれていることをご存じですか?

要するに皆様の給与明細に記載されている額以外に会社が払ってくれていますよ!という事です。目の前に見えていることだけに不満を持たず、社会人なので、色々と世の中の仕組みを知る必要もあります。

社会保険には、健康保険、厚生年金保険、介護保険(40歳以上65歳未満の社員のみ)、雇用保険、労災保険があります。この国に納めるべき社会保険料の半分を会社が負担してくれています。

例えば神奈川県で月の標準報酬額が30万の方は、厚生年金が54,900円です。そのうち、会社側が27,450円を国に支払ってくれています。

健康保険については、29,970円国に納めないといけませんが、そのうち、半分の14,985円を会社が国に納めてくれています。https://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/shared/hokenryouritu/r3/ippan/r30214kanagawa.pdf

これらの額は給与明細に書かれていない事が多いので、一般の会社員の方は、ご存じないことが多いのです。その為、「給与が安い」と言ってしまう事が多いのでは?と思います。クロテックのIT事業部で多い例を下記に記載します。

例:標準報酬額470,000 厚生年金全額:86,010円 会社支払い額:43,005円                                            健康保険全額:46,953円 会社支払い額:23,476円

二つだけでも66,481円を会社が払ってくれていることは、一般の方も意識しないと経営者側の思いとずれる可能性があります。これ以外にも会社は労災で2000円以上、雇用保険で1000円以上、40歳以上の社員であれば、介護保険を4000円以上会社が負担してくれています。ぱっと見でも7万以上を会社が負担してくれていますので、声をあげるならば、この辺りを頭に入れて、「給与が安いぞ」と声をあげたいものですね。

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