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外部APIからデータを取得しよう!

こんにちは! 株式会社アルシエで教育に関するサポートをしている岸本です。

今回は「外部APIからデータの表示方法」についてお伝えしていきます。

JavaScriptのFetchを使用して外部APIからデータを取得しよう

Web開発では、外部のAPIからデータを取得して表示することがあります。

JavaScriptのFetch APIを使用することで、これを実現することができます。

Fetch APIとは何か?

Fetch APIは、ブラウザーからリソースを取得するためのWeb APIです。

データを非同期で取得し、リクエストとレスポンスを扱うための強力な手段です。

Fetch APIの基本的な使い方

Fetch APIを使用するためには、以下のようにfetch()関数を使用します。

fetch(url, options)
.then(response => {
// レスポンスを処理するコード
})
.catch(error => {
// エラーハンドリング
});
  • url: 取得したいデータのURLを指定します。
  • options (オプション): リクエストのオプションを指定します(HTTPメソッド、ヘッダーなど)。

fetch()関数は、Promiseを返し、非同期でリクエストを行います。

その後、.then()を使用してレスポンスを処理し、.catch()を使用してエラーをハンドリングします。

外部APIからユーザーリストを取得して表示

以下は、Fetch APIを使用して外部APIからユーザーリストを取得し、HTMLページに表示するコードです。

// index.html

<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>ユーザーリスト</title>
</head>
<body>
<h1>ユーザーリスト</h1>
<ul id="user-list">
<li>Loading...</li>
</ul>

<!-- 別ファイルのJavaScriptを読み込む -->
<script src="script.js"></script>
</body>
</html>
// script.js

// APIのエンドポイント
const apiUrl = 'https://jsonplaceholder.typicode.com/users';

// ユーザーリストを表示する要素
const userList = document.getElementById('user-list');

// Fetch APIを使用してデータを取得
fetch(apiUrl)
.then(response => {
if (!response.ok) {
throw new Error(`HTTPエラー!ステータスコード: ${response.status}`);
}
return response.json();
})
.then(data => {
// データを取得して表示
userList.innerHTML = ''; // ローディングメッセージを削除
data.forEach(user => {
const listItem = document.createElement('li');
listItem.textContent = `ユーザー名: ${user.username}, メール: ${user.email}`;
userList.appendChild(listItem);
});
})
.catch(error => {
// エラーハンドリング
console.error('データの取得中にエラーが発生しました:', error);
userList.innerHTML = 'データの取得中にエラーが発生しました。';
});

このコードでは、Fetch APIを使用して外部APIからデータを取得します。

  • 最初に、APIのエンドポイント(apiUrl)を指定します。この例では、JSONPlaceholderというダミーのAPIを使用しています。
  • 次に、ユーザーリストを表示するためのHTML要素をJavaScriptで取得します(userList)。
  • fetch(apiUrl)を使用してデータを取得します。このリクエストは非同期で行われます。
  • レスポンスが成功した場合(HTTPステータスコードが200番台)、response.json()を使用してJSONデータを解析します。
  • JSONデータを処理して、ユーザーリストを動的に生成し、HTMLページに表示します。

エラーが発生した場合、エラーハンドリングのセクションでエラーメッセージを表示し、コンソールにエラーメッセージを出力します。

JavaScriptのFetch APIを使用すると、外部APIからデータを取得してWebページに表示することができます。

外部データの取得や情報の表示にでは、Fetch APIは非常に役立つツールです。


以上で、JavaScriptのFetch APIを使用した外部APIからデータを取得する方法でした。


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