こんにちは!
4/19(土)、20(日)にとんでもないイベントに参加してきましたので、今回はその様子をお届けしましょう。
執筆担当は坂口智美(サトミ)です。
ええ、どうしても書きたくて、人事の成美(妹)さんに懇願しました。
まず皆さま、ご存知でしょうか。
【糸島三都110キロウォーク】というウォーキング大会を。
制限時間は28時間。
糸島半島55キロのコースを2周、
110キロを寝ずに歩き続ける──。(しかも正しくは112キロらしい)
完歩率は47.9%という非常に過酷な大会です。
シェルパからは3名の戦士が参加してきました!
(真ん中の原君は気持ち上に配置して背の高さを表現しています。)
▶︎今大会は2度目の挑戦!代表の田島さん
いやほんとに、参加した後だから言えますがこの大会にまた出ようと思うのが物好きですね・・
▶︎シェルパ最年少(25)のスーパー運用マンの原くん
入社5日目、代表の誘いに二言返事で参加を決めた物好きですね・・
※シェルパは決して体育会系とかではないですからね
▶︎勢いで参加を決めてしまった、私 坂口(サトミ)
一度は経験してみたかった。物好きなんだと思います。
数ヶ月前から皆で気持ちを高め合い、ウォーキングに関する情報交換をしていました。
このスニーカーを買ったよ!とか、
雨具はこれを買ったよ、薬はこれを持っていくよ、とか。
靴下は皆、「ItoiX(イトイエックス)」の和紙の靴下で参戦です。
(結論 最強でした。全然ムレない、そして豆ができません!!!!)
もちろんシェルパカラーのオレンジです。ここでも愛社精神は忘れません✌️
この頃は不安なんてなく。むしろ体験した事のない未知の世界に、ワクワク感と自信さえさえありました。
果たして110キロを最後まで歩き抜くことはできるのか──。
スタート前、楽しそう。はしゃいでるやん。(この頃はね・・)
田島さんだけが2回目の参戦ですから、事の重大さを分かっている顔つきですね。(?)
最初のエイド(休憩地点)の【つまんでご卵】に到着したのは15:50──。
既に4時間が経っていました。
距離は17.6キロ地点。
1個目の休憩地点までが遠い。(笑)
太陽はカンカン照りだし、体力も持っていかれます。
でもまだ笑顔に余裕があります!
まだ・・(この時はまだ楽しかったんだ・・)
序盤はおしゃべりをしながら、遠足みたいに楽しく歩けていたんですよね。
55キロの間に4つエイドが設けられているのですが、各エイドには沢山のスタッフさんが居らっしゃって、食べ物や水分、お菓子などを配っています。
(※とあるエイドではバナナが配布されました。原君はシェルパで1番背が高いです。)
笑顔でお声をかけてくださるスタッフさん達が、沢山…。
頑張って!!ってこんなに言われる事って、社会人になって初めてかもしれない。声援がとても励みになり、笑顔で頑張れます。
さて、3箇所目のエイド・チェックポイント【空調技研工業】に着いたのは18:30頃──。
歩き始めから6時間が経過していました。
やっと30キロ地点。
思ったよりしんどい。
正直、舐めていました。
30キロなんて、普段歩く事ない距離じゃないですか。もちろん足にも大きなダメージがきています。足裏や膝に痛みもあります。
けれど精神的にはまだ元気!
今回の大会には知り合いの方や一緒にお仕事している方達も一緒で、
(同じエイドに原くんも居たのですが、写真には写っていませんね。書き足しておきます。)
みなで励まし合いながら歩けた事が、とても心強かったです。
暗くなった夜の時間帯のウォーキング。
いろいろな事が頭をよぎる──。
日が落ち暗くなると、真っ暗の夜道をひたすら歩きます。
街灯がない道もあるのでヘッドライトは必須です。
ひたすら黙々と歩きますが、開始からすでに10時間以上歩き続けており、段々と口数も減っていきます。
途中で雨が降ってきてしまい、体温と体力、気力を奪われます。身体も足もとにかく痛いです。
歩くスピードもだんだんと遅くなってしまう。
いろいろな事がチラつきます。
完歩したい。
リタイアしたくない。
でもこのまま、歩き続けられるのだろうか。
痛みに耐えれるだろうか。
まだ1周もしていないのにこの痛さ、辛さ・・・。
また同じコースをもう1周するなんて、人間可能なのか。
45キロを超えたあたりでは、何度立ち止まってしまおうかと考えたことでしょう。
痛い、痛い・・・
でも前にも後ろにも、自分たちと同じように頑張って歩いている人がいる。
キツいのはみんな一緒だ、そう思うと何とか歩き続けられます。
道中には、声援を送ってくださる方に沢山会いました。
ブルーシートを引いて、スポーツドリンクをコップに入れて並べて配っている方。家の前でお水やお菓子を配っている方。お庭のキンカン自由に取って食べてね、って看板を置いてくれている方。飴ちゃんを渡してくれる方…。
「頑張ってくださいね!」
「好きなだけ食べて、好きなだけ持っていってくださいね。」
「あなたたち、本当にすごいよ!!!!」
「完歩目指してね!!」
肯定的な言葉には凄まじい力が込められていますね。元気が湧いてきます。
ほかにも。
道の途中の横断歩道には警備の方が立っており、私たち参加者が安全に歩けるよう、誘導してくれます。
自分たちもとても辛い中だけど、この警備員さんはずっと同じ場所に立って何時間もライトを振り続けてくれている・・ありがたいです。
そしてこの大会、参加年齢の幅広さにも驚きます。
最高年齢はなんと79歳。
最年少は10歳だそうです。
確かに、海沿いで小学生くらいの女の子がリュックをからって歩いているのを見かけました。
朝方には大声で泣きながら歩いている人も見かけました。寝そうになりながら歩いている人もいました。
声をあげて泣いていても、目をつぶってしまっても、それでも止まらず一歩ずつ歩いていたのです。
この大会に参加して得られるのは、非日常感だけではありません。
経験したことのない辛さと同時に、周りの方たちの優しさや温かさ。パワーを感じられます。
(ありきたりな言葉で軽く思われるかもしれませんが、参加した人にはきっとわかる)
この大会に参加して良かった、と書きながら感じています。
さて長くなりましたが、
シェルパの戦士3名結果は──。
原君は55キロ地点、坂口は74キロ地点で無念のリタイヤ・・!😭
悔しい!!!!!!
本当にキツくて、
1週目まで歩いてスタートした地点に戻ってきた時、涙がちょろっと出ました。足が痛くてしばらく靴下も履き替えれませんでした😂
なんだろう、可哀想なのでモザイクかけてあげてもいいですか。
実は腰が痛くなるだろうと思ってコルセットを購入していたのですが、
そのコルセットのサイズが全くと言って合っておらず締まりづらく。
もうズボンがきゅーーーーんと引き上がり、ぴちぴちのブルマみたいになっていたそうです。
見栄はってSサイズなんて買うもんじゃねーな!!!
勉強になりました。
さて、残るは代表田島さんです。
結果は・・・
田島さん・・・・
\\110キロ完歩!!🏆🥇🎊㊗️//
大会2回目の参加にしてついに完歩です!!!
記録は26時間19分。
丸1日以上諦めずに歩き続けた田島さん…凄まじい強さです😭🏆
▼田島さん、完歩証を授与🏅
正直言って人が普通に歩ける距離ではありません!
仕事でも常にアンテナを張り新しい情報をキャッチし即行動にうつす代表・田島さん。
糸島110キロウォークでも先陣をきり1番最初の完歩者となりました🔥
さすがです!
※とても元気に見えますが、翌日はヨボヨボ歩きで15分の通勤路を45分かけて歩いて出勤していました。
3名みな完歩とはなりませんでしたが、糸島110キロウォークでは得られたものが沢山ありました。
シェルパは、仕事はもちろんですがイベントも全力で挑み!全力で楽しみます!!!!
ぜひシェルパで仕事も糸島110キロウォークも一緒に楽しみましょう。
※強制参加ではありませんご安心ください!
写真には載せていませんが、普段は車で走る糸島の景色を眺めながら歩くの楽しいですよ!(最初は)
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
とんでもないイベントだけど、